昨日までの霞が幾分か弱くなってて里山も見やすくなっている。
この頃歩き過ぎに注意しましょうということで、6000歩を基準にウオーキングを縮小している。
今日は久し振りに田んぼコースをフルコースで回って見た。
▲(田んぼコースと里山)
昨日より里山は幾分スッキリしている・・・ような気がした。
田んぼコースへの降り口の直ぐ横を用水路がある。
▲(用水路の向こう側の擁壁)
稲刈り前には満水状態で流れていた水も、可動堰が開かれて川の水が入らず流れは自然の湧水のみ。
満水状態の頃登ってきた「カワニナ」が急激な水位の変化に追随出来なかったのか沢山の貝殻が転がっていた。
▲(ビニールハウスの骨組み)
此方の田圃はビニールハウスで野菜を栽培していたのだが、もうここ数年は何も作っていない。
雑草が茂っていて再開の見込みもなさそう。
高齢化や後継者の問題なのだろう。
▲(ほうれん草の露地栽培)
こちらはハウスに頼らずほうれん草を露地で栽培している。
▲(麦を植えた田圃)
昔は麦と稲の二毛作は当たり前に見られた田舎の風景だった。
今は冬場麦を植える農家は少ない。
麦踏み等と言う言葉は死語に近い。
▲(耕した田圃)
冬期に何を植えるわけでもないが、田起しをするのが普通に行われていた。
害虫の駆除などが主目的だが、この辺りではジャンボタニシの土中での越冬対処の意味合いが強い。
南方由来のジャンボタニシは、戦後食用として導入されたが今や駆除対象生物。
寒さに弱いので冬の田起しはとても効果がある。
▲(田起しをしない田圃)
冬場の田起しをしないまま田植えの頃まで放置される田圃の方が圧倒的に多い。
これもまた兼業や高齢化など手が回らないのが実情だろう。
農家の経営は、米の多少の値上がりで改善するほど単純ではない。
▲(群がらす)
まだカラスが群れている間は、春が遠いということだろうか。
それとも、もうすぐ群れの解散が近いと話し合っているのだろうか。
▲(菜の花)
枯れた草の中に所々に緑の葉っぱが見えるが、花が咲いていたのは今日のコースではこの一株だけだった。
茶色っぽい田んぼコースのなかで緑を見るとほっとする、ましてや黄色い花まで・・
来週は寒波がやって来るらしい。
梅の開花は当分先になりそうな気配だ。
・・・・・
さてさて階下から電話が来た。
ホットケーキが焼けたらしい。
テレビの「団地の二人」のシーンの影響で急にホットケーキなのだ。
窓から見る里山も霞が晴れて、スッキリ見え始めた。
「日脚伸ぶ伸びた分だけ伸ぶコース」・・・しろ猫
ごちそうさま
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