予算委員会閉会中審査

安倍総理の出席の下、衆参両院の予算委員会閉会中審査が行われた

この審議内容を見てみると、概ね加計学園問題は収束しそうだと感じている


安倍総理のハッキリしない答弁によって隠蔽していると詰めより、退陣に追い込みたい野党の攻撃は相変わらずの重箱の隅をつつく質問攻めで結果的に効果がでなかった

言い換えれば、詳しく審議して行けば行くほど事の詳細がハッキリし始め、阿部総理や内閣府、文科省、防衛省などの省庁の縦割り行政の権力争いともとれる弊害によってこじれているだけの事だと判ってしまった

仕方なく野党は安倍総理が加計学園が申請している事を認識した日時の違いに集中して不自然さを追求するという、残されたのはその点しか無くなった事が露呈してしまった


ここからは私の私見であるが、岩盤規制に穴を空けたいと考えた総理にとって手を挙げてくれる愛媛県や今治市は頼もしい味方である

そんな時に大学がどこも手を挙げてくれなかったとすれば、計画は頓挫するので、友人であった加計氏に協力を仰ぐ事は違法なのであろうか

加計学園にとって獣医学部の開校はどれほどのメリットなのかという点について誰も触れていないのが気に掛かる

加戸前知事の話によれば、造成までして招致しようとした大学がどこも賛同を得られなかったというのであるから、余程、美味しい話しでは無かったのではあるまいか

そんな状況でも何とか承諾してもらったとなれば、感謝する事はあっても、非難される理由など無い筈である

物事を片方側ばかりから見ていると穿った見方になってしまう


問題になっている石破前担当大臣の４条件にしてもそうだが、こんなに高いハードルをあえて乗り越えようと手を挙げる加計学園の他に、同様の希望校が存在したのか甚だ疑問である

それは京都産業大学の会見を観れば判るように、申請するためには相当な準備や計画の立案の必要があるのだ

前川前事務次官の話しによれば、石破４条件も加計学園にだけが対応出来る条件であったと発言しているがそんな筈は無い

その理由は石破４条件は岩盤を破ろうとする申請のハードルを高くして誰も超えさせないためのものだと野党でさえ言っている

ハードルを高くしたものの、それを乗り越えて申請してきた事に驚き、石橋氏が批判めいた発言をしているのはうなずけることであるし、民進党の玉木議員はその事に触れて石破前大臣を擁護する発言をしたが、まさに玉木氏が獣医師連盟の賛同者であり、同じ意向をもっているからに違いないことの証明である


抵抗勢力に立ち向かうためには知人友人などを総動員しても実現すると何故ハッキリ発言できないのか個人としては疑問である

良いか悪いか判らないが、これが小泉前首相だったら会見で、実はこんな抵抗があるから知人友人を総動員して突破しているところだと述べているだろう

これの裏側には忖度があるのは当然だし、それが優遇だと言うのなら加計学園の他に誰が協力してくれるのだと言い放つに違いない

あくまでも私見である

交渉力の不足

納入した商品の取付金具の位置がずれていた事が発覚して、お客様には大変な迷惑をお掛けしたのだが、実はこれには理由があった

多くのユーザー様では取付金具の相手側の金具には大きな遊びがあり、多少の融通があった方が無難であるという状況が存在していた

しかし、最近になってより安定したしっかりした商品を提供すべく見直しを行い、正規寸法に合わせた規格に統一してきた

その結果、わざわざズレた位置に合わせるようにユーザー様の金具を変更して調整頂いた場合、更なる不具合が発生してしまうという何ともやりきれない状況が発生してしまった

営業担当者は金具の位置が正規に戻った旨を説明したが、一度弊社の商品に合わせて調整したものを、正規に戻したといって再度調整し直す必要になった事について説得できないとして、元の狂った金具位置で納入するように申し入れてきたので、客先に訪問して説明する事になった

私と技術担当者の２名でユーザー様に訪問し、今回の規格の修正について謝罪をした後、対応について伺ったところ、ご担当者は意外にも正規に戻ったのであればこちらの金具を調整して正規に使用出来るようにすると述べられた

これに対して、更に謝罪と感謝を申し上げて会社に帰った


帰りの車中で営業担当者は何を話していたのかと話題になった

営業担当者の言っている内容と全く違った状況である

技術担当者との話では、おそらく営業担当者は当社の都合で変更したものなので、ユーザーに対して変更を依頼する事など言い出せなかったのではないかと結論づけた

我々が訪問して、金具位置を間違ったものに戻そうが、正規の位置にユーザーに変更頂くかという結果を人任せにしたのである

交渉力の無さに情けなくなったが、先輩の技術者は人は育てなければならないと私を諭した


この営業担当者は自分が困ると何でも人に振って責任を回避し自分が逃げ出している

それでいて施行成績は自分の実力だと嘯いている

担当の上司に何とか指導しろと伝えるのだが、一向に直らない

このまま昇進して無能な上司にでもなれば、有能な社員は辞めて行くだろう

教育は難しい

競技会のプレッシャー

忙中閑あり

天候の不順の合間を縫って、家事を済ませ、貴重な時間の中からゴルフにいった

所属するゴルフ場の月例競技である

ゴルフは久し振りであるが、結果を求めずに楽しむつもりで参加した


たまたまご一緒させて頂いた方々は、若く上り調子の方達で上位成績を残してランクアップを目指している

こういった方とのラウンドは緊張感の中にも自分の力を出し切ろうとするひたむきさが感じられて気持ちが良いものだ

前半を終えてご一緒した方の内、お二人が上位入賞、運良くば優勝の栄冠に近い所にいた

意識しないでといっても無理なはなし

私も経験があるが、緊張度合いも半端ない、ゴルフはメンタルなスポーツである


頑張っても結果が結びつくと決まっていない

緊張するほど力が入りミスに繋がる

ミスは起きるがどう対処するかが問題である

結果、一人は好成績を残し一人は落ちていった


結果は時の運とも言われるが、こうした経験を積んでこそ実力が備わるもの

それはゴルフだけでは無く、万事に通じることである

ポイント

先週、中国大連に行ったときに同行した若者について書いてみる

その若者は、若いと言っても４０台前半で今が最も旬と言っても良い歳頃である

そんな彼は父親の会社を受け継いで毎日日本全国を飛び回っている

国内を飛行機で移動しているのでマイルのクラスは最高クラスである

溜まったマイルは数十万マイルに及ぶという

宿泊の予約は大手サイトを使用しているので、そのポイントも数十万ポイントであるという

ポイントには期限があるから放っておくと失効して勿体ないと助言したが使い道が無かったのだという


そんな彼が計画していることは新婚旅行

奥様と結婚して以来、新婚旅行には行っていないという

そろそろ子供達も大きくなってきたので夫婦二人で新婚旅行へ出かけるのだという

今まで海外旅行の経験は殆ど無いので彼の計画は溜まったポイントを思いっきり使用した豪華なものだという


海外の航空券はファーストクラス

ホテルの宿泊は５つ星ホテル

一見凄いお金持ちの旅行だが、すべてポイントで賄う

これは一生懸命に働いてきたご褒美である

先に旅行へ行って、代金をローンで支払う事と比べれば、大きな違いである


この様な話しは以前も聞いたことがある

マイルに積算できるクレジットカードをなるべく使用してマイルポイントを溜めて、家族で海外旅行へ行ったというもの

同僚達との飲み会の代金も彼が集金してカードで支払いポイント化する

ちょっとセコく聞こえるのだが、これも必死の苦労の一部


兎に角、先に苦労があり、後でご褒美が頂戴出来る順番こそ当たり前であることを知らされる事例でした

梅雨明けと水不足

梅雨が明けたと報じられた

しかし、九州地方の集中豪雨を除いては空梅雨といったイメージ

今年も既に水不足が報じられている


以前にもブログに書いたが、梅雨と言えば毎日毎日シトシト降る雨に嫌気が差していた記憶である

洗濯物は乾かないし、気温が上がればジメジメベトベトであった

異常気候なのであろうか、毎日が猛暑日である


毎日の生活だけでは無く、農作物や工業でも水は重要である

兎に角、水瓶に雨が降って欲しい

夕方にザーッと降る夕立位では、庭に水を撒いたようなもの

一時しのぎにはなるが、水瓶に溜まるほどでは無い

台風や集中豪雨の様に降りすぎても困りもんだが、水は大切である

その内、節水が話題となり、風呂の残り湯の活用だとかが話題に登るようになる

ひょっとすると風呂の残り湯を飲料水に変えるグッズも紹介されそうである


歳を重ねてみると、海や河で泳ぐ事が皆無になった

マリンスポーツに親しんでいなければ、プールすら行かないだろう

仕事をリタイヤしたら、１から泳ぎを正式に習ってみたいと妻に言ったことがある

泳ぎは妻の方が遙かに上手なのである


将来、異常気象の影響で、深刻な水不足にでもなればプールさえも利用できなくなったら夢は破れてしまうと心配している