五月七日(木)晴れ。
昨夜の酒が残りおり起きられず。どんなに良い酒を楽しく飲んだとしても、翌日に二日酔いでは、何のための酒だったのかと、惨たり。それでも目が覚めると腹が減る。朝食を作る気がせず、近くに出来たホットモットとかいう弁当屋の「特のり弁当」を買いに行く。全く情緒もくそもないが、自業自得か。
お天道様やカタギの衆に、スマン、スマン、オスマンサンコンと三回繰り返してから、風呂に入って酒を抜いた。午後から事務所へ。片づけをしていたら、少しばかり金の余裕があった随分前に手に入れた黒龍会の内田良平先生の書の「まくり」(注・表装していないもの)が出てきた。額縁屋に持って行かなければと思うのだが、何しろ額装するのには、エッと言うほどお金がかかる。まあそのうちにと思って、書棚に仕舞った。
考えてみると、随分と「書」を始末した。いや始末と言うよりも生活費と酒代に換えた、と言う方が正しいかもしれない。野村先生では、現在残っているのは代表句の色紙と選挙の折に書いて頂いた三部作ぐらいか。その他は頭山満先生の物は、割合と良いものを五、六点持っている。これらの物もいずれ酒代になってしまうのだが、浪人の身としては、胸を張って笑い飛ばすほかはない。
暗くなれば懲りずに魚屋を覘く。無い。仕方がないので松原商店街に行くが、お目当てのカツオがあったが、まだションベン臭いガキの風情だ。やはりカツオは年増でなければ。結局やめてマグロにした。しかしはずれ・・・。ついていない。おまけに「黒霧島」もきれた。仕方がないので誕生日に頂いた「赤霧島」の封を切った。毎日、つまらないことで一喜一憂している。こりゃダメだ。
昨夜の酒が残りおり起きられず。どんなに良い酒を楽しく飲んだとしても、翌日に二日酔いでは、何のための酒だったのかと、惨たり。それでも目が覚めると腹が減る。朝食を作る気がせず、近くに出来たホットモットとかいう弁当屋の「特のり弁当」を買いに行く。全く情緒もくそもないが、自業自得か。
お天道様やカタギの衆に、スマン、スマン、オスマンサンコンと三回繰り返してから、風呂に入って酒を抜いた。午後から事務所へ。片づけをしていたら、少しばかり金の余裕があった随分前に手に入れた黒龍会の内田良平先生の書の「まくり」(注・表装していないもの)が出てきた。額縁屋に持って行かなければと思うのだが、何しろ額装するのには、エッと言うほどお金がかかる。まあそのうちにと思って、書棚に仕舞った。
考えてみると、随分と「書」を始末した。いや始末と言うよりも生活費と酒代に換えた、と言う方が正しいかもしれない。野村先生では、現在残っているのは代表句の色紙と選挙の折に書いて頂いた三部作ぐらいか。その他は頭山満先生の物は、割合と良いものを五、六点持っている。これらの物もいずれ酒代になってしまうのだが、浪人の身としては、胸を張って笑い飛ばすほかはない。
暗くなれば懲りずに魚屋を覘く。無い。仕方がないので松原商店街に行くが、お目当てのカツオがあったが、まだションベン臭いガキの風情だ。やはりカツオは年増でなければ。結局やめてマグロにした。しかしはずれ・・・。ついていない。おまけに「黒霧島」もきれた。仕方がないので誕生日に頂いた「赤霧島」の封を切った。毎日、つまらないことで一喜一憂している。こりゃダメだ。