(つづき)
「愛をください」で取り上げた「一匹目のイカ」に引き続き、福岡市東区を泳ぐ「二匹目のイカ」。
「東部青果市場前」(とうぶせイカいちばまえ)は「赤間急行」と「新宮急行」のルートとなっている。
行先案内の右側の上のテープは、「新宮急行」の前身である「230番」を隠していると推測され、その推測が正しければ、その左下のテープの下に隠れているのは「三苫駅」もしくは「和白(営)」だろうか。
「230番」が廃止になったのと、「赤間急行」が「日赤看護大学」に行くようになったのは、どちらが先だっただろうか。
なお、「日赤看護大学行き」の新設以降、近年の「赤間急行」には目立った変化がないことから、国道3号上り(天神を中心と考えると「下り」ですが)においては、行先案内の部分に「日赤看護大学」のシールを貼った時点からずっと更新がストップしているバス停が多い(それだけ「赤間急行」が安定しているということなのでしょうけど)。
福岡市博多区にも青果市場があるが、そちらの最寄りバス停は「青果市場前」である。
博多区のほうには「青果市場」の前に何もコトバが付かないのは、こちらが「主」で、東区のほうは「従」だからということだろう。
ちなみに、博多区の「青果市場前」の一つ隣りのバス停は「那珂下原」であり、「東部青果市場前」の近くの、何もコトバが付かない「下原」とは、裏表の関係にある。
なお、同じく「従」である西区石丸の青果市場の周辺には、「青果市場」を名乗るバス停はない。
「石丸二丁目(都市高下)」「石丸二丁目(公民館前)」みたいなややこしい分け方をするくらいなら、前者は「西部青果市場前」でもよい気がするのだが、いかがでしょう。
「東部青果市場」をはじめとして、福岡市の3つの青果市場(博多区、東区、西区)については、まとめて人工島に移転させる計画がある。
移転後は、「東部青果市場前」も名前を変えないといけなくなりそうだ。
順当に行けば所在地名である「下原四丁目」などなのだろうけど、味気ないし、また、位置的に近い旧道の「下原」との関係もわかりにくくなる。
ただ、「梅光園」と「梅光園一丁目」、「屋形原」と「屋形原一丁目」などの例をみていると、“旧道上の既存バス停の名称に配慮して、新道上のバス停に名前が付けられる”ことはあまり期待できそうにない。
「石坂」と「新石坂」のように、「下原」と「新下原」…なんかもちょっとかっこいいと思うのだけど。
(つづく)
「愛をください」で取り上げた「一匹目のイカ」に引き続き、福岡市東区を泳ぐ「二匹目のイカ」。
「東部青果市場前」(とうぶせイカいちばまえ)は「赤間急行」と「新宮急行」のルートとなっている。
行先案内の右側の上のテープは、「新宮急行」の前身である「230番」を隠していると推測され、その推測が正しければ、その左下のテープの下に隠れているのは「三苫駅」もしくは「和白(営)」だろうか。
「230番」が廃止になったのと、「赤間急行」が「日赤看護大学」に行くようになったのは、どちらが先だっただろうか。
なお、「日赤看護大学行き」の新設以降、近年の「赤間急行」には目立った変化がないことから、国道3号上り(天神を中心と考えると「下り」ですが)においては、行先案内の部分に「日赤看護大学」のシールを貼った時点からずっと更新がストップしているバス停が多い(それだけ「赤間急行」が安定しているということなのでしょうけど)。
福岡市博多区にも青果市場があるが、そちらの最寄りバス停は「青果市場前」である。
博多区のほうには「青果市場」の前に何もコトバが付かないのは、こちらが「主」で、東区のほうは「従」だからということだろう。
ちなみに、博多区の「青果市場前」の一つ隣りのバス停は「那珂下原」であり、「東部青果市場前」の近くの、何もコトバが付かない「下原」とは、裏表の関係にある。
なお、同じく「従」である西区石丸の青果市場の周辺には、「青果市場」を名乗るバス停はない。
「石丸二丁目(都市高下)」「石丸二丁目(公民館前)」みたいなややこしい分け方をするくらいなら、前者は「西部青果市場前」でもよい気がするのだが、いかがでしょう。
「東部青果市場」をはじめとして、福岡市の3つの青果市場(博多区、東区、西区)については、まとめて人工島に移転させる計画がある。
移転後は、「東部青果市場前」も名前を変えないといけなくなりそうだ。
順当に行けば所在地名である「下原四丁目」などなのだろうけど、味気ないし、また、位置的に近い旧道の「下原」との関係もわかりにくくなる。
ただ、「梅光園」と「梅光園一丁目」、「屋形原」と「屋形原一丁目」などの例をみていると、“旧道上の既存バス停の名称に配慮して、新道上のバス停に名前が付けられる”ことはあまり期待できそうにない。
「石坂」と「新石坂」のように、「下原」と「新下原」…なんかもちょっとかっこいいと思うのだけど。
(つづく)
(つづき)
旧「22番 こもの線」の「狭義の終点」のひとつであった「立花口」バス停は、旧「135番」や現「マリンクス」のルートからは少し離れたこの場所にあったらしい。
昔の西鉄バスの路線図には、「原上」と「立花口」の間に、「鳥の巣」というなかなかインパクトのある名前のバス停があったと思うのだが、「鳥の巣」は、立花小学校付近にあったのだろうか。
「22番」の「こもの行き」や「135番」には乗ったことがあるのだが、「立花口行き」にもぜひ乗っておきたかった…。
立花山への登山口にある「立花口」バス停は、やはり登山客の利用も多かったのではないかと推測される。
現在の「下原」「駄ケ原」「早良妙見口(早良妙見東口)」「椎原」、かつての「若杉登山口」「恵山閣」「佐賀橋」…などは、山登りの拠点としての「格」も備えていたように思うのだが、以前に比べると、登山とバスの結びつきは、弱まっていると言えるのかもしれない。
(つづく)
旧「22番 こもの線」の「狭義の終点」のひとつであった「立花口」バス停は、旧「135番」や現「マリンクス」のルートからは少し離れたこの場所にあったらしい。
昔の西鉄バスの路線図には、「原上」と「立花口」の間に、「鳥の巣」というなかなかインパクトのある名前のバス停があったと思うのだが、「鳥の巣」は、立花小学校付近にあったのだろうか。
「22番」の「こもの行き」や「135番」には乗ったことがあるのだが、「立花口行き」にもぜひ乗っておきたかった…。
立花山への登山口にある「立花口」バス停は、やはり登山客の利用も多かったのではないかと推測される。
現在の「下原」「駄ケ原」「早良妙見口(早良妙見東口)」「椎原」、かつての「若杉登山口」「恵山閣」「佐賀橋」…などは、山登りの拠点としての「格」も備えていたように思うのだが、以前に比べると、登山とバスの結びつきは、弱まっていると言えるのかもしれない。
(つづく)
おかげさまで、「INSIDE SORAMAME」は本日で六周年を迎え、ついに七年目に突入である。
ここ最近は、更新が何日か途絶えてもアクセス数が大きく減ったりすることもなく、逆に、更新を頻繁に行ってもアクセス数が大きく増えることもなく(笑)、一定のレンジで概ね安定しており、いつも見て下さっている皆さんに支えられていることをつくづく実感させられる。
個人的には「バス」に特化したブログを書いているつもりはあまりなく、バスの話題はいくつかのカテゴリーの中の一つに過ぎないというスタンスなのだが、そんな本人の思いとは裏腹に(?)、日々の記事はバスの話題ばかりになってしまっている。
写真は福岡市東区の「箱崎駅東口」、かつての「前川町」バス停である。
JR箱崎駅を挟んで反対側にある「箱崎駅西口」(かつての「米山町」)とは対照的に、長年、福岡都心部と「月見町」を結ぶ路線(現在は「71番」。そこから過去に遡ると「1番」「20番」→「1番」→「51番」→「51番」「79番」)のためだけのバス停となっている。
まだ「前川町」の時代、名称を「箱崎駅東口」に変更してみては?という記事を書いたことがあり、それが現実となってしまった訳だが、旧町名である「前川町」という趣のある名称が消えてしまったことに、やや「罪悪感」を覚えたことがある。
このブログで書いたことが名称変更に直接影響を与えたということはないと思うのだが、他にも同じようなことが結構ちょくちょくあって、記事にすることで現状に何らかの影響を与えてしまうのではないかと余計な躊躇をしてしまうこともたまにある(“変えたほうがよい”と確信できることについては、現実になるとそれなりに嬉しいのだが、“変えたほうがいいんだろうけど、本当に変わってしまったらちょっと寂しいよなぁ”ということについてはなおさら)。
ただ、そんなことをいくら考えても仕方がないので、今後はあまり気にしないようにして、感じたままを野性的に書いていこうかなと思っている。
やや批判めいたことを書いて、後から読み返して少し後悔するということもたまにあるのだが、バス関係の記事の根底にあるのは、あくまで“バスの楽しさをもっと伝えたい”“車体とか設備のことが何もわからなくても(笑)、いろんな切り口があるよ”ということであり、そして、それが間接的にでもバス利用の促進につながっていけば、という思いである。
という訳で、今後とも、どうぞよろしくお願い致します。
ここ最近は、更新が何日か途絶えてもアクセス数が大きく減ったりすることもなく、逆に、更新を頻繁に行ってもアクセス数が大きく増えることもなく(笑)、一定のレンジで概ね安定しており、いつも見て下さっている皆さんに支えられていることをつくづく実感させられる。
個人的には「バス」に特化したブログを書いているつもりはあまりなく、バスの話題はいくつかのカテゴリーの中の一つに過ぎないというスタンスなのだが、そんな本人の思いとは裏腹に(?)、日々の記事はバスの話題ばかりになってしまっている。
写真は福岡市東区の「箱崎駅東口」、かつての「前川町」バス停である。
JR箱崎駅を挟んで反対側にある「箱崎駅西口」(かつての「米山町」)とは対照的に、長年、福岡都心部と「月見町」を結ぶ路線(現在は「71番」。そこから過去に遡ると「1番」「20番」→「1番」→「51番」→「51番」「79番」)のためだけのバス停となっている。
まだ「前川町」の時代、名称を「箱崎駅東口」に変更してみては?という記事を書いたことがあり、それが現実となってしまった訳だが、旧町名である「前川町」という趣のある名称が消えてしまったことに、やや「罪悪感」を覚えたことがある。
このブログで書いたことが名称変更に直接影響を与えたということはないと思うのだが、他にも同じようなことが結構ちょくちょくあって、記事にすることで現状に何らかの影響を与えてしまうのではないかと余計な躊躇をしてしまうこともたまにある(“変えたほうがよい”と確信できることについては、現実になるとそれなりに嬉しいのだが、“変えたほうがいいんだろうけど、本当に変わってしまったらちょっと寂しいよなぁ”ということについてはなおさら)。
ただ、そんなことをいくら考えても仕方がないので、今後はあまり気にしないようにして、感じたままを野性的に書いていこうかなと思っている。
やや批判めいたことを書いて、後から読み返して少し後悔するということもたまにあるのだが、バス関係の記事の根底にあるのは、あくまで“バスの楽しさをもっと伝えたい”“車体とか設備のことが何もわからなくても(笑)、いろんな切り口があるよ”ということであり、そして、それが間接的にでもバス利用の促進につながっていけば、という思いである。
という訳で、今後とも、どうぞよろしくお願い致します。
(つづき)
赤間駅南口と自由ケ丘南地区を結ぶ「8-1番」の側面方向幕。
「自由ケ丘南三丁目(赤間駅南口)←自由ケ丘南一丁目←自由ケ丘十一丁目←森林都市←自由ケ丘一丁目」という表示で、かなり自由が溢れている。
「8-1番」は、自由ケ丘南地区でループを形成しており、「赤間駅南口方面→自由ケ丘南一丁目→自由ケ丘南二丁目→自由ケ丘南三丁目→自由ケ丘南四丁目→自由ケ丘南西通り→自由ケ丘南一丁目→赤間駅南口方面」という経路を辿る。
ちなみに、「自由ケ丘南西通り」は、「じゆうがおかなんせいどおり」ではなく「じゆうがおかみなみにしどおり」、また、「四丁目」と「西通り」の間に存在したものの目で見ることはできなかった「自由ケ丘南公園前」はなくなったようだ。
「8-1番」の他に、赤間駅南口から郊外の住宅団地に向かう「8」に枝番が付いた路線として、「8-2番」(葉山、広陵台、日赤看護大学)、「8-3番」「8-4番」(朝野団地)があり、これらの路線はいずれも「郊外→赤間駅南口」の方向については枝番のない「8番」として運行されるのが「原則」となっている。
「8-1番」も、自由ケ丘南地区→赤間駅南口については「8番」として運行されないといけないはずなのだが、最近のLEDの行先表示では、「赤間駅南口行き」が「8-1番」になっているものを目にする(ただ、全て確認したという訳ではないため、実はいろんな条件によって異なっていて、例えば早朝の自由ケ丘南二丁目始発の便は「8番」として運行されている…など、LED表示の全てが「8-1番」ではないのかもしれません)。
まあ、赤間駅南口から郊外に向かう便でも枝番が付かない「8番」(青葉台入口行きと、赤間支所経由赤間営業所行き)があるなど、「原則」自体が脆弱なのは否めないし、また、基本的に駅と住宅地を結ぶという路線しかなく例外はごくわずかなので、行先の“文字”(赤間駅南口、自由ケ丘南、広陵台、青葉台…など)に注目して、枝番に何の数字が入っていようが、また、枝番自体があろうがなかろうが、「どうでもいい」話だという人も多いのかもしれない。
(つづく)
赤間駅南口と自由ケ丘南地区を結ぶ「8-1番」の側面方向幕。
「自由ケ丘南三丁目(赤間駅南口)←自由ケ丘南一丁目←自由ケ丘十一丁目←森林都市←自由ケ丘一丁目」という表示で、かなり自由が溢れている。
「8-1番」は、自由ケ丘南地区でループを形成しており、「赤間駅南口方面→自由ケ丘南一丁目→自由ケ丘南二丁目→自由ケ丘南三丁目→自由ケ丘南四丁目→自由ケ丘南西通り→自由ケ丘南一丁目→赤間駅南口方面」という経路を辿る。
ちなみに、「自由ケ丘南西通り」は、「じゆうがおかなんせいどおり」ではなく「じゆうがおかみなみにしどおり」、また、「四丁目」と「西通り」の間に存在したものの目で見ることはできなかった「自由ケ丘南公園前」はなくなったようだ。
「8-1番」の他に、赤間駅南口から郊外の住宅団地に向かう「8」に枝番が付いた路線として、「8-2番」(葉山、広陵台、日赤看護大学)、「8-3番」「8-4番」(朝野団地)があり、これらの路線はいずれも「郊外→赤間駅南口」の方向については枝番のない「8番」として運行されるのが「原則」となっている。
「8-1番」も、自由ケ丘南地区→赤間駅南口については「8番」として運行されないといけないはずなのだが、最近のLEDの行先表示では、「赤間駅南口行き」が「8-1番」になっているものを目にする(ただ、全て確認したという訳ではないため、実はいろんな条件によって異なっていて、例えば早朝の自由ケ丘南二丁目始発の便は「8番」として運行されている…など、LED表示の全てが「8-1番」ではないのかもしれません)。
まあ、赤間駅南口から郊外に向かう便でも枝番が付かない「8番」(青葉台入口行きと、赤間支所経由赤間営業所行き)があるなど、「原則」自体が脆弱なのは否めないし、また、基本的に駅と住宅地を結ぶという路線しかなく例外はごくわずかなので、行先の“文字”(赤間駅南口、自由ケ丘南、広陵台、青葉台…など)に注目して、枝番に何の数字が入っていようが、また、枝番自体があろうがなかろうが、「どうでもいい」話だという人も多いのかもしれない。
(つづく)
(つづき)
6月末までの予定で運行されている臨時便「福岡空港~ゆめタウン博多線」のチラシ。
「お買いもの臨時バス」のチラシは、フォームが固まってきた感がある。
“ゆめタウン博多”と書いてあるものの、「ゆめタウン博多」という名のバス停には停車しない。
ただ、だからといって「馬出三丁目」に「ゆめタウン博多」という文言を加えてもまたややこしくなりそうだし、とりあえずは今のままそっとしておいたほうがよいのかもしれない。
チラシでは、“ゆめタウン博多”最寄りのバス停として「馬出三丁目」とともに「千代五丁目」も案内されている。
“ゆめタウン博多”の建物は細長いため、店舗の出入口のまん前にある「馬出三丁目」よりも、ひとつ南西側の「千代五丁目」のほうが売場によっては近いというのも一つの理由だと思うが、それ以上に、「千代五丁目」が運賃の境界になっていることから、「馬出三丁目」まで乗ると運賃が高くなるケースがあるためだと思われる。
例えば、天神→千代五丁目の運賃は180円だが、天神→馬出三丁目は220円であり、「天神郵便局前」バス停に貼られている案内のシール(?)でも、“ゆめタウン博多”最寄りバス停は「馬出三丁目」ではなく「千代五丁目」とされている。
このチラシでも、「運賃」については、「千代五丁目まで」と書かれており、これは、できるだけ安い運賃を載せたいという意向と、「馬出三丁目」まで乗って意に反して高い運賃を支払わなければならなくなったようなケースに備えた「免責条項」としての意味が反映されているともいえ、最寄りバス停を「馬出三丁目」に完全に固定したくはない意図(運賃が安いのは「千代五丁目」だけど、便利なのは「馬出三丁目」、というダブルスタンダード)が見え隠れする。
この路線の前身である「堅田橋~ゆめタウン博多~松島一丁目線」とともに運行を開始した「26B」(新宮緑ケ浜~イオン香椎浜〔留学生会館前〕~天神)のほうは、私が見る限りではそこそこ好調のように見え、試行期間の再延長もしくは本格運行への移行もあり得そうな感じだが、ゆめタウン線のほうはもう少し試行錯誤が続きそうな気配もある。
(つづく)
6月末までの予定で運行されている臨時便「福岡空港~ゆめタウン博多線」のチラシ。
「お買いもの臨時バス」のチラシは、フォームが固まってきた感がある。
“ゆめタウン博多”と書いてあるものの、「ゆめタウン博多」という名のバス停には停車しない。
ただ、だからといって「馬出三丁目」に「ゆめタウン博多」という文言を加えてもまたややこしくなりそうだし、とりあえずは今のままそっとしておいたほうがよいのかもしれない。
チラシでは、“ゆめタウン博多”最寄りのバス停として「馬出三丁目」とともに「千代五丁目」も案内されている。
“ゆめタウン博多”の建物は細長いため、店舗の出入口のまん前にある「馬出三丁目」よりも、ひとつ南西側の「千代五丁目」のほうが売場によっては近いというのも一つの理由だと思うが、それ以上に、「千代五丁目」が運賃の境界になっていることから、「馬出三丁目」まで乗ると運賃が高くなるケースがあるためだと思われる。
例えば、天神→千代五丁目の運賃は180円だが、天神→馬出三丁目は220円であり、「天神郵便局前」バス停に貼られている案内のシール(?)でも、“ゆめタウン博多”最寄りバス停は「馬出三丁目」ではなく「千代五丁目」とされている。
このチラシでも、「運賃」については、「千代五丁目まで」と書かれており、これは、できるだけ安い運賃を載せたいという意向と、「馬出三丁目」まで乗って意に反して高い運賃を支払わなければならなくなったようなケースに備えた「免責条項」としての意味が反映されているともいえ、最寄りバス停を「馬出三丁目」に完全に固定したくはない意図(運賃が安いのは「千代五丁目」だけど、便利なのは「馬出三丁目」、というダブルスタンダード)が見え隠れする。
この路線の前身である「堅田橋~ゆめタウン博多~松島一丁目線」とともに運行を開始した「26B」(新宮緑ケ浜~イオン香椎浜〔留学生会館前〕~天神)のほうは、私が見る限りではそこそこ好調のように見え、試行期間の再延長もしくは本格運行への移行もあり得そうな感じだが、ゆめタウン線のほうはもう少し試行錯誤が続きそうな気配もある。
(つづく)
(つづき)
福岡県宗像市の空と海の間に「京泊」。
「鐘崎車庫」の2つ先にある、郊外部の沿岸部の「狭義の終点」のひとつ(「の」が多いですけど)である。
現在の本数は一日2本(平日のみ)なのだが、ここ「京泊」にやってくるバスは東郷駅からの「2番」で、「京泊」を出発するバスは赤間営業所に向かう「3番」であり、非対称な状態となっている(もともと「2番」はなく、「3番」のみだった。ただし「3番」は現在のネオポリス経由ではなく東郷橋経由)。
それでも利用者が全くいないという訳ではなく、それなりに成り立っているようにも見える。
博多ふ頭入口経由の「なかたに号」が一日一本片道だけ設定されていたり、「11番」の能古渡船場系統は片道だけだったり、門司の「太刀浦」を発着するバスは上下で本数のバランスがとれていなかったり、小倉港フェリーターミナルに乗り入れるバスは一日一往復ながら曜日と往路復路でバリエーションがあって「なかたに号」「ひきの号」「いとうづ号」の全てが乗り入れるカタチになっていたり…、「海に近いところを走る本数の少ない路線は、上りと下りを非対称にしたほうがよい」という縁起担ぎ的なものでもあるのだろうか…?(←おそらくないと思いますが)。
「神湊~鐘崎~波津」のバス路線が旧国道3号を介さずにつながっていた時代は遠い昔となり、現在は、「沿岸部の漁港(神湊・鐘崎・波津。内陸部に漁港はあまりないですけどね)~住宅団地~旧国道3号沿いの中心地(福間・東郷・赤間・海老津)」という路線が旧国道3号に垂直的にいくつか併存するという構造に概ね変わってしまっている。
「沿岸部の漁港」よりも、途中の「住宅団地」のほうが路線の存否に対する影響力を持つようになって久しいと思うのだが、願わくば、今後も西鉄の路線として残っていってほしいものである。
(つづく)
福岡県宗像市の空と海の間に「京泊」。
「鐘崎車庫」の2つ先にある、郊外部の沿岸部の「狭義の終点」のひとつ(「の」が多いですけど)である。
現在の本数は一日2本(平日のみ)なのだが、ここ「京泊」にやってくるバスは東郷駅からの「2番」で、「京泊」を出発するバスは赤間営業所に向かう「3番」であり、非対称な状態となっている(もともと「2番」はなく、「3番」のみだった。ただし「3番」は現在のネオポリス経由ではなく東郷橋経由)。
それでも利用者が全くいないという訳ではなく、それなりに成り立っているようにも見える。
博多ふ頭入口経由の「なかたに号」が一日一本片道だけ設定されていたり、「11番」の能古渡船場系統は片道だけだったり、門司の「太刀浦」を発着するバスは上下で本数のバランスがとれていなかったり、小倉港フェリーターミナルに乗り入れるバスは一日一往復ながら曜日と往路復路でバリエーションがあって「なかたに号」「ひきの号」「いとうづ号」の全てが乗り入れるカタチになっていたり…、「海に近いところを走る本数の少ない路線は、上りと下りを非対称にしたほうがよい」という縁起担ぎ的なものでもあるのだろうか…?(←おそらくないと思いますが)。
「神湊~鐘崎~波津」のバス路線が旧国道3号を介さずにつながっていた時代は遠い昔となり、現在は、「沿岸部の漁港(神湊・鐘崎・波津。内陸部に漁港はあまりないですけどね)~住宅団地~旧国道3号沿いの中心地(福間・東郷・赤間・海老津)」という路線が旧国道3号に垂直的にいくつか併存するという構造に概ね変わってしまっている。
「沿岸部の漁港」よりも、途中の「住宅団地」のほうが路線の存否に対する影響力を持つようになって久しいと思うのだが、願わくば、今後も西鉄の路線として残っていってほしいものである。
(つづく)
(つづき)
「colors」で取り上げた「一色目の桜色」に引き続き、福岡県志免町の「二色目の桜色」。
「桜丘第四」にやってくるバスも、この時刻表の頃やこの時刻表の頃に比べるとかなり減ってしまった感がある。
ここ「桜丘第四」をはじめ、周辺のバス停「桜丘第一」「桜丘第二」「桜丘第三」「桜丘第五」は、もともと「桜丘」ではなく「桜ヶ丘」という表記だったのだが、今年4月1日のダイヤ改正で、「桜丘」に改められた。
元々の地名は桜ケ丘(もしくは桜ヶ丘)だったものが、住居表示の施行にあたり、「桜」と「丘」の間に入る文字がいくつか想定される(「ケ」や「ヶ」や「が」など)ことによる混乱を未然に防止するため住所のほうは「桜丘」に改められた…のかどうかはわからないが、住所としての地名は「桜丘」で、バス停の名称は「桜ヶ丘」もしくは「桜ケ丘」(よみはどちらも「さくらがおか」)という、不一致な状態が長らく続いてきた。
以前の記事では、“敢えて「“ケ”を取ります」という宣言をしてまで、一致させる程のことでもないということだろうか”と書いていたのだが、なぜかここにきて両者の一致が図られることになった。
ただ、上から紙を貼っただけなので、剥がれてしまうと再び「桜ヶ丘」に戻ってしまう可能性もある(笑)。
ここ最近の、バス停名称の変更の流れを見ていると、いずれ、「金隈」が「金の隈」になったり、「駅前一丁目」「駅東三丁目」が「博多駅前一丁目」「博多駅東三丁目」になったり、「小笹南口」が「小笹北」や「小笹五丁目」になったり…ということが起こるかもしれない。
ただ、個人的には、バス停名称に限らず、あくまで、“現実を受け入れて観賞する”ことからスタートしたいと考えているので、“変えるべきだ”と積極的に主張するつもりは全くない。
ちなみにこちらのバス停からは「ケ」は取れていない。
(つづく)
「colors」で取り上げた「一色目の桜色」に引き続き、福岡県志免町の「二色目の桜色」。
「桜丘第四」にやってくるバスも、この時刻表の頃やこの時刻表の頃に比べるとかなり減ってしまった感がある。
ここ「桜丘第四」をはじめ、周辺のバス停「桜丘第一」「桜丘第二」「桜丘第三」「桜丘第五」は、もともと「桜丘」ではなく「桜ヶ丘」という表記だったのだが、今年4月1日のダイヤ改正で、「桜丘」に改められた。
元々の地名は桜ケ丘(もしくは桜ヶ丘)だったものが、住居表示の施行にあたり、「桜」と「丘」の間に入る文字がいくつか想定される(「ケ」や「ヶ」や「が」など)ことによる混乱を未然に防止するため住所のほうは「桜丘」に改められた…のかどうかはわからないが、住所としての地名は「桜丘」で、バス停の名称は「桜ヶ丘」もしくは「桜ケ丘」(よみはどちらも「さくらがおか」)という、不一致な状態が長らく続いてきた。
以前の記事では、“敢えて「“ケ”を取ります」という宣言をしてまで、一致させる程のことでもないということだろうか”と書いていたのだが、なぜかここにきて両者の一致が図られることになった。
ただ、上から紙を貼っただけなので、剥がれてしまうと再び「桜ヶ丘」に戻ってしまう可能性もある(笑)。
ここ最近の、バス停名称の変更の流れを見ていると、いずれ、「金隈」が「金の隈」になったり、「駅前一丁目」「駅東三丁目」が「博多駅前一丁目」「博多駅東三丁目」になったり、「小笹南口」が「小笹北」や「小笹五丁目」になったり…ということが起こるかもしれない。
ただ、個人的には、バス停名称に限らず、あくまで、“現実を受け入れて観賞する”ことからスタートしたいと考えているので、“変えるべきだ”と積極的に主張するつもりは全くない。
ちなみにこちらのバス停からは「ケ」は取れていない。
(つづく)
(つづき)
「福岡シティループバス『ぐりーん』」……かと思ったら違って、一般の路線バスだった。
久々に「偽ぐりーん」である…。
この「偽ぐりーん」、後ろから見ると「ぐりーん」だが、前から見ると「天神ライナー」のようでもある。
これらが本物の「天神ライナー」。
ちなみに、これは「天神ライナー」ではなく「偽天神ライナー」である。
最近は、「偽天神ライナー」が「福岡都心100円循環バス」として走っていたり、「天神地区→中央ふ頭」へ行くはずのブルーのラッピング車が天神から中央ふ頭ではなく福岡タワーに向かう「305番」として走っていたり、なんだか混沌としている。
なお、これも「天神ライナー」ではありません…。
(つづく)
「福岡シティループバス『ぐりーん』」……かと思ったら違って、一般の路線バスだった。
久々に「偽ぐりーん」である…。
この「偽ぐりーん」、後ろから見ると「ぐりーん」だが、前から見ると「天神ライナー」のようでもある。
これらが本物の「天神ライナー」。
ちなみに、これは「天神ライナー」ではなく「偽天神ライナー」である。
最近は、「偽天神ライナー」が「福岡都心100円循環バス」として走っていたり、「天神地区→中央ふ頭」へ行くはずのブルーのラッピング車が天神から中央ふ頭ではなく福岡タワーに向かう「305番」として走っていたり、なんだか混沌としている。
なお、これも「天神ライナー」ではありません…。
(つづく)
(つづき)
「愛をください」で取り上げた「一羽目の鳥」に引き続き、九州某所を飛ぶ「二羽目の鳥」(“鳥類”という括りなら、二羽目どころか十数羽目と思われる)。
さて、ここはどこでしょう??(特にクイズという訳ではありません…)。
(つづく)
「愛をください」で取り上げた「一羽目の鳥」に引き続き、九州某所を飛ぶ「二羽目の鳥」(“鳥類”という括りなら、二羽目どころか十数羽目と思われる)。
さて、ここはどこでしょう??(特にクイズという訳ではありません…)。
(つづく)
(つづき)
音楽なバス停、「琴」「太鼓」「シンバル」「音」「ハーモニー」「声」「ドラ」「笛」「歌」「調(ちょう、あるいは、しらべ)」「ギター」「テクノ」「メロディー」「レコード」に続いては、福岡県柳川市の「曲(きょく)」。
ただし、このバス停の名称の読みは「えまがり」である。
「警察署前」のひとつ隣りにあり、「警察署前」と同様、西鉄と堀川が背比べでもしているかの如く仲良く(?)寄り添っている。
西鉄のこのタイプの標柱って、柳川以外ではあまり見ない気がするのだがいかがでしょう…?。
なお、今年度から本家“クインテット”は“フックブックロー”に変わっているが、せっかくここまで続けてきたので、ブログのほうのタイトルはそのままでいこうと思う。
(つづく)
音楽なバス停、「琴」「太鼓」「シンバル」「音」「ハーモニー」「声」「ドラ」「笛」「歌」「調(ちょう、あるいは、しらべ)」「ギター」「テクノ」「メロディー」「レコード」に続いては、福岡県柳川市の「曲(きょく)」。
ただし、このバス停の名称の読みは「えまがり」である。
「警察署前」のひとつ隣りにあり、「警察署前」と同様、西鉄と堀川が背比べでもしているかの如く仲良く(?)寄り添っている。
西鉄のこのタイプの標柱って、柳川以外ではあまり見ない気がするのだがいかがでしょう…?。
なお、今年度から本家“クインテット”は“フックブックロー”に変わっているが、せっかくここまで続けてきたので、ブログのほうのタイトルはそのままでいこうと思う。
(つづく)