カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

AIと人間の関係

2018-06-29 10:02:08 | 人声人語
 AI(人工知能)という言葉を頻繁に耳にするようになった。

 もっぱら自動運転や、労働力不足を補うための産業・経済活動分野への活用という視点で語られることが多い。

 日本のロボット技術は優れているということで、二足歩行のロボットや犬型の愛玩用ロボットなどがもて囃された。

 

 しかし、わたくし的には福島の原発事故の対応において、人が立ち入ることも出来ないような場所への調査に使えるようなロボットは日本に存在せず、結局アメリカから取り寄せた環視・調査ロボットに頼ることになった無力感が今もある。

 一年前にAIに関する本のことをブログに書いているが、その後時代は飛躍的に進んでいるようだ。
AIと人間の未来
 AI(人工知能)という言葉が最近盛んに聞かれるようになった。 将棋や碁でプロ棋士を負かしたとか、車の自動運転とかで俄に現実味をおびた話になってきたようだ。  「人工知能......

 ただ、人間を超えるAIは出来るかということで、機械学習の専門家と人工知能の専門家の間で限界説が別れているようだ。

 

 私は、猫型や犬型ロボットなどで癒されると喜ぶ人達を見ていると、少し空しいような気持ちにさせられる。

 本物の猫や犬は、沢山の難題を突きつけてくるし、病気もするし必ず死に直面する。

 

 それに、AIは人間の知識や身体の神秘を超えることは出来ないかもしれないが、人間を誤った方向に導く手段としてなら使えることを、愛玩ロボットや受付ロボットが立証しているような気がするのだ。

 兵器として戦場に登場するばかりでなく、平時から静かな目に見えないむしろ好ましい対象としての仮面を被り、私達が日常何気なく(食事時でも)見続けてしまうテレビのCMのように、価値判断を経済にのみ求めてしまう生き方を無意識にしてしまっていることにすら、気づかないように・・。

 私達はもっと意識的であるべきなのかも知れない。

 
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2 コメント

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Unknown (なすび)
2018-07-01 19:53:07
何事も疑ってかかるのは悪いことではありません。
マスコミのプロパガンダは酷いですからね(笑)。

AIを特別視する必要はないです。
少し賢いコンピュータと思えば十分でしょう。
システムの仕事を30年やって来た私の実感です。
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こんばんは (しろ猫)
2018-07-01 23:32:43
ですよね。
ちょっと書きようが大袈裟に過ぎましたかね。
騙されやすい日本人ですが、AIが相手となれば騙されにくい賢い国の人もいそうですしね。
スミマセンねえ、煩わせちゃって。
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