INSIDE SORAMAME

福岡のバスのことなど・・

クインテット(10)

2010年08月23日 |    ┣ クインテット
(つづき)
音楽なバス停、「」「太鼓」「シンバル」「」「ハーモニー」「」「ドラ」「」「」に続いては、福岡県小郡市の「鈴」、そして「調(ちょう、あるいは、しらべ)」。

「美鈴の杜埋蔵文化財調査センター」という、かなり長い名称である。
昨年8月までは西鉄のバス停であり、西鉄三国が丘駅JR原田駅西鉄筑紫駅を結ぶ路線が停車していたが、現在は小郡市域内のみを走るコミュニティバスがわずかに停車するだけの、長調(メジャー)ではなく短調(マイナー)な存在になっている。

なお、以前取り上げた3曲(鎌倉物語、SOMEDAY、空も飛べるはず)は、全て「ハ長調」であることにその後気付いた。
「ハ長調」には、子供を惹きつける何かがあるのだろうか。
(つづく)
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クインテット(9)

2010年08月22日 |    ┣ クインテット
(つづき)
音楽なバス停、「」「太鼓」「シンバル」「」「ハーモニー」「」「ドラ」「」に続いては、福岡県太宰府市の「歌」。

ただし、この「歌」は“song”ではなく“verse”なのだけど。

太宰府市役所前宇美営業所を結ぶ西鉄バスの二日市ローカル「4-1番」(もともとは「二日市ローカル」だが、現在は二日市で運行されておらず、過去の経緯を無視すれば「宇美ローカル」という見方もできるかも)のルート上にあるが、「連歌屋」には太宰府市コミュニティバス「まほろば号」のみが停車し、西鉄バスは停車しない。
「まほろば号」については、かつてはここから西鉄都府楼前駅の先(水城、国分、吉松、大佐野方面)まで行くことができたが、西鉄都府楼前駅にて系統が分割されたため、現在は、同駅と北谷(5番)、内山(無番)を結ぶ路線のみが停車する。 

「連歌屋」は、「太宰府」(まほろば号は「西鉄太宰府駅」)と「宮前」の間にある。
参道の散策をせずに純粋に(?)天満宮への参拝だけをしたければ、「太宰府」よりも、ここ「連歌屋」や「宮前」のほうが天満宮には近い。
(つづく)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クインテット(8)

2010年08月21日 |    ┣ クインテット
(つづき)
音楽なバス停、「」「太鼓」「シンバル」「」「ハーモニー」「」「ドラ」に続いては、熊本市の「笛」。
「太鼓」「シンバル」「ドラ」など、打楽器が多い中、珍しくメロディアスである。

「笛田」…「増えた」ということで縁起も良さそうだが、読みは「ふえた」ではなく「ふえだ」である。

熊本バスの主な営業エリアである上益城郡、下益城郡方面にはなぜかあまり縁がなく、熊本バスのバス停を取り上げるのはどうやら初めてのようだ(他社と共用のバス停を除く)。
ただし、ここ「笛田神社前」を通る路線は、熊本市内のみで完結する路線(交通センター~御幸木部町を走る「南2」系統)である。

嘉島町にある大型商業施設「イオンモール熊本クレア」は、熊本バスのターミナルにもなっていて、「IIK」もかなり高い。
イオンモール福岡ルクル」 にも、もっといろんな路線が乗り入れないかなぁ…ということは常々考えている。

話が「笛田神社前」から逸れてしまったが(←いつものことですけど)、熊本バスのバス停も、機会があれば少しずつ取り上げていこうかなと思う。
(つづく)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クインテット(7)

2010年08月07日 |    ┣ クインテット
(つづき)
音楽なバス停、「」「太鼓」「シンバル」「」「ハーモニー」「」に続いては、福岡県八女市の「ドラ」。

蛭池」「鵜の池」とともに、国道442号上のバス停であり、平地においてはほぼ直線である国道442号は、「どんどら」バス停そばの「納楚」交差点(国道3号と交差)から東方ではやや角度が付き、その先は次第に山道になって、黒木矢部方面に至る。

「どんどら」の由来は知らないのだが、漢字で書くと「鈍土羅」であり「銅鑼」ではないので、楽器とは関係ないのかもしれない…。
(つづく)
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クインテット(6)

2010年07月30日 |    ┣ クインテット
(つづき)
音楽なバス停、「」「太鼓」「シンバル」「」「ハーモニー」に続いては、福岡県朝倉市の「声」。

「希声館前」は、西鉄の「甘木バスセンター」と甘木観光バスの「甘木中央」から、ひとつ杷木寄りの停留所である。

甘木観光バスは、ネットで時刻を検索することができない(←おそらく)。
“ネットで公開したって大した効果はないさ”というある種の潔さは感じることができるのだが、同じく西鉄の不採算路線を引き継いだ行橋地区の太陽交通のほうは路線図や時刻表などをサイトで公開しているので、甘木観光バスにも、せめて紙の時刻表をPDF化したものでもいいから公開してもらいたいものである。

西鉄から甘木観光バスへの移管が行われた当時は、「甘木~田主丸線」くらいは西鉄の路線として残してもいいのでは?と考えていたのだが、バス停の時刻表を眺めていると、もし「甘木~田主丸線」抜きだったら甘木観光バスが引き継がなかったかもしれないなぁ…という気もしている。

ちなみに、「希声館」の誕生は、明治22年だそうだ。
「宗像ユリックス」「サンコスモ古賀」など、近年主流の名付け方による自治体施設の名称は、この先どれくらい存続することができるだろうか。
(つづく)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クインテット(5)

2010年07月06日 |    ┣ クインテット
(つづき)
音楽なバス停、「」「太鼓」「シンバル」「」に続いては、福岡県中間市の「ハーモニー」。

「中間ハーモニーホール」バス停は、「犬王」などとともにJR中間駅と筑豊電鉄通谷電停を結ぶ市道上にある。
ひとつ通谷側の「中間市立病院前」は、以前は「中間営業所」であり、西鉄バス北九州の中間営業所がなくなったあともしばらくの間「中間営業所」という名称のままだった。

バス停の行先案内には、「折尾車庫」「筑鉄中間」「西鉄天神BS」の文字があるが、「折尾車庫」に行くものは現存しない。
ただ、「折尾車庫行き」は、「JR中間駅~ハーモニーホール~通谷電停~筑鉄中間~中間駅西口~下二・大膳橋~折尾車庫」という経路だったので、折尾に用がある人がここから乗ることは想定されていなかったと思われる。
古賀駅南口古賀駅前」間のように、現在でも「JR中間駅~中間駅西口」間は、地理的に近くてもバスの経路上はかなり離れているのだが、かつてはもっと離れていたことになる。
ちなみに、「西鉄天神BS」の「BS」は「バスセンター」の略だと思われるが、西鉄のバス停で「BS」といえば「ブリジストン」を想起してしまう…。

音楽シリーズということで今回は、2歳の上の子が、最近お気に入りのナンバーを3つ集めてみた。
カーステレオでは繰り返し何回も再生を要求され、寝かしつけの際には何度も歌わされる曲である(笑)。

2歳ながらなかなか良いセンスだと思う一方、この年齢の子にここまで愛されるというのは本当に良い曲だということなのかもしれない。

鎌倉物語/サザンオールスターズ(原由子)

SOMEDAY/佐野元春

空も飛べるはず/スピッツ


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クインテット(4)

2010年06月25日 |    ┣ クインテット
(つづき)
音楽なバス停、「」「太鼓」「シンバル」に続いては、福岡市南区の「音」(←急に抽象的…)。

「観音」…「音を観る」というのはなかなか神秘的な感じがするが、聴いただけで色や情景が浮かぶ音楽というのは、それだけ良質なものであるのかもしれない。

「穴観音」とは、左の写真奥の青信号のところにある興宗寺のことであり、寺の中に古墳があることから、そのように呼ばれるようになったとのこと。
このバス停が位置する町名であり、ひとつ隣りのバス停名でもある「寺塚」も、同じ由来だと思われる。

ここ「穴観音」には、「52番」のうちの「寺塚経由」の便が停車する。
穴観音~寺塚を経由する便は、「52番」の中ではイレギュラーな扱いであり、LEDの行先表示では「寺塚」を四角で囲んで強調している

最近の流行(?)から考えると、この「寺塚経由」の「52番」を、「53番」とか「52-1番」とか、別の番号にするということが起こりそうな感じもするのだが、今のところ、そのような気配はない。
「75番」の東区役所経由を「76番」に変えるよりは、優先順位が高そうにも見えるのだが、いかがだろうか。
まあ、野間大池~長住二丁目間で「長住一丁目」に停まるか「穴観音、寺塚」に停まるかという違いだけであり、どちらも天神や高宮駅から長住地区に行ける訳なので、大多数の利用者の動向を考えた場合、「高宮通りから長住は52番」というコンセンサスを変に崩さないほうがよいという考え方も成立しそうではあるけれど。

ひとつ隣りの「寺塚」には「52番」とともに「55番」も停車するが、ここ「穴観音」は「52番」だけであり、「馬屋谷」(都心向け)などと同様、長らく一つの行先番号だけに身を捧げているバス停である。
ただし「寺塚」も、「52番」と「55番」ではのりばが異なり、「52番」と「55番」も、接しこそすれ交わってはいない(現実のバスの“動線”としては交わっていると思いますが)。
(つづく)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クインテット(3)

2010年06月18日 |    ┣ クインテット
(つづき)
音楽なバス停、「」「太鼓」に続いては、糟屋郡須恵町の「シンバル」。

現在ここには「36番」(天神~妙見~扇橋~購買店前イオンモール福岡ルクル[一部通過]~一番田~新原~宇美営業所)と、ローカル線の「3番」(福岡空港~博多の森~志免鉄道公園~東公園台~一番田~新原~宇美営業所)が停車するが、かつては、「36番」の区間便佐谷~新原~宇美営業所)や、「37番」(現在のものとは異なる。博多駅~福岡空港~月隈団地~志免~新生~新原~宇美営業所)なども停車していた。
また「新原」は、少し前までは「広義の終点」でもあった。

九州・沖縄地方では、「」を「はら」だけでなく「はる」とも読むことから、こんな場所にも“楽器”が出現する。

ただ、「シンバル」は、2つのパーツがひとつになることで良い音が出るのだが、「新原」は、上りと下りのバス停が200m以上も離れていることから、こんなに離れていては、良い響きは期待できない。
それぞれのバス停の向かい側の標柱がない場所でも乗降の取り扱いをしてもよいのでは?と思うのだが、いろんな事情があるのだろうか。
(つづく)
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クインテット(2)

2010年06月12日 |    ┣ クインテット
(つづき)
音楽なバス停、「」に続いては、北九州市若松区の「太鼓」。
二回目にして、早くも無理やりである(笑)。

頭に「第○」が付くバス停名は、福岡県では北九州地区の特徴だが、「スペースワールド北門入口第二」のように、北九州でも「第○」が末尾に付く場合や、「第2朝日が丘団地」のように、北九州以外でも「第○」が頭に付く場合など、例外もある。

バス停名にはなっていないが、北九州~唐津間には、他にも「太閤水」がいくつか存在するようだ。
なので、「第二太閤水」は、新宮町の「太閤水」が「第一」で、それに対する「第二」という意味ではない(当然ですけどね)。
ちなみに、新宮町のほうは「たいこうすい」なのに対し、こちらは「たいこうみず」であり、読みが異なる。

太閤ゆかりのバス停名と、「サイエンスパーク」…なかなか対照的である。
(つづく)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クインテット(1)

2010年06月07日 |    ┣ クインテット
またまた思いつきで新シリーズ
音楽」にまつわるバス停を取り上げていこうかな…と思ったのだが、どこまで続くだろうか。
タイトルは、子供が好きなテレビ番組より。

第一回目は、福岡県嘉麻市の「琴平口」。
西鉄グループのバス停で「琴」を含むのは、意外にも(?)ここだけである。

現在ここには、飯塚と大隈桂川、碓井経由で結ぶ「27番」のみが停車する。
「土色」のバス停も、同一路線上にある。
「琴平口」バス停のすぐ近くには、「道の駅」もあるのだが、「道の駅」がある「道」としては、他と比較してややマイナーな感はある(施設自体は、そこそこ賑わってますけどね)。

そういえば、福岡市中央区の「舞鶴一丁目」バス停は、長らくスポンサーが「琴・三味線のみつや前」であり、スポンサー撤退後の今もなお、耳に残る名称である(「みつや」自体は現在も営業している)。
早良区と城南区の境の「荒江四角」は、「荒江レコード店前」だったな…(店舗は早良区側にあった)。
(つづく)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする