沢山の猫たちに逢えるスポットに行くと、既に思い思いの位置どりで寛いでいる姿が目に入ってきた。
近づいてカメラを向けても一向に頓着せず毛繕いに余念が無い。
猫の舌はカメラ的には可愛いが、実際にはザラザラとして確かに毛繕い向きだといえる。
猫の仕草の面白さの一つにこの毛繕いの動作があって、変わった事が起きたときなど先ず警戒のため姿勢を変えるのでは無く、そのままの態勢で動作を止めて確認することが多い。
勿論本当に危険なら逃げ出すが、様子見による判断待ちの場合はその姿勢はずっと続けられることになる。
私などが考えると、その上げた足くらい降ろしたらどうかと思うのだが・・・。
動作一つにも省エネの精神がしみ込んでいて無駄な動きはしたくないらしい。