四月九日(金)晴れ。
今日は忙しい一日だった。午前中は、事務所に行き、原稿の段取りをしたり、様々な雑用をこなした。午後からは、十日に引き落とされるカードなどの支払いの手当てに、百メートルランナーのように走りまくった。俗に、「働けど、働けど、我が暮らし楽にならず」というものがあるが、こちとら、定職もないのだから楽になるはずがない。
先日、このブログの読者の平さんという方からコメントを頂いたが、確かに来年還暦を迎える人生の先輩であるかもしれないが、誇るべきものも、何もなく、ひたすらに馬齢を重ねてきただけだ。赤面、汗顔の限りではあるが、師と友達に恵まれたのが、唯一の自慢かな。
三時半から歯医者。すっ飛びで自宅に戻り、京急の井土ヶ谷駅にて、「アエラ」の記者氏と待ち合わせ。この方とは、三浦和義さんの取材以来か。取材などは早めに切り上げて、まずは再会の酒と行こうと、中華街の「安記」へ向った。
いつもの「モツ皿」「レバ皿」「シュウマイ」「きぬさやとイカの炒め物」に「蒸し鶏」といった小皿料理に、最近ファンになった、ここの紹興酒で、乾杯。次は、お決まりのコースで、サリーの店に転戦。十時近くに、「アエラ」さんとお別れして、サリーパパこと、ヒゲジイやサリー、店に来ていたケイちゃんたちと野毛に流れた。サリーの馴染みの焼き鳥屋だが、ここは中々美味い。しかし、飛込みでは入りにくいかな、といった感じの店である。私は、三回目だが、まだ、ご主人と、奥方に名前を覚えてもらえない。仕方がない、ここは、サリーの縄張りだから。
楽しく飲んで、一時近くに解散。自宅に戻ったら、敬愛する後輩の一人である、大行社の相模支部長である小針政人君が発行している機関誌「志気」の四月号が届いていた。段々内容やデザインも良くなって、読み応えがある。是非ご一読を。