カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

定番になりそうな野菜と葉書の葉

2019-12-26 19:30:47 | 日常あれこれ
 会場の都合で今年の謡納めは、例年より遅くなってしまった。

 去年の謡納めの日には、字を書ける木の葉に「よいお年をお迎えください」と書いて皆に配った人がいた。

 「去年頂いた木の葉は、そのまま保管していたら今でもちゃんと字が読めますよ。葉っぱは少し枯れた感じですけど・・」

 と言ったら、大いに喜んでくれた。

 「実は今年も・・・」等と言いながら、去年と同じように皆に同文の木の葉を配りだした。

 と、ここまでは去年と同じなのだが、今年は更にパワーアップしていた。

 

 「どうぞお使いください」と、沢山配り始めたのだ。

 辞退する人もいて、結局私がそんな人たちの分も頂いて帰る羽目になってしまった。

 葉の裏側に、インクの出なくなったボールペン等で文字を書くとやがってだんだん色が濃くなってくる。

 今年は喪中のハガキを出していて、どこにも年賀状も出していないので、この葉っぱに「よいお年を・・・」と書いて渡すのもいいかも知れない。

 取り敢えず、今年最後の一唸りをしていたら、電話が掛かってきた。

 練習場から一旦部屋を出て、電話に出ると小・中学校からの同級生からだった。

 「近所まで来たから、今から家に行く」というので、謡曲を唸っているから当分帰れないと答えると「奥さんは居るだろう?誰か居ればそれでいい」という話だった。

 2時間ばかり練習して、家に帰ると玄関のドアの前に野菜が段ボールの箱からはみ出すほど置いてあった。

 

 相方はというと、重すぎるのでそのままにしておいて、私の帰りを待ったのだという。
 
 このシチュエーションも去年と全く同じだ。

 去年は相方の親戚筋が、電話をくれたかと思うと山のように野菜を置いていった。

 去年と今年で違うのは、去年の野菜は畑から採ったばかりでまだ土が付いていて、外の水道で水洗いするとことからの作業だった。

 相方が下山途中にスライディングをして骨折し、この冷たい師走の風の中で私が外の水道で野菜を水洗いしたのだ。

 今年は、幸い水洗いなどは終わっている野菜だし、段ボールの下にはピーナッツだの、干し柿だのお菓子だのが忍ばせてあった。

 竹馬の友にしては、なかなか芸が細かい。

 私が帰って来るまで待っていてくれたら、「毎年どうもありがとう!来年もよろしく!」と木の葉に礼状を書いてやれたのだが・・・。

 「取り敢えず冬は定番鍋と酒」・・・・しろ猫

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