カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

屋根の上の猫物語(9)

2015-07-19 09:54:41 | 日記
 「故事ことわざ辞典」なるものを借りてきて開いて見た。

 大きな文字というのがポイントで借りたのだが、故事ことわざの類は中国を発祥とするものが多いので極端に難しい漢字が多く、ルビを見ないと読めない。

 ところがこのルビが極端に小さいので虫眼鏡がいるということで、何のための大きな文字の本か分からなくなった。

 

 「故事ことわざ辞典」金田一秀穂(監修)成美堂出版(刊)

 一つの故事ことわざには、必ず相反する故事ことわざがあって、自分に都合の良いものを採用すればいいようだ。

 「三度目の正直」は「二度あることは三度ある」という具合。

 猫に関するものを見てみると、動物の中で猫が一番多い。

 

 「猫にカツオ節」「猫に小判」「猫の手も借りたい」「猫の額」「猫の目のよう」「猫ばば」「猫も杓子も」
 「猫は三年の恩を三日で忘れる」「猫もまたいで通る」「猫を追うより皿を引け」「猫を被る」などなど・・。

 まだまだ沢山あると思うのだが、身近なところで生きているがゆえに細かいところに気づくということだろう。

 

 隣の屋根の猫の親子は、一昨日にはオス猫も加わって、にゃ~んにゃ~んとちょっとしたセレモニーがあった。

 その後、シーンと静かになって昨日も静かな状況が続いた。

 この頃聞くことも少なくなっていたスズメの囀る声も聞こえ始めて、いよいよ一家をあげて旅立ちかと、嬉しいようなちょっと寂しいような気分にさせられた。

 ところが、今朝になって母猫が鳴きながら現れて、どうやらまだ在宅らしいことが判明した。

 しかし、あんなに屋根の上で遊んでいた子猫の姿が見えない。

 猫の親子の物語は急展開の予感がして、屋根を見上げる回数が増えてしまった。

 にほんブログ村 オヤジ日記ブログへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする