10月31日(日)晴れ。
朝食は、恒例の「お粥」。一週間で残ったご飯を冷凍にしておいて、土曜日か日曜日に朝がゆにする。前日から土鍋に昆布浸しておく、それに更に鰹節で出汁を取ってからコトコトと煮る。お腹に優しいし、ホッとする。なぜだろうか、食卓の湯気と言うものは、ささやかな幸せを象徴しているように思えてならない。食後に、家族皆で選挙へ。投票所は二人の子供がかつて通っていた小学校である。選挙権を持った子供を見ていて、ふと、出来るならもう一度、この小学校に通っていた頃に戻って欲しいなぁ。などというアホな感慨に耽った。
夜は、一杯飲みながら選挙速報を見る。戦前の予想に反して自民党が善戦している。反対に立憲共産党は勢いがない。日本人の多くは、まだ共産党にアレルギーがある。いくら日本の共産党が、中国の一党独裁政権や北朝鮮と違うといっても、単純に考えれば、同じ共産主義信奉者であるということを国民は知っているのである。現状で自民党に代わり政権を担うような野党が存在しないのだから、まあめでたし、めだたしでかな。