カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

目には青葉、憲法記念日は五月晴れ

2021-05-03 15:06:27 | 人声人語

 朝方は10度を割るような気温で薄ら寒かった。

 しかし日中は、五月晴れのサンプルのような空模様になった。

 朝から、新聞雑誌などの資源ゴミ出しと、コイン精米機での精米を頼まれた。

 お米を投入して、出来上がるまで道の向こうの神社の木々を見上げる。

 

 抜けるような青空で、五月晴れのサンプルにしたいような天気。

 木々の緑を見ると、「目には青葉山ホトトギス初鰹」の句が直ぐ思い浮かぶ。

 山ホトトギスは子供の頃は、よく聞いていた。

 「テッペンカケタカ」と鳴いているのだと、そのうち本で読んで知ったが・・。

 初鰹は、粋がった江戸っ子には必要不可欠な食材だったと古川柳。

 ホトトギスの声も、初鰹もこの頃はとんとご無沙汰。

 その分、目には青葉なら自宅の庭にも溢れている。

 

 タケノコだった鉢植えの黒竹が、4~5本スクスク伸びて葉っぱを広げ始めた。

 幹が黒くなった古い方の竹も、新葉が少し見え始めた。

 七夕の頃は、笹の葉がサラサラになる予定。

 

 青葉のモミジも、一年で一番清々しく美しい季節。

 葉っぱを愛でる植物はいろいろあるだろうが、今頃の青葉のモミジが好きである。

 横のサツキも、鉢植えの頂き物の一株を地植えにしたらドンドン大きくなった。

 

 緑に日の丸はちょっと良い感じ・・。

 今年は、どういうわけか、一輪も花が咲かなかった。

 庭のツツジも1~2本が満開になった程度で、殆どの株が咲かなかった。

 

 徹底的に、目には青葉だけで楽しんでくれと言わんばかり。

 こんな咲かない年は、地震で瓦礫に埋もれてしまった時以来。

 瓦礫も除去したら、次の年からはきっちり咲いてくれたのだが。

 今日は憲法記念日で、大型連休も中盤の佳境といったところ。

 外での行動も思うようにいかないので、憲法でも勉強してみるか・・・とは、なかなか。

 

 日本の憲法だけではなんだから、世界の主要な国の憲法も読んでみるかと文庫本を買ったが、頓挫中。

 アメリカ、カナダ、ドイツ、フランス、スイス、韓国、ロシア、中国そしてトリは日本。

 アメリカとカナダの27条あたりまでは、赤線が引かれているので読んだことがあるのだろうが、覚えていない。

 パラパラと拾い読みしたところでは、印象に残っているのはスイス連邦憲法(1999年4月18日制定)の前文。

 一篇の詩を読むような流れで、すんなり読めるが特に最後あたりが心に残る。

 「・・・・自由を行使する者のみが自由であるということ及び国民の強さは弱者の幸福によって測られるということを確信し、次のとおり、憲法を制定する」と前文に記されている。

 日本国憲法も、なかなかの名文(迷文)だが、スイスも決めるところはきっちり決めている。

 時代にマッチさせるための試みがなされている。

 憲法を弄ぶなどもっての他だが、古典にしない努力は必要だろう。

 「憲法は基準値なのか目標か」・・・・しろ猫

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