Pinch of Spice ~from spice kitchen~

rincoとchico姉妹のマイペースブログ♪お互いジャンルは違いますが「食」の道を進んでいます。

ボランティアを通して

2010-08-19 00:15:00 | その他
【chicoの独り言】
学校で「人」と言う字を習った時、先生がこう教えてくれました。支え合っているのが「人」だと。支えとは家族だったり、最愛の人だったり、仕事だったり、誰かの言葉だったり・・・。その時々で違うこともあるでしょう。人は支えを失うともろいものです。また、信じることも同じ。自分だけの何かを信じて立ち向かう姿が私は大好きです。信じることは勇気を与えてくれます。信じる事が出来る人は強い。そして、誰もが誰かにとって必要とされている存在であると私は思っています。自らその権限を放棄さえしなければ・・・。それを実感できるのはほんの数回かも知れません。なかなか巡りあえないかもしれません。しかし、自分は必要とされている、そう信じる事が大切なのではないか・・・。そう信じている限り、必ずどこかであなたを、あなたの何かを必要とされているに違いありません。


こんにちは。Chicoです


今日は15年来の友人二人と会いました
内、一人は千葉に嫁いでいるので、年に1~2回、彼女が帰郷した時に
会っています。


知り合った頃はお互いにまだまだ若くて、結婚なんて遠い話・・・
だったのに、今ではそれぞれの育児のことや習いごとの事など
随分話題も変わりました。


変わっていないのはそれぞれを思う気持ちと自分を大事にしているという事


私たちは養護施設に出入りするボランティアを通して知り合いました。
年齢も仕事も趣味も性格も何もかも違う私たちですが、
ボランティア仲間なので、価値観はその頃から似ていたのかもしれません。


私はこの活動で・・・と言うより、ここで出会った仲間のお陰で、
随分視野が広がり、貴重な経験をすることができました。
年齢や職種に関係なく同じ仲間として付き合えるのはとてもいい機会でした


その頃、活動をしながら強く思っていたことがあります。
人は誰かの為に何かをすることって大事なんだな・・・と言うこと。
自分の為にも


仕事や人間関係で落ち込んでいる時、
養護施設で子供たちと遊んでいると、凄く元気が湧いてくるのです
その子達に必要とされている・・・などとは思っていません。
ただ、今、自分と一緒に遊んでいて、目の前で子供たちが笑っている、
私が読む絵本を真剣に聞いてくれている・・・、
「もう一回読んで」と言ってくれる・・・、
そんな些細に思える事が、落ち込んでいる心に深く沁(し)みいるのです
そして心が元気になってくるのです


ボランティアしているつもりが、されている・・・
そう思うことはしょっちゅうでした


自分の為にはなかなか頑張れなかったりします。
でも友達の為、家族の為だったら大胆になれる・・・っていう
経験はありませんか?


宇宙飛行士の若田さんが、

「人類が月や火星に行くために貢献したい」

と昨年の4月頃の新聞記事(朝日小学生新聞ですが)でおっしゃっていました。


若田さんの御活躍はテレビや新聞などでたびたび報道されていましたが、
あのような過酷な任務はやはりこのような壮大な使命感が支えているのだと
思いました。


何か、私の体験談と並べて書くにはあまりにも恥ずかし過ぎますが・・・
(若田さん、ごめんなさい)


今日はボランティアをしていた頃をちょっと振り返ってみました


私達は、結婚して実際の活動からは手を引くことになるのですが、
仲間とこうして、細く長く関係を続けていける事は、
本当にありがたいな・・・と思います