4月13日(火)曇り後雨。
朝食は、コロッケ2個、マカロニサラダ、目玉焼きにマルちゃんの小ワンタン。昼は、チャーハン。夜は、鶏手羽のから揚げ、「好」の餃子、レタスサラダ。お供は「霧島連山」。
昨日、ちょっと開高健のことについて触れたが、彼の本を初めて読んだのはベトナム戦争を題材にした『輝ける闇』だったと思う。その後、『夏の闇』『花終る闇』と三部作に続いて、全集を買った。全集を完読した訳ではないが、買える時に買っておく、というツン読で書棚に詰め込んである。随分前に、今年亡くなられた宮崎の福田秀春さんが事務所に来た折に、その全集を見て、「読んでみたいと」と言っていたので、「そのうち送りますよ」を忘れていた。久しぶりに、開高健の名前を見て、福田さんとの約束を思い出し、ちょっぴり胸が痛んだ。
そういえば、釣りをしなくなってからどのくらいが経つだろう。横浜に釣り場がなくなったということもあるが、釣りの相棒がいなくなったということも、原因の一つだ。札幌社友の梶浦直樹君のブログを見ると、ほとんどが釣りと映画の日々だ。彼の釣りは「投げ釣り」。どちらかというとスポーツに近い釣りである。投げ釣りは、いわゆる「向こう合わせ」で魚を釣る。食わせる釣りではなく、針がかりを待つ釣りで、体力の衰えた私向きではない。私は、堤防のクロダイ(チヌ)一筋である。「ふかせ釣り」か「落とし込み」で、魚に「食わせる」釣りだ。まあどちらも楽しいが。
竿が良くたって釣れるわけではないのに、竹竿からカーボンまで20本以上はあるだろうか。リールもかなり持っている。愚妻がその値段を聞いたら、回し蹴りを喰らいそうなものが多い。文字通りの宝の持ち腐れ。暖かくなり、コロナが落ちついたならば、札幌の同志を訪ねるついでに、久しぶりに釣り糸を垂れてみるか。※写真は古すぎますが、昭和56年頃、横浜港の白灯台にて、かつて横浜の「三辰」の一人と言われた塚越辰男氏と。