白雲去来

蜷川正大の日々是口実

鼻緒やハンカチで出会いのあった時代。

2020-08-23 15:20:01 | 日記
8月11日(火)晴れ。

そういえば先日、スーパーで「モランボン」の「カルビクッパ」のレトルトを買ってみた。朝食は、そのカルビクッパ。味は悪くはないが、肉が少ないのと辛さが足らないのでコチュジャンを入れてみた。もう一品はタラコ。昼は、事務所でコロツケパンにコオヒイ。夜は、「丸美屋」のマーボー豆腐、煮カツ、錦糸町の「223」の絶品キムチ。お供は「グリーンフリー」のロング缶から「赤霧島」。おとなしく酔狂亭にて独酌。

下駄を履かなくなってからもうどのくらい経つだろう。私の記憶では、小学生の低学年の頃までは、学校から帰ってきて遊びに行く時は下駄に履き替えて外に出たものだ。長く履いていて、下駄の歯がすり減って単なる板に近くなると、母が「そんなちびた歯の下駄をいつまでも履いているんじゃないよ」と言って新しい物を買ってくれた。

下駄の鼻緒が切れて困っている女性に、男性が「お嬢さん。私が直してあげましょう」とか言って、ハンカチを割いて、鼻緒を直す。これがきっかけとなって交際が始まる。何て時代もあった。反対に、男が女性の気を引くために、前を歩いているときに、はらりとハンカチを落とす。後ろを歩いていた女性が「ちょいとお兄さん。ハンカチを落としましたよ」何て言うテクニックもあったとか。今じゃ、そんなハンカチ、どんなウイルスが付いているかも分からないので、誰も拾ってくれる人などいないかも知れない。いやはや、明治、大正どころか、昭和も遠くなったものだ。ちなみにハンカチはハンカチーフの略で、漢字では手巾(しゅきん)と書く。

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山の日だって。良く分からん。

2020-08-23 15:02:19 | 日記
8月10日(月)晴れ。

何か今日は「山の日」とかで休日である。この日にどんな意味があるのかも分らんし、調べてみたいとも思わない。いっそ「山師の日」も作ってみたらどうかと、へそで茶を沸かす思いです。よく意味も分からない休日を作るよりも、戦前の3月10日の陸軍記念日と5月27日の海軍記念日を復活してもらいたいものだ。(※わからない人は調べてみてね)

遅めの朝食は、千葉の「ぴょん太郎」のアジの干物、函館の「タラコ」、冷奴にと、やはり「函館産」のとろろこぶのスープ。夜は、カツオのタタキ、ブリの刺身、アスパラのバター炒め。皆、「そごう」のデバ地下産である。お供は、珍しく頂き物の「赤霧島」。酔狂亭にて月下独酌。

事務所にて、機関誌『燃えよ祖国』の最新号の第一校を仕上げる。これから校正を繰り返して、第4校正ぐらいまでやってから印刷に入る。相変わらず寝苦しい日日が続いている。

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日本人の痛恨の日。

2020-08-21 14:50:08 | 日記
8月9日(日)晴れ。

昭和20年の今日、アメリカ軍が長崎市に対して原子爆弾を投下した。当時の長崎市の人口24万人のうち約7万4千人が死亡し、建物は約36%が全焼または全半壊した。同日、当時のソ連が「日ソ不可侵条約」を一方的に破り、満州、その後、南樺太、千島列島に侵略し日本人の多くを殺害、捕虜としてシベリアに連行するなどの蛮行を行った日で、日本人にとって「痛恨の日」でもある。

長崎の原爆をテーマにした映画で有名なのは、永井隆の随筆『この子を残して』を原作とした1983年に公開された木下惠介監督の同名の映画。この作品は『長崎の鐘』、『長崎の歌は忘れじ』、『TOMORROW 明日』などと並び、長崎市への原子爆弾投下を扱った作品の一つである。監督の木下は反戦映画として、主演の加藤剛(永井役)、および淡島千景(永井の義母・ツモ役)に、戦争を非難する数多くの言葉を語らせている。こういった映画は、監督やプロデューサーの思想的背景もあるが、当事者、加害者、被害者といったどの立場で作られたものを見るか。そしてどう判断するかは、アナタ次第。私は、原作を読んで非常に感動しました。

ソ連の蛮行をテーマにしたもので知られているのは、『樺太一九四五年夏・氷雪の門』。舞台は玉音放送後の樺太。ソ連軍が迫る中、最後まで電話交換手業務を続けた真岡郵便電信局の電話交換手だった9人の乙女の最期を中心に、ソ連による南樺太侵攻の史実に基づく映画。「氷雪の門」とは北海道稚内市の稚内公園内にある樺太で亡くなった日本人のための慰霊碑。同公園内にある九人の乙女の像は9人の電話交換手の慰霊碑である。この映画は、公開時に日本向けのモスクワ放送が、「ソ連国民とソ連軍を中傷し、ソ連に対して非友好的」という論評を流している。タス通信も「ソ連国民とソ連軍を中傷する反ソ映画」と論評し、ソ連の圧力によって公開が中止された。機会があれば是非ご鑑賞ください。(『燃えよ祖国』の有料購読者で興味のある方はご一報下さい。)

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激動の昭和史『軍閥』。

2020-08-21 14:17:50 | 日記
8月8日(土)晴れ。

のんびり起きたので、朝食は無し。家族で昔なじみの京城苑という焼肉屋さんでランチ。このお店は、今は吉田町商店街に移ったが、その前は福富町で長いことやっていた。私が初めて焼肉(昔は「朝鮮料理屋」とも言った)を食べたのは、この京城苑だった。十代の後半だったと記憶している。お店が場所を移して、趣が変わった分、思い出も初期化された後に上書きされてゆく。

食後に、「イセブラ」(伊勢佐木町をブラブラすること。今は、死語になった)して、有隣堂で書籍浴をしてから帰宅。夕方まで機関誌の校正をしたのちに、アマゾンプライムにて東宝の「8・15シリーズ」の『激動の昭和史・軍閥』を見た。1970(昭和45)年8月11日に公開された映画で、私は、馬車道にあった東宝会館で見た。2・26事件から東條内閣の成立、大東亜戦争、敗戦までを描いたものだが、抜群ではなかった軍閥を描いた歴史映画としては楽しめる。まあサイパン陥落など見たくもない場面もあるが、それはそれ。

当時の陸海軍の上層部の人間像やその人たちの対立と葛藤・・・。この映画をテキストにして興味ある人物に焦点を当てて学んでみるのも楽しいかもしれない。

夜は、蒸し鶏のネギ和え、鶏手羽餃子、ナスのおしんこを肴に、酔狂亭にて月下独酌。お供は「黒霧島」。






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日本のマスコミはトランプ嫌い?

2020-08-20 13:19:30 | 日記
8月7日(金)晴れ。

文句を言っても始まらないが、本当に毎日暑い。こんな時に、外で働いている人たちは大変だなぁーとしみじみ思う。工事現場でなどで働いているガードマンの人たちには、高齢者が多いので、この猛暑は他人ごとではない。コロナも下火になる気配どころか、非常事態宣言が出たころよりも罹患者が多くなっている。何だか、皆さん感覚がマヒしてきて、一時のような警戒心が薄れているような気がする。早く良い予防薬ができることを祈るばかりである。

アメリカの大統領選挙が近い。なぜか日本のマスコミは、押しなべてトランプさんのバッシングというか、反トランプの記事や報道が多いように思えてならない。トランプが大統領になる前、彼の勝利を予想した評論家やマスコミはほとんどなかった。お世話になっている藤井厳喜先生が私の勉強会で「トランプ勝利」を断言した時には、本当かいな?と思ったくらいだ。共和党と民主党、どちらの政権が日本にとって良いかは、歴史が証明している。私は、共和党の方がまだマシと思っている。






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