昨日夕方から着付けの練習に出掛けた相方が、藤の花が咲き始めていたと言う。
仲間からのメールで庭を覗きに行ったら、咲いていたらしい。
では、ということで、歩きに行った際に河川公園にある藤棚を見ることにした。
(藤の花)
まだ、咲きかけで房もぶら下がっておらずに、上を向いて咲いている。
ツツジと同じでこれから本格的な開花の時期に入るのだろう。
一輪咲くごとに喜んでいた梅の、その後も見に行ってみた。
(梅の実)
梅は、柔らかい産毛のようなものに包まれた実を沢山付けていた。
季節の巡る早さを実感する。
(レンギョウ)
(ハルジオン)
(八重桜)
普通のソメイヨシノは、少しの風でハラハラと花びらを落としているが、八重の方は盛りを迎えようとしていた。
葉っぱがもう少し大きく成れば、桜餅の材料になりそう。
ちなみに相方は、桜餅に関してはチトうるさい。
時期遅れの花見が、彼方こちらで行われていたが、その中で男ばかり4人の極めて静かなグループを発見。
(静かな男性4人)
桜の下でシートを広げ、野菜や果物などを入れる篭を椅子代わりに使用。
静かというか、まったく会話もなく無言の状態を続けている。
よく見たら、向かい合った2組の中央には野菜篭に碁盤が乗せられていて、熱戦の真っ最中。
食べ物など見当たらないところをみると、完全に囲碁のための場所と時間。
これがコロナ禍でない、例年の花見の時期ならうるさくて思考が定まらないことだったろう。
とんだ静かな花見で(と言っても上は見ずにもっぱら碁盤だけを見続ける)良かったといったところ。
季節も変わり、花も変わり、花見のスタイルも変わってしまった。
「季も花も花見も変わるコロナ風」・・・しろ猫