六月二十二日(土)曇り。
もう何日、PCの前に座りっぱなしなのだろうか。壁と向き合った達磨大師の心境には程遠いが、つくづく己の才能のなさに愕然とする日々である。
今日は、友人に紹介された内科に行った。掛りつけの医者が信用しないと言うわけではないのだが、何と言っても患者が多くて、一時間から二時間くらいは待たされる。ほとんどが爺さん婆さんばかり。どこが悪いのか、世間話に興じている。私には「暇つぶし」としか思えない。
採血して、能書きを聞いて帰宅。事務所にて、原稿書き。事務所は片づけをしていないので悲惨な状態になっている。本や資料が散乱して足の踏み場もない。事務所が広いのは嬉しいのだが、広いと何でも置いてしまうので、整理が大変である。
「師・野村秋介ー回想は逆光の中にあり」を脱稿したのだが、「前書き」や「跋文」をどうしようかなど、中々決まらない。えーい。ままよ。酒だ、酒持ってこい。