四月四日(日)花曇り。
この二、三年いわゆる「お花見」を行なっていない。自宅のすぐ近くに、とても良い公園があり、そこの桜が見事で、近所に住む友人等と三年ほど連続して観桜会を行ったが、皆それぞれ忙しくなってしまい、難しくなってしまった。
先日のブログで紹介したが、横浜の下町を流れる大岡川の川べりの桜が見事で、近年は横浜の新しい名所になりつつある。私も、最近は事務所に行く途中に、写真を撮ったりしてその景色に見とれている。今日は、下の子供が休みなので、午後から妻を伴って散歩がてら出かけた。上の子供は、部活とやらで夕方まで帰ってこない。本来ならば、家族揃って桜の下で記念写真と思っていたのだが、子供には子供の用事があるらしく、一人が欠ける家族の写真と言うものも、寂しいものだ。
いつもの場所に着いてカメラを向けるが、上の子供から何の連絡もないことが、頭に来て、段々写真どころではなくなり、つい妻に八つ当たりしてしまう。それでも我慢して写真を撮った。
ところで、桜が散って水面に浮かび、それが流れるさまを「花いかだ」と言うのを知っているだろうか。桜の花びらがまとまって流れる様を言うそうだが、日本語は実に美しい。と思ってたら、本当に「花いかだ」という花もあることを知った。
※勝手にどなたかの写真を使いました。ご容赦願います。これが「花いかだ」です。
葉の真ん中に咲く花を、筏に人が乗った姿に見立てたそうだが、しかし、日本語には情緒があって、こんなことでも日本人であることが嬉しくなる。
夜は、奥さんが帰郷中のカメちゃんを誘って我が家で一献会。松本君の差し入れの「赤霧島」を一人で飲むのがもったいなくて、カメちゃんと飲んだ。私の手料理で十時まで。