白雲去来

蜷川正大の日々是口実

「戦前」っていつ?

2018-12-07 12:57:33 | 日記
十二月六日(木)雨のち曇り。

午前中に、お世話になっている方と、ご挨拶を兼ねてお茶。朝食をとっていなかったので、誘われるままに、関内の「とんかつ」の名店である「丸和」へ。私は初めてだが、名前だけは知っていた。いつもお店の前にお客さんが並んでいるので入るのをためらっていた。幸いに今日は天気が悪いせいか、並ばずに入れた。とんかつよりも「カキフライ」が食べたくなって注文したのだが、余りにも大きいので、見ただけで、食欲が失せた。私は、カキは嫌いではないのだが、大きいのはどうも苦手である。小ぶりな物がいい。トンカツ屋さんに来て、カキフライを注文したことに反省した。こちらがご挨拶に来たのに、お土産まで頂いて恐縮する。

事務所に寄ってから床屋さんへ。自宅に戻り、歯医者へ。師走は何かと忙しい。昨日とうって変わって寒いので、夜は、「豚のバラ肉の鍋」を囲んだ。一日二回の「豚肉」だ。

明後日は、開戦記念日である。「戦前」というと、私たちは、先の大戦、いわゆる昭和十六年の十二月八日に始まった大東亜戦争から終戦の昭和二十年八月のことと思うが、満州事変が起こったのが昭和六年、盧溝橋事件があったのは昭和十二年。満州事変の頃から日本はそろそろ非常時気分になり、盧溝橋事件から始まった日支事変は本格的な戦争だったから、米英に宣戦布告をする昭和十六年以前から、日本は戦争状態だったわけである。とは、吉田健一さんの『甘酸っぱい味』(ちくま学芸文庫)の一節である。戦後生まれの私は、そういった戦前の「空気」を感じることが出来ないが、戦前の人たちの書いた「食」に関する本を読んでいると、段々寂しくなる食卓から、その「空気」を感じることが出来る。しかし、中国と戦争をしながら、米英と戦う。考えてみれば、日本もある意味で大国であったわけだ。開戦記念日の日は、そんな本を読んでみるつもり。

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忘年会で新宿へ。

2018-12-07 12:28:45 | 日記
十二月五日(水)晴れ。

何だ、ナンダ、家飲みして二日酔いになった。情けない話だ。それでも食欲はあって、朝食は、アジの干物、シラス入りの卵焼き、白菜のおしんこ、わかめの味噌汁。昼は、子供のリクエストで「パン」を買った。見ていたら食べたくなって、「ブドウパン」の昼食。夜は、新宿の焼肉屋で忘年会。

電車に乗るのに、本を忘れたので保土ヶ谷の駅にある書店で、『神奈川の記憶』(渡辺延志著・有隣新書)を購入。あまり期待しないで買ったのだが、電車の中で読みはじめたら、止まらなくなった。神奈川に関係する様々な人と事柄について、とても詳しく書かれている。横浜生まれの私でも全く知らないことも沢山あって、勉強になった。朝日新聞の横浜版に連載されていた物をまとめたものと知ったが、良い本と巡り合った。有隣新書と言えば、以前かった『語り継ぐ横浜海軍航空隊』がとても良かった。さすがの伊勢佐木町の有隣堂さんだ。

新宿駅にて大熊雄次氏と待ち合わせ。平日の夜なのに新宿の街は人で溢れている。焼肉屋さん着。皆知った顔である。正気塾の若島和美さんと同席。共通の話題で盛り上がる。隣は、国粋青年隊の吉岡亜樹会長と周本昌山さん。がぁーっと盛り上がって二時間で終了。

葛飾区の区議となった鈴木信之さんと大熊雄次氏とで二次会。おでんの「お多幸」に行くが定休日。しかたなく「広州ワンタン」へ。餃子とワンタンで紹興酒を一本。一時間ほどで解散。新宿ラインで帰宅。保土ヶ谷の駅で偶然にアルバイト帰りの下の子供と会い、一緒に帰宅。

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