カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

春は曙、暮れは夕日

2019-12-29 14:36:47 | 日常あれこれ
 現役の頃は28日が仕事納めで、早々に家路についたり道草を食ったりしていた。

 ところが最近は、24日が最後の仕事で25日からは休んでいますよ、などと驚かされることもある。

 去年までの天皇誕生日が23日だったので、その名残りかもしれないが・・しかとは存じ上げない。

 本当は例年28日に、正月飾りとか墓参りなどは済ませていたが、今年は喪中でもあるので、お飾りはやめにした。

 ただ墓参りだけは30日にすることになった。

 29日は日が悪いの、カラスが供えた花を引っ張り出すからギリギリが良いのと理由はそれなりに・・・。

 

 柿の産地でも、野鳥のためにかどうかは知らないが、枝先に数個は残した柿が赤く夕日に輝いている。

 ただ沢山の実をつけたまま放置された畑も多いので、カラスも餌には困らないようで、さしずめお墓の花はちょっとした遊びなのだろう。

 年の瀬は夕暮れが良く似合う。

 

 葉っぱが落ちた後の枝ばかりの木々は、こんなにも枝が重なり合い混み合っていたのかと気づかせる。

 

 一年を振り返ってみても、殊更特別なことも思い出せない。

 子供たちが小さい頃は、年齢に応じ場合に応じ、嫌でも印象に残ることが発生していたものだった。

 「平々凡々日付は要らぬ日記帳」という句を投句したことがあるが、まさにそんな一年だった。

 句会や彼方此方に投句した句を記録しているが、その句を見れば詠んだ時の気分が少しはよみがえってくる。

 1月:「目出度さに無神論者も初詣」 3月:「清貧はことさら言うと嘘になる」5月:「精神の住処は人に教えない」
 7月:「朝露は星の雫で出来ている」 9月:「いい人をやめて明日が気にならず」12月:「死亡欄見ているパンを食べながら」

 ま、おしなべて平均的な一年だったということで・・・。

 「デパートで揃う程度の幸福度」・・・・しろ猫

 さて、お後はネズミがお待ちのようで来年は。

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コメント
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