今日は立春、暦の上ではなどと言わなくとも昨日までは春だった。
なにしろ21度もあって4月下旬頃の陽気であったという。
この立春を前に江図湖の畔や、近くの河原から古里の川までうろついて、ネコヤナギの芽吹きを写真に撮ろうと走り回ったがお目にかかれなかった。
きっと時期がもう少し後になるのだろうと諦めた。
ところがどうだろう、今朝の朝刊の一面にネコヤナギの写真が掲載されていた。
場所は先日私も歩き回った江図湖の畔とある。
バックに歩く人が映っているところをみると特別な場所ではなさそうだ。
さすが新聞社だなと思う。
ちゃんと季節を表すに適切な植物の生息地を掌握して必要なときに撮影・掲載できる準備をしているのだろう。
少し残念な気持ちで窓の外を眺めると、鉢植えの「庭梅」の枝から新芽が芽吹いているのが見えた。
ちゃんと我が家でも春の芽吹きは確実に始まっていたのだ。
それに玄関に待避させていた花々も蕾が開いて満開の状態で香りが漂い始めた。
暖かかった昨日はPM2・5を含む大気汚染物質の飛来で、近くの里山も見えないほどだったが、立春と共に訪れた寒波の襲来で寒い朝を迎えた今日は空気も澄んで山もくっきりとその姿を見せている。
さてと・・・「この頃は地球規模だね春霞」
三寒四温や春の贈り物の飛来物に一喜一憂しながら、遠くない本格的春を待つことにしよう。