閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

二重国籍についての所感

2017-07-18 20:40:32 | 閃き
民進党の代表である蓮舫が二重国籍について会見を開き、二重国籍であったことを認めた

テレビや新聞では、二重国籍であったことは故意ではなく思い込みの申告忘れが原因であり罪は無いという風潮が多く見られたが個人的には違和感があった


一番違和感を感じたのは、そもそも戸籍というのは一般に公開するものではないという理屈を前面に押し出していた点である

そのこと自体は異論はないが、ではなぜ蓮舫の釈明会見にこの点が必要なのであろうか

二重国籍であったという疑惑が取りざたされたことに対して、無罪であれば無罪であるとハッキリ言えばよいし、それを証明するために戸籍を公開する必要も無い

もし、疑惑が事件に発展すればしかるべきところが公の権限を発動して捜査を行い立件し、違法であれば検挙するだけのお話である


しかし、今回は二重国籍であったことを認めた訳だからその点だけを発表し謝罪すればよいのであって、何も戸籍に関する一部を公開する必要も無い

本来、疑惑であったことは、二重国籍のままで国会議員になったことであるはずである

日本は二重国籍を認めていない国であり、これに違反しているのであれば何らかの法的処理が課せられなければならないはずである

例えば、免許証の期限が切れているのを知らずに運転していた場合と同じで、本来更新手続きを行うのは個人の義務である

いくらついうっかりと言っても、失効した免許証で運転していたことを認めてしまっては法律は成り立たない

長い間二重国政でいた上に、国会議員になっていたことに対してもし、処罰対象であれば処罰されるべきである


学歴を詐称していた場合でも(これは故意であるから)議員辞職にまで追いやられた場合があるように、今回の場合も決して軽いものではないはずなのに、何故だかマスコミは故意でないから仕方がない、許してあげよう的な論調が多いのはおかしい

一刻も早く監督官庁において、この件に対して何らかの対応を公にして欲しい

その上で、蓮舫に対してなんらおとがめは無いと結論づけられたのなら、その時点でそう報道する事を強く求めたい