白雲去来

蜷川正大の日々是口実

早駕籠で江戸から赤穂まで四日半。

2018-12-16 10:47:32 | 日記
十二月十四日(金)晴れ。義士討ち入りの日。

日本人で「忠臣蔵」のことを知らない人はいないだろう。この時期になると、必ずテレビで、過去に作られた映画が放映される。
先日も、片岡知恵蔵主演で昭和三十六年に公開された映画をBSで見た。余談ではあるが、韓国では、「忠臣蔵」と同じように、三浦梧楼らの大陸浪人によって暗殺された、いわゆる「閔妃暗殺事件」のことが国民に知られており、幾度もテレビで放映されると言う。

事件が起こるとすぐに、一大事を知らせるための早駕籠が浅野の領地である赤穂藩へと飛んだ。早駕籠は二度にわたり赤穂に届けられ、第一の早駕籠は江戸での刃傷沙汰のみを伝え、第二の早駕籠が浅野内匠頭の切腹と赤穂藩の取り潰しを報告。江戸から赤穂へは早駕籠でも通常一週間程度かかるところだが、使者たちは昼夜連続で駆け続ける事で、四日半程度で赤穂に到着したという。因みに、今日では横浜の保土ヶ谷駅から播州赤穂の駅までは、約四時間半ほどで行ける。便利になったものだ。

夜は、子供たちがそれぞれバイトでいないので、酔狂亭にて愚妻と「しゃぶしゃぶ」。私は、「金のごまだれ」にラー油を入れた「タレ」で食べる。〆は、稲庭うどん。

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