白雲去来

蜷川正大の日々是口実

朋、本当に遠方より来たり。

2012-11-20 10:57:22 | インポート

十一月十八日(日)晴れ。

 

午前中に、とても懐かしい人から連絡があった。今から十九年前の八月、野村先生と最後の旅となったマドリッド、モロッコへの旅の際に、マドリッドで現地添乗員としてお世話になった高頭了氏が、帰国しているので会いたいとの電話。十年ほど前に、やはり一時帰国した彼と中華街で食事をしたことがあるが、それ以来である。

 

京急の井土ヶ谷駅にて待ち合わせて喫茶店へ。当然だがお互いに歳を取ったと大笑い。話は、野村先生のことからスペインの現況まで尽きない。食事をとも思ったのだが、急な来訪であったために予定が付かず一時間ほどで別れた。今月いっぱい日本にいるとのことなので近々一献の約束をして別れた。

 

Photo※平成五年八月。トレドの街をバックに。左が高頭さん。右の女性は現地のガイド。

Photo_2※高頭さんから頂いた。野村先生の自決を報じた当時のマドリッドの新聞。

夜は、おとなしく酔狂亭で月下独酌。

 

 

 


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男の酒の嬉しさは。

2012-11-20 10:20:42 | インポート

十一月十七日(土)雨。

 一雨ごとに寒くなってくる。仕事を済ませてから東京行き。今日は、群青忌の映像でお世話になっている映画監督の根本順善さんの喜寿のお祝いが新橋の料理屋で六時から行われ出席。

主催は、群青忌の関係者で幹事は大熊雄次氏。大熊氏は、飲食に鼻が利き、安くて良いお店を沢山知っている。今日のお店も初めてとのことだったが、予算の割には中々料理も良く、気の利いた店だった。集まったのは九人。根本監督のお誕生日をお祝いして、盛り上がった。

 

Dsc_0088※デザイナーのはが里枝さんからお祝いの花束を贈られる根本監督。

 

根本監督は、「北緯15度のデュオ」という日本最初の神風特別攻撃隊敷島隊の軌跡を、俳優の川谷拓三本人が実名で登場してフィリピンを旅する、ドキュメンタリー風ヒューマンドラマを制作している。野村先生とのかかわりもその映画が縁となった。

Img_983433_27220870_01※「北緯15度のデュオ」のDVDです。

 

八時に終了。雨が激しいのでここで解散。まっすぐに帰ろうかと思ったら、隠岐康氏から、「まだ時間も早いので錦糸町でも行きますか」との誘い。それではと、そのまま電車で錦糸町へ。まずは、美人のママさんと女性のいる「223」へ。このお店の料理とキムチは最高である。一時間ほどカラオケを楽しんでいる所に、盟友の田中辰裕さんが来訪。その後、三人で二軒転戦して十二時に解散。楽しい酒席だった。隠岐、田中の両氏に感謝。

 

 


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「お白石持ち行事」って知っていますか。

2012-11-17 10:28:54 | インポート

十一月十六日(金)晴れ。

 

相変わらず、自宅のすぐ裏の解体工事の音がうるさく雨戸を閉めたままにしている。家にいても面白くないので、事務所に行き昼まで資料整理。昼に愚妻と待ち合わせて伊勢佐木町の入口にあるインド料理の「モハン」にてランチ。愚妻は「キーマカレー」、私は「チキン」と「野菜」の二色カレー。しかし、コックが変わったのか、以前のように美味しくない。野菜サラダのドレッシングの味も違うし・・・。ただ「ナン」の味だけは変わらない。ここの「ナン」が好きだが、メインのカレーはイマイチだった。近いうちにもう一度来て、同じ味だったら私の記憶から消去しようと思っている。

 

一時半に、印刷屋さんとパソコンソフトの件で打ち合わせ。現在、事務所で使用しているソフトの「ページメーカー」が古いので「インデザイン」に変えてほしいとのこと。パソコンソフトも日進月歩で、すぐ古くなり互換性がなくなる。変えろと言っても値段が高いので考えていたら、「私の方で何とかします」。それならばと二つ返事でOKした。

 

自宅に戻り、着替えを済ませてから東京行き。今日は六時半から民族革新会議の犬塚博英議長が主催する「博友会」という名前の勉強会が、高田馬場にて開催されるので出席。六時に社友の隠岐康氏と馬場の駅で待ち合わせた。

 

「博友会」は、犬塚議長の肝いりで、かなりまじめで高度な勉強会である。今日の講師は、神社本庁参事の稲 貴夫先生。テーマは「伊勢の神宮と式年遷宮」である。神宮式年遷宮は、伊勢神宮において定期的に行われる遷宮である。神宮では、原則として二十年ごとに、内宮(皇大神宮)・外宮(豊受大神宮)の二つの正宮の正殿、十四の別宮の全ての社殿を造り替えて神座を遷す。このとき、宝殿外幣殿、鳥居、御垣、御饌殿など計六十五棟の殿舎のほか、装束・神宝、宇治橋なども造り替えられる。

記録によれば神宮式年遷宮は、飛鳥時代の天武天皇が定め、持統天皇の治世の六百九十年(持統天皇四年)に第一回が行われた。その後、戦国時代の百二十年以上に及ぶ中断や幾度かの延期などはあったものの、平成五年の第六一回式年遷宮まで、およそ千三百年にわたって行われている。平成十七年から第六十二回式年遷宮の各行事が進行中で、平成二十五年には正遷宮(神体の渡御)が予定されている。


私が、初めて式年遷宮の行事に参加したのは昭和四十八年のことだった。来年八月の「お白石持ち行事」には隠岐氏と共に参加予定でいる。その予備知識としての勉強会だった。民族派として皇祖天照大神や伊勢神宮の歴史、三大神勅などの基本とも言うべき勉強をさせて頂いた。政治や思想などは耳学問でそれなりに人前で話すことが出来るが、古事記、日本書紀など分かっているつもりでも、簡単に説明できない。もう一度勉強し直すか。

皇居の勤労奉仕を終えたばかりの隠岐氏の体調が悪く、九時過ぎに中座した。そのまま自宅に直帰。十時半に帰宅。飲まずに寝た。いい勉強会だった。


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いい加減な解体業者と施主に迷惑をしている。

2012-11-16 10:16:14 | インポート

十一月十五日(木)曇り。

 

選挙になると、政治家の人間的な姿勢や資質と言うものが良く見える。比例で当選しているにも関わらず、当選が危ういとなると他の政党に鞍替えしたり、よりによって自民党に入党する者がいるから開いた口がふさがらない。まあそんな程度の連中しかいないのだから仕方がない。

 
午前中に、お世話になっている方より、宮城県産の牡蠣がどどっと届いた。気遣いも嬉しいが、その牡蠣が宮城県産であることに嬉しさが倍増した。東北沖の大震災で、宮城県の牡蠣養殖は大変な被害を受けたとニュースで見た。それが復活したのだろう、美味しさと共に感動も頂いた。

 

しかし、とても我が家の家族だけで食べられる量ではない。ちょうど社友の都築信吾君が仕事で横浜に来ているとのことなので、我が家に誘い、カメ&アコちゃんを迎えに行って、贅沢な牡蠣パーティーを開催した。生ガキに焼ガキ、食べても食べてもなくならない。食べきれないものは、殻をむいてカキフライにして明日の夕食おかずにするつもり。クボジュンさん有難うございます。

 

我が家のすぐ裏の鉄工所が倒産した。その倒産した鉄工所を更地にして戸建て屋に売却するらしく解体工事が行われている。この解体屋だが、私のいない時に挨拶に来たらしいのだが、どうもいい加減な気がする。朝は、七時前に何台もトラックが入ってきて待機をしている。エンジンは切っているのだが、出入りの音やバックの合図の音がうるさくて目が覚めてしまう。いくらなんでも朝の六時代にトラックの出入りは非常識ではないのか。

 

また解体業者なので、大きいユンボ?で建物を壊す。そばで作業員が家庭用のホースでちょろちょろ水をかけているだけだから洗濯物を干すのも気を遣う。まして自宅で原稿を書いている時などは騒音で集中できない。うるさいので雨戸を閉めっぱなしである。何でこんなに理不尽なことを我慢しなければならないのか納得が出来ない。文句を言うと立場上白い目で見られてしまうので我慢しているが、どうも納得が出来ない。そのうちに・・・。

Dscf5038※赤い洗濯バサミのあるところが我が家です。騒音とホコリでたまらん。


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群雄割拠して、さあ選挙か。

2012-11-15 16:22:31 | インポート

十一月十四日(水)曇り。

今年は、忘年会を十二月の最初の日曜日(二日)に行うことに決めた。いつも二十四、五日頃に行っていたのだが、それではあんまり遅いと言われ、早めにした。その案内状を作ったり、封筒を印刷したりと、バタバタしていた。


二時半から歯医者。最近どうもかみ合わせが良くなく、肩が凝ったりして調子が悪い。もう十年以上通っている歯医者さんなので、意志の疎通は、ツーカーである。終了後に、ランドマークタワーにある書店にて暇つぶし。「雲の形」の写真集があって以前から欲しいと思っていたのだが、残念ながら売り切れとのこと。


自宅に戻ると、学校から帰ってきた子供たちが、「野田さんが解散だって」。慌ててテレビをつければニュースで、安倍さんとの党首討論の中で解散を明言した。おおやるではないか。信じられないことに最近は、野党よりも、党内の「野田おろし」の声が大きい。次の選挙では危うい人たちが、何だかんだと言って、足を引っ張り、解散権まで封じ込めようとする「抵抗勢力」にギャフンと言わせた。私は、個人的には、鳩山や菅なんかよりも野田の方が余程ましだと思っている。野田で一本にまとまることが出来ない民主党の将来はない。沈み行く船からネズミがいっせいに逃げ出そうとしている姿が可笑しい。


第三極、四極と正に群雄が割拠して、春秋戦国の時代を見ているようだ。高みの見物は面白いが、国家の命運がかかっているので、笑ってばかりいられない。それでも選挙が楽しみである。今日は、珍しく休肝日とした。


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