白雲去来

蜷川正大の日々是口実

根本博元陸軍中将を知っていますか。

2010-04-27 09:34:35 | インポート

四月二十六日(月)晴れ。

 今日も良い天気である。七時に家族揃って朝食。おかずは、今日も「山幸」の干物で、サンマの開き。みそ汁の具はナスにした。

 朝食後は、一時間十五分ほど歩いた。本当は今日締め切りの原稿があって、朝からやろうかとも思ったが、明日からまた天気が悪そうなので、今日歩くことにした。

 昼食は、自宅近くの蕎麦屋でざる蕎麦を食べた。最近行き始めたのだが、ここの蕎麦がとても美味いのだ。「十割蕎麦」と言うことだが、私好みで良い。本当は、池波正太郎センセイのように、蕎麦で一杯とも思ったが、さすがに昼間からは気が引ける。しかし、肴の品書きを見れば、「ピリ辛つくね」だとか、鳥のナンコツ揚げなど、そそるものがある。近いうちに、友達を誘って、一杯やることに決めた。

 昼食後は、事務所へ。沖縄の、肥後、林の両氏より、好物の「海ぶどう」が届いていた。夜の酒が待ちどおしい。また元「週刊新潮」のデスクで、現在はフリーで活躍している、門田隆将さんから、新刊本「この命、義に捧ぐ」(集英社・1600円+税)が、門田さんのサイン入りで送られてきた。その本に描かれているのは、根本博元陸軍中将である。

 四月二十三日の産経新聞に掲載されたので、ご覧になった方も多いと思うが、日中戦争後、蒋介石率いる中国国民党と中国共産党との間で中国の覇権を争って繰り広げた「国共内戦」の事実上の最終戦「金門戦争」に参戦し、国民党軍を勝利に導きながら、長年にわたって存在や関与が認められていなかった根本博・元陸軍中将(1891-1966年)のドキュメントである。「終戦直後、邦人保護のために蒋介石が手をさしのべてくれた恩義に報いるべく、密航までして身を投じた日本人将軍の秘話が戦役後60年を経て明らかになった。」と、産経は報じている。

 門田さんとは、集英社のT氏を通じて知り合った。台湾取材のお手伝い、と言うよりも「訪台団」で親しくなった、安部英樹さんを通じて阿尾博政先生をご紹介しただけなのだが、義理堅く、中華街の「安記」にてご馳走になった。そういえば二三日前に門田さんがテレビでコメンテーターをつとめていた。題名も、もちろん内容も良い「この命、義に捧ぐ」を是非ご一読下さい。

Miyagih2204061 ※根本中将の功績を報じた四月二十三日の産経新聞。

Miyagih2204062 ※門田さんの本です。

 夜は、自宅の近くの、「二代目清水苑」にて、近所のヂヂ、ババたちとの食事会があり出席。途中、人生の先輩達から「近所に居るので」との連絡が入り、井土ヶ谷の「ニューシフォン」に転戦。十二時近くに、送って頂き帰宅。

コメント (1)
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