カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

二正面作戦を展開する猫

2019-12-13 19:56:04 | 日常あれこれ
 さすがの隣家の猫も、防虫ネット作戦には参ったらしく、場所を変えて小ねぎを植えている別な場所に用を足し始めた。

 相方の情報どおりで、古い簾で防護していた隙間を狙っての犯行だった。

 簾の敷き方を変え、空いた地面に剪定した小枝を突き刺したり、ヒイラギの葉っぱを裏返して棘の方を植えにしてばら撒いて置いた。

 24時間経過したが、その後猫が侵入した形跡はない。

 作戦は成功か、はたまた別な場所にトイレの位置を移しただけなのか・・・。

 元々我が家の庭では、おシッコ以外はしたことのない猫で、ウ〇コは自宅の猫トイレでしているものと思っていた。

 

 ここまで妨害されると、内心忸怩たる思いなのだろうか、玄関ドアの前で事後の構想を練っている様子。

 この玄関の先にある柱が、猫の爪研ぎになっていて猫の背の届く範囲より下の部分は柱がガリガリ君状態になっている。

 この柱は猫の爪研ぎに具合が良いらしく、我が家の「しろ君」も生前は盛んにガリガリやっていた。

 

 我が家の猫がそういう状態だったので、隣の猫が爪を研ぎたい気持ちは理解できるが、地震でただでさえ弱っている柱なので細くなるほどガリガリは困る。

 そこで柱の周りに、植木鉢を置いて妨害作戦に出たのだが、植木鉢の草花の上を背伸びして手を伸ばしてガリガリと・・・。

 叱られても反省する素振りばかり・・。

 

 呆れて家に入ろうとしたら、「入れてくれ」といった感じて閉まるドアを見つめていた。

 引っ掻いたり噛みついたりするくせに、こういう頼みごとの時は可愛らしい顔もして見せる芸を持っている。

 「駄目だ!自分の家へ帰れ」と言いながらドアを閉めてやれやれ。

 

 帰ったかなと思って窓から庭を覗いたら、窓際に置いている腰掛の下に待機しているらしく、尻尾が見えていた。

 ウ〇コとガリガリの2正面作戦を仕掛けられて、防戦一方の昨今だが起死回生の珍案を案出しなければならない。

 持久戦から講和を結び、平和条約までもって行くにはかなり時間がかかりそうである。

 「猫かぶり」「猫だまし」「猫ババ」「猫に小判」とかなり手強い交渉相手ではある。

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