白雲去来

蜷川正大の日々是口実

開高健の本を読んで釣りの虫が。

2021-04-16 12:44:30 | 日記

4月13日(火)曇り後雨。

朝食は、コロッケ2個、マカロニサラダ、目玉焼きにマルちゃんの小ワンタン。昼は、チャーハン。夜は、鶏手羽のから揚げ、「好」の餃子、レタスサラダ。お供は「霧島連山」。

昨日、ちょっと開高健のことについて触れたが、彼の本を初めて読んだのはベトナム戦争を題材にした『輝ける闇』だったと思う。その後、『夏の闇』『花終る闇』と三部作に続いて、全集を買った。全集を完読した訳ではないが、買える時に買っておく、というツン読で書棚に詰め込んである。随分前に、今年亡くなられた宮崎の福田秀春さんが事務所に来た折に、その全集を見て、「読んでみたいと」と言っていたので、「そのうち送りますよ」を忘れていた。久しぶりに、開高健の名前を見て、福田さんとの約束を思い出し、ちょっぴり胸が痛んだ。

そういえば、釣りをしなくなってからどのくらいが経つだろう。横浜に釣り場がなくなったということもあるが、釣りの相棒がいなくなったということも、原因の一つだ。札幌社友の梶浦直樹君のブログを見ると、ほとんどが釣りと映画の日々だ。彼の釣りは「投げ釣り」。どちらかというとスポーツに近い釣りである。投げ釣りは、いわゆる「向こう合わせ」で魚を釣る。食わせる釣りではなく、針がかりを待つ釣りで、体力の衰えた私向きではない。私は、堤防のクロダイ(チヌ)一筋である。「ふかせ釣り」か「落とし込み」で、魚に「食わせる」釣りだ。まあどちらも楽しいが。

竿が良くたって釣れるわけではないのに、竹竿からカーボンまで20本以上はあるだろうか。リールもかなり持っている。愚妻がその値段を聞いたら、回し蹴りを喰らいそうなものが多い。文字通りの宝の持ち腐れ。暖かくなり、コロナが落ちついたならば、札幌の同志を訪ねるついでに、久しぶりに釣り糸を垂れてみるか。※写真は古すぎますが、昭和56年頃、横浜港の白灯台にて、かつて横浜の「三辰」の一人と言われた塚越辰男氏と。


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「オーパ!」とビックらこいた。

2021-04-16 11:44:21 | 日記

4月12日(月)晴れ。

朝食は、事務所の近くのAOKIというスーパーの自家製餃子、目玉焼き、マルちゃんの小ワンタン。昼は、ミスドのドーナツ2個。夜は、スープカレー、春巻き、焼うどん。休肝日。

天気が良いので、久しぶりに一時間ほど歩いた。弘明寺商店街を抜けて。、桜の名所の大岡川沿いを歩くのだが、どの桜もすっかり葉桜になっていた。初夏か・・・。

所要があって伊勢佐木町へ出たついでに有隣堂へ寄り、書籍浴。懐具合も考えずに、本を三冊衝動買い。産経の書評にあった『ルワンダ中央銀行総裁日記』(服部正也著・中公新書)、『歴史探偵・忘れ残りの記』(半藤一利著・文春新書)、『開高健とオーパを!歩く』(菊池春男著・河出書房新社)の三冊。特に『オーパを歩く』の題材になった開高健の釣魚紀行文と写真集『オーパ』は懐かしい。そのリーズを買ったのは昭和の終わり頃だったと記憶している。

『開高健とオーパを歩く』の著者は、アマゾンやアラスカの旅に開高健のアシスタントとして同行した人の回想録。事務所の書棚にある『オーパ』は、A4サイズで200頁の本を持ってきて一緒に読みたいと思っている。そういえば有隣堂に『オーパ!完全復刻版』が売っていたが、8800円では諦めざるを得なかった。一度、茅ケ崎にある開高健の記念館に行かなければ。


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