INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

趣に赴く(86)

2021年08月04日 |    ┣ ひっそりと趣に赴く

(つづき)

「南片江」。

方位が地名の前に来るか後に来るかについては、「南薬院」の記事を参照。

 

「南片江」とともに古くからある「北片江」のひとつ隣りは「趣に赴く(12」「趣に赴く(13」で取り上げた「島廻橋」であり、ともに入江を感じさせる地名。

松ヶ枝」も、もともとは「松ヶ江」なのでしょうか。

 

方向的には郊外方面だが、都心方面行きのバスが多く停車する西行き乗り場。

 

六本松までの道のりは、「12番」が福大前、田島経由、「13番」が東油山、島廻橋経由、114番」「140番」が福大病院、茶山経由、「16」が福大前、島廻橋経由。

 

バス停は旧道と新道の分岐部分にあり。

東梅林~倉瀬戸(現・西片江二丁目)~長野町(現・西片江一丁目)~南片江~片江営業所が、ひと続きの道路だった頃の記憶が未だに“標準”なので、現在の道路のつながり方にはおそらく一生慣れません。

ここで分かれて、その先の西片江交差点でまたすぐ合流するが、どちらにもバスは走る。

また、その先の福大病院までのルートも複数あり、短い区間であるもののバスの動き方が多様なエリア。

 

ちなみに、南片江から西片江の間は、福岡外環状道路の“モデル開通区間”として、外環の中でどこよりも早く開通した。

 

方向的には都心方面だが、都心方面行きのバスはあまりやってこない東行き乗り場。

博多駅行きの「64番」も、今年3月のダイヤ改正以降はここを通過するようになっています(千鳥橋方式)。

 

次の「片江営業所」までが大多数で、西鉄大橋駅行きの「外環1」と「6」、あとは「12番」桧原営業所が少し。

12番」桧原と「6番」は、60番」桧原循環線の末裔

 

大橋駅まで、「外環1番」が近道で「6番」が遠回り、という構図で描かれているが、「外環1番」も最後の最後で遠回りをします。

 

こちら側も、「堤」の先でそれまでひと続きであった道路がそうでなくなっており、また、「やよい坂」交差点も那珂川方面が直進扱いになる計画であり、県道大野城二丈線の“幹”線度はさらに低下していく。

「幹線」「動脈」の役割は外環状道路に譲った、ということになるんでしょうけど。

ちなみに、「桧原三角」付近では、ひと続きではなかったものがひと続きになった箇所があります。

 

この先の堤ランプから都市高速に乗って天神や博多駅に行く路線が多数走るような時代は一度もやってこないのでしょうか。

(つづく)

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シューテングスター(119)

2021年08月01日 |    ┣ シューテングスター

(つづき)

「歯科大病院」。

金武地区のルートが変更となった20166月から「2番」と「306番」の「狭義の終点」に仲間入り。

 

東側の道路から構内に乗り入れ。

2005から2011までは「2-9」が停車する「歯科大総合病院前」のバス停が道路上にあったこともあり。

 

また、私が子供の頃は、北側の「歯科大通り」から、「2番」と「3番」が構内に乗り入れていたが(簡易な待合室があり、上から吊るされた丸い銘板に手書きで“歯科大”と書かれた光景が記憶に残っているのだが、長い年月の中で記憶が変化している可能性あり)、「2」に田隈新町経由が登場したときに「2番」歯科大行きはなくなり、その後しばらくして「3番」歯科大行きも四箇田団地行きに変更となった(3番」の四箇田団地行きも現存せず)。

 

3番」歯科大行きは、もともと早良街道のユニード野芥店(現在のイオン野芥店)のところから歯科大通りに入って「徳法師→田隈新町→歯科大」の順で停車していたが、その後、野芥交差点経由に変更となり「西脇→田隈小学校前→田隈新町→歯科大」というルートになった。

なお、「西脇」はその後「野芥二丁目」に改称されたが、2-9番」が停車する現在の「野芥二丁目」とは別の場所。

 

2番」と「306番」

306番」は都市高速経由だが、福岡タワー南口やドームを通って西公園ランプまで行くため、あまり速い感じはしない。

まあ、歯科大と博多駅を速く結ぶための路線ではないので、速い感じがしなくてもいい訳ですが。

 

北九州では、7月末から、小倉南区の国道10背後の住宅地(安部山、舞ケ丘、弥生が丘、日豊ニュータウン)と小倉都心部の直通が大幅に減り、いわゆる“フィーダー”への転換が図られているが、ここ早良区の中部~南部から天神、博多駅に直通で行ける時代はあとどれくらい続くでしょうか。

 

施設そのものとほぼ一体化しているバス停の場合、バス停が自身の名称を主張しないケースも多い(ここここなども)。

敢えて名乗る必要性が低いのは理解できますが、

 

「バス停である」ということはもう少し主張してもよさそう。

(つづく)

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