予報では、午前中雨の確率50%程度で午後からは曇りがちという話だった。
雨の午前中に散髪を済ませ、買物を済ませて午後雨が上がったら歩きに出るつもりだった。
散髪までくらいは予定通り進行したが、買物あたりで車のフロントの雨粒が大きくなった。
話が違う!
(午後の空)
男心と春の空。
女心より遙かに変わりやすい。
それでも、随分明るくなったし、雨脚も見えないので西側の駐車場で確認する。
(駐車場の水溜まり)
雨脚が見えないような場合、西側の駐車場の水溜まりで確認するのが癖になっている。
映り込んだ電柱が揺らいだり、どんな小さな雨粒でも小さな波紋が広がるのが見える。
暫く待つうちに急に世の中が明るくなり、日の光が射し込んできた。
見かけ上はすっかり晴れたような感じに見える。
またもや、水溜まりを確認すると小雨の小さな輪がポツリポツリと。
確認と諦めを繰り返して、ようやく降らないことを確認して歩きに出る。
ただし、遠方には行かないで近間で済ますことに・・。
他所様の庭など眺めながら・・。
(幹を切られ残った小枝に咲いた梅)
幹の本体部分はほとんど切られて、辛うじて残った小さな枝に花を咲かせていた。
梅切らぬ馬鹿と言うが、ここまで切るのはちょっとやり過ぎでは?・・などと。
(空き家の庭の梅)
震災以降更地のままの庭に、樹木だけが残された土地は多い。
このお宅は、家は無事だったが誰も帰ってこない。
転出されたか、施設などに入所されたのか、垂れの梅だけが場違いな美しさで咲いている。
(ピンクの垂れ梅)
このお宅も、完全な更地になって残された梅だけが花を咲かせた時期もあった。
2年程前に自宅を再建されて、梅の花も元気に咲いている。
もう1本白梅があって、両方の梅が咲き揃うと見事な風景が展開するのだが、今年は白梅はまだ咲いていない。
私の町中コースでも、個人のお宅では一押しの梅の花である。
さてさて、不安定な空模様なので今日は早々に引き上げる。
「自分より生きる庭木の枝を切る」・・・しろ猫
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