カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

軍艦島に上陸(長崎ミニ旅行)

2018-09-12 19:11:27 | 旅行記
 長崎に1泊のミニ旅行に行った。

 47都道府県全部を訪れるという目標を立て、関東地方の5都府県を残しほぼ達成している。

 関東地方に関しては、宿泊日数の関係でもう少し後になりそうなので、今年は九州地方で行きそびれていた島に1~2泊くらいの日数で何カ所かミニ旅行に行くことに決めて、実行中である。

 端島(軍艦島)は野母崎の方から海上遙かに望んだことがあって、いつか行ってみたいと思っていた島である。

 今回は、テレビの番組に、軍艦島を世界遺産にと取り組んで来られた人が出演されていて、「明治日本の産業革命遺産」として、世界文化遺産に登録されるまでの苦労話などをされていたが、その「軍艦島を世界遺産にする会」の会員または理事長がガイドとして詳しく説明してくれるという「軍艦島上陸ツアー」に参加した。

 

 出発は「常磐2号桟橋」という小さな桟橋で、クルーズ船も他の幾つかあるクルーズ船より小さい。

 集合予定の時間には相方と私とを含め10名前後しかいなかったのだが、出港の時間間際にどんどん集まって来てあっと言う間に満席になってしまった。

 

 ここに映っているのは半分に満たない人で、殆どはエアコンの効いた船室にいるが、どうしても風景が見たかったので上部の席に陣取った。

 薄曇りで極端な夏日でもなかったので、比較的すごしやすい一日だった。

 
 (端島:軍艦島を西側から・・)

 軍艦に見えるポイントはこの方向からが一番らしい。

 台風などの高波などを防ぐため防波堤が高く、建物もアパート等も軒を連ねているが、反対側は波が比較的穏やかで堤防も低く、波止場や貯炭場・積み出し施設など炭坑関係が主体なので東側はイマイチなのだとか。

 私的には昔の軍艦はいざ知らず、今の自衛隊の護衛艦などだったらシルエット的にはむしろ東側からの方が似ているような気もしたが・・・。

 
 (アパートや商業施設)

 最盛期には、南北480m東西160mの小さい岩だらけの島に、建物が建ち並び5300人からの人々が住んでいたということであった。

 映画館・デパート・パチンコ・小中学校・その他厚生施設なども充実し、人口密度は日本一という話。

 私も子供の頃、たまたま見た写真のアサヒグラフで、島の生活を伝える写真記事をみてその生活が近代的で日本離れしている事に驚いたことを覚えている。

 海側のアパートもガラス窓のある場所は部屋ではなくて、暴風雨・高波から少しでも被害を軽減するためすべて廊下になっていて、その内側に玄関ドアをつけてあるという。

 
 (船着き場)

 船着き場が整備されていて、少し足元が揺れる状況のなか上陸した。

 両手を使える状態にして、船内移動や上陸動作をして欲しいということで、カメラ等の操作は出来なかった。

 波が荒い時などは以前の島民は小型船に乗り移り、クレーン状のものに縄ばしごが付けられたものを必死で掴んで上陸したらしい。

 それでも、そこが自分の住まいだという意識がとても強かったという。

 上陸後の事は、また明日以降に・・・。

 
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