白雲去来

蜷川正大の日々是口実

キャンプ熱が高じて山を買うとか。

2021-05-17 14:45:50 | 日記

5月8日(土)晴れ。

そういえば、昨今のコロナ禍の「密」を避けるためもあってキャンプが人気らしい。凝り性な人になると、山や林を購入して自分だけのキャンプ場を作る人も増えたとテレビで見たことがあった。キャンプは好きだが(といっても随分と行っていないが)どちらかと言えば、山よりも海に近い方が好きだ。まあ、山や林を買う人はいても、海辺を買うという人は聞いたことがない。

納戸に使わなくなったキャンプ道具、テント、タープ、寝袋、ランタン、バーナーに小物などかなりの量がある。テントに至っては衝動買いをしてしまい、一度も使っていないものもある。愚妻が機嫌が悪いと、度々その衝動買いをしたテントの話を持ち出してくるので閉口する。凝り性なので、道具だけはそこそこ良い物を揃えている。コールマンのクラッシック・ランタンやペドロマックスなど。本当に、釣り道具と同じ宝の持ち腐れである。

山を買うといえば、その昔の中国では、山を買って隠遁することが流行った時期があることを一海知義著『漢詩一日一首』(平凡社)で知った。しかしながら当然、お金がかかったようで「三尺の童子を遣わし、数幅の書をもたらして、山を買う銭百万を乞う」とある。「銭百万」がどのくらいの金額かは分からないが、詩に詠まれるくらいなのだから、相当なものであったに違いあるまい。

こういった風潮に対して、清初の詩人、呉偉業はこういう詩を詠んでいる。「山や谷を買うのに、銭などいらない。退屈すれば、白雲の湧くあたりに来て、枕を高くして寝ころべばよい。わが人生、このほかに何ののぞみもない。谷川に汲み、丘に住んで、はや二十年」。ある意味、アウトドア―の達人である。

夜は、酔狂亭にて家族そろって食事。カツオ、ブリ刺身、ピーマン炒め、豚漬け。お供は鹿児島の「八千代伝」。

 


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修学旅行。

2021-05-14 16:10:10 | 日記

5月7日(金)曇り。

朝は、マルシンのハンバーグ、赤ウインナー、マカロニサラダ、マルちゃんのワンタン。大好きな昭和のメニュー。昼は、おにぎり一個。夜はカレーうどん、ホタテとシイタケ炒め、柳カレイの干物。お供は鹿児島の「八千代伝」。

コロナが衰えん。修学旅行なども延期になっている学校が多いとニュースでやっていた。中学生と高校の時に修学旅行があったが、高校の時は、お袋に旅行費の事を言い出しにくく、欠席した。中学の時は、確か二泊三日で京都、奈良へ行った。昭和39年の夏ころで、横浜駅の東口に集合して、貸し切りの特急列車に乗った。まだ新幹線は開通前だったと思う。

舟木一夫のヒット曲に有名な「高校三年生」と共に「修学旅行」というものがある。私は、ただ一度だけ行った修学旅行の事を思い出すとき、舟木一夫のその歌が想い出に重なる。

後年、私の子供が、中学生の時の修学旅行はやはり京都だった。集合写真を見せてもらったら、私の時代と同じ場所で撮った写真が二か所あって、ちょっと驚いた。特に二条城では、ほとんど同じアングルで撮られており一瞬、私の記憶と重なった。あれから57年か・・・変わらない景色というものはある意味で残酷である。そこにいた自分だけが老いて行くのだから。

※写真の右側の方は、校長先生。左端は担任の佐々木先生。私は、学生服の後列4人目。この中で今でもお付き合いしているのはY君ただ一人。鬼籍に入ったと聞いているのは二人。後の人たちは、どこで何をしているやら。




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F本君とTB内君の両横綱。

2021-05-13 18:21:58 | 日記

5月6日(木)曇り後晴れ。

黄金週間が明けて、家族は今日から仕事。学生の頃は、連休が終わって、今日から学校と思うと、それだけでどっと疲れたものだ。家族も皆、同じ思いかもしれない。こちらは自慢ではないが、ほとんど定職に就いたことがないので、平日と休みの区別をするのが大変である。まあある意味贅沢な悩みかも知れない。

朝は、千葉は千倉の「義一兄い」差し入れの、サバの文化干し、大根おろし、キュウリのナムル(最近凝っている)、納豆に大根の味噌汁。昼は、一人で「サンマーメン」。夜は、カツオの刺身、平塚の「豚漬け」、ガーリック・シリンプ。キリンの「グリーン・フリー」二本。

夕方、酒が入ったら誰にも手を付けられない民族派最強の男、F本君から久しぶりに電話が入る。何やら浦安?でコロナをものともせずに、仲間と一献囲んでいるとのこと。携帯を通話にすると、プーンと酒の匂いが・・・。相変わらず酒臭いねぇー。と言うと、「ハハハハハせんばーぁーい。分かりますか」。いつも言っているだろう。私の携帯には「酒探知機がついていると」。

「今ですね、仲間と飲んでるんですよ。今、TB内と変わりますから」。何と両横綱が一緒にいるとは。誰も勝てん。別に、何の話がある訳ではなく、「ハハハお久しぶりです」で電話が終わった。シラフの時は民族派の「知」の部分を担う人たちなのに、一杯入ると、正に君子豹変する。でもなぜか私は、彼らが好きだ。酔中に真在り。か。


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背比べ。

2021-05-11 17:36:36 | 日記

5月5日(木)曇り。

こどもの日か。我が家は女の子ばかりなので、この日に特別なことをしない。かと言って、3月3日のひな祭りには、何かするかと言えば、子供が小さい頃に、何度か雛飾り(小さい物)を飾ったきりである。そういえば、クリスマスも、二度ほど、ツリーやスノーマン、電飾を飾ったことがあったが、片付けをするのが面倒なので、友人にあげてしまった。我が家の行事と言えば、家族それぞれの誕生日くらいか。普段、毎日一緒にいるので、けじめがないのかもしれない。

屋根より高い鯉のぼり・・・。私が小さい頃には、まだ土地に余裕があったのか、さほど金持ちとも思えない家でも「鯉のぼり」を飾っていて、季節感を感じたものだ。今では、鯉のぼりなどほとんど見かけない。最もマンションが主流で、大きな鯉のぼりを立てる場所もなく、一軒家でもそんな土地の余裕がない所がほとんどである。

柱の傷はおととしの五月五日の背比べ・・・。我が家の居間の柱には、子供が六歳の頃を最初に、中学生の頃までの「柱の傷」がある。下の子供が、お姉ちゃんに負けまいと、測る時にいつも背伸びをして、怒られていたのを思い出す。その子供たち二人も、それぞれ大学を卒業し、社会人となった。「背を測ろう」などと言ったら、何言ってんのと、軽くいなされるに違いない。

連休の最後の日とあって、皆さんのんびりと起きてきた。昼食を兼ねた朝食は、ほっともっとのお弁当。いわゆる「ホカ弁」も家族で食べると、アウトドア―な気持ちになるから楽しい。夜は、カツオとマグロの刺身に、鶏肉のトマトソース煮。軽く飲んだ。


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機関誌の発行は大変である。

2021-05-09 14:50:36 | 日記

5月4日(火)晴れ。

朝食は、中華・正華の売店の「好」の焼売、能登屋 の「もやし揚げ天」、ミニのカレーヌードル。昼は抜いた。夜は、帯広の「北海道」と言うお店から取り寄せた「ジンギスカン」サバのみりん干し、もやし揚げ天。キリンの「グリーン・フリー」を二本。休肝日。

事務所に行くと、様々な機関誌・紙、雑誌が送られている。『九州ジャーナル』、『敬天新聞』、『みち』、『芳論新報』、『レコンキスタ』、『郷守人(キモンド)』、同封されていた『アイディンティティ』、『実話ナックルズ』、そして展転社の荒岩さんから杉本延博先生の新刊『国家社会主義とは何か』をご恵送頂いた。感謝しております。

機関誌・紙を出すと言うのは本当に大変なことである。原稿集めはもちろんのこと、一番頭が痛いのは経費である。郵便局の「第三種郵便」を取得するのは難しく以前は普通郵便で送っていた。一部140円である。秤に雑誌と封筒を載せて140円の重さを超えないようにしていた。そして切手も少しでも安いチケットショップで買って貼っていた。それがメール便が出来たおかげで、重さと厚さを気にせずに作れるようになった。印刷も、今ではすべて機械化して、外注できるようになった。ご支援頂いている方々のお陰と感謝している。そういった苦労をしてきただけに、送られてくる機関誌・紙などは全て目を通すようにしている。


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