白雲去来

蜷川正大の日々是口実

英霊よ、安らかに眠れ。

2018-12-08 07:57:21 | 日記
十二月七日(金)曇り後晴れ。

朝食は、超辛い「鮭」の切り身。一切れでご飯がお代り出来るくらいだ。鍋の残りのスープに野菜をたっぷり入れた。昼は、珍しくトーストサンドを二枚。夜は、鮭の頭、カニカマのフライ、煮カツ。お供は、「黒霧島」。

午後に、阿形充規先生から電話があり、先輩で、環アジア地域戦没者慰霊協会の国府正男先生が亡くなられたとの知らせ。暮になってから、知人の相次ぐ訃報に驚いている。先輩もいれば、若い人もいる。仏教の教えに、生ある者は必ず死に、出会った者は必ず別れるのがこの世の定めであるという、「生者必滅、会者定離」というものがあるが、そんなことを実感している。

あす八日は、大東亜戦争の開戦記念日である。戦後生まれの私たちは、学校教育の中で先の大戦は「侵略戦争」であるという米国の戦勝国史観を押し付けられて育った。困ったことに、今でもそう信じている人が多い。確かに、戦争であるから侵略的な要素もあったかもしれない。しかし、そこだけ見ていたら、正しい判断は下せない。

野村先生は、自決に臨んで、同志らに宛てた「檄文」とも言うべき文章「天の怒りか、地の声か」の末尾をこういう言葉で締めくくっている。「ちなみに、神風特攻機は二千八百四十三機飛び立ち、二百四十四機が敵艦に突入したと記録にある。英霊よ、安らかに眠れ。いつの日か必ず有色人種である日本人が、白色人種と三年半にわたって死闘を展開した、真なる意味が何であったのかは、後世の史家が明らかにしてくれるであろう」と。

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