白雲去来

蜷川正大の日々是口実

美は乱調にあり、諧調は偽りなり。

2021-11-21 14:56:04 | 日記

11月11日(木)晴れ。

二日酔いなり。どんなに良い料理や酒を楽しんでも、酒が過ぎれば二日酔いとなる。ドンペリでも森伊蔵でも黒霧島でも同じこと。酒のレベルによって二日酔いも差がないものか・・・。バカなことを考えつつ10時過ぎまで寝ていた。汗水流して働いている労働者階級の皆さんに平身低頭、鞠躬如として身を屈めています。当然、朝食は食べられず、ふらつく頭で「ほっともっと」へ行き、いつもの「特のりタル弁当」で昼食。夜は、頂いた白菜と鶏肉の鍋と「正華」の焼売。当然ながら反省の休肝日とした。

ニュースで瀬戸内寂聴さんの訃報を知る。99歳とのこと。瀬戸内さんは生涯で400冊以上の単行本を上梓したそうだが、そのほとんどを読んでいないが、心に残る本と言えば、『瀬戸内寂聴伝記小説集成』全五巻(文芸春秋刊)である。特に、大杉栄と彼を取り巻く女性たち、そして最後の女性となった伊藤野枝のことを書いた『美は乱調にあり』、『諧調は偽りなり』はとても印象に残っている。思想的には共感できないけれど、友人から頂いた「瀬戸内寂聴講話集」のCDをゆっくり聴いてみるつもり。合掌。

また随分前のことだが、古書店で瀬戸内晴美の色紙が出ていたので、衝動買いした。私が買えるくらいなのだからさほど高い物ではなく、とても嬉しかった。買った色紙とは、「美は乱調にあり」。瀬戸内晴美のサインがある。自分では書かないが、書が好きで眺めているだけで心が豊かになるから不思議だ。※瀬戸内晴美の色紙。周りは汚れではなく色紙の柄です。

 

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新鮮野菜を頂く。

2021-11-21 14:24:59 | 日記

11月10日(水)晴れ。

朝食は、煮天丼におでん。昼食は抜いた。夜は、お世話になっている方たちと一緒に「オアジ」へ。その後、サリーズバーへ転戦。

趣味で野菜作りをやっている方から、朝取れの野菜、白菜、キャベツ、大根、ニンジン、里芋を頂く。野菜も当然ながら新鮮さが一番。葉付の大根は、葉っぱを細かく切ったものと大根を千切りしたものを塩もみして一日漬ける。白菜も葉っぱの間にあら塩をふって昆布、鷹の爪、ミカンの皮を入れて重石して漬ける。キャベツと人参も同じ。食事時が楽しみである。「あたたかい白い飯が在る」。とは山頭火の句である。


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