閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

生兵法

2017-07-11 07:33:49 | 閃き
歳を重ねる程に経験とは深まるものであるのは当然の事である

私の知る会社は、この深い経験をお持ちの方達が多く働く会社で、第2の人生の場で、ある意味未来の会社の姿であるとも感じている

経験すると言っても分野は広いために多岐に渡っているのだが、機械に詳しい方がちゃんといる

その方は実に何でも修理してしまう能力を持っている

電気系統ま勿論のこと、機械構造でも入手できる部品を利用して修理してしまう能力である

しかしながら時代は進歩している為に電子制御部分になると手が届かない所がある


仕事の話が合ってその会社に訪問したときに、その方からタイムカードの打刻機械の時計が狂っていて修正したいが出来ないと相談されたので、スマホで取説を覗いてその方法をその方に教えて時間の修正を終えた

その日の夕刻、その方から電話があり、何の原因があったのか知らないが色々いじっている内に打刻が出来なくなったという

流石にそれは私にも手に余ると考えて上司に相談するように助言したのだが、果たして何があったのかは一言も言われなかった

電子制御を使用する機械類は大凡どんな扱いをしても故障する事は無いように考慮してあるのだが、それでも打刻しなくなったのは不可解そのものである

子供がオモチャをいじくり廻して壊してしまうのと、大人がいじくり廻して壊すのは違うのではないだろうか

その方にとって今回の経験は大きな印証となって残ったに違いない

又1つ経験を重ねられたことであろう