(つづき)
3月27日の改正は実施され、町で新路線を目にする機会も多い。
またまた、思いつくままに書き連ねてみたい…。
博多駅から箱崎ふ頭へ向かう新路線について、改正前のバス停の掲示では「29快速」と案内されていたが、改正後は、時刻表も路線図も単に「快速」となっていたので(路線図では「リサイクルプラザ前」に網がかかっていないが、ここも一応「箱崎ふ頭地区」である…)、実際は「快速」として運行されているのかもしれない(実物を見ていないため、不確実ですが…)。
写真は博多駅交通センター1階の1番のりばのものだが、今回の改正で、隣りの2番のりばに停車するバス(昭和通り経由天神方面)がさらに減って、めっきり寂しくなってしまった感がある。
さらに隣りの3番のりばに停車するバス(明治通り経由天神方面)のうち、「100円循環バス」及び4月から走り始めるらしい「福岡都心ライナー」の2系統を2番のりばに移して、現在2番のりばに停車しているバスは1番のりばに統合するなど、のりばの再編を考えたほうがよいのではないだろうか…。
今回の改正では、バスの行先表示(LED)の表示方法もいろいろと変わっている。
新設された「24N」は、前面の経由地部分に「(上)名島ランプ(下)城浜団地」、行先部分に「(上に大文字で)海岸通・香椎参道(下に小文字で)土井営」という表示であり、工夫が感じられる。
「61番」の那珂川営業所行きは、これまで行先部分が「(上に小文字で)今立or現人橋(下に大文字で)那珂川営」だったが、上の小文字部分に新たに「屋形原」も加わった。
「47番」「48番」の経由地の順番が無茶苦茶な件にも改善がみられ、「博多駅」を四角で囲んで強調することなどにより、実際の運行経路の順番と整合するようになった。
一方で、「7番」の順番は相変わらず無茶苦茶であった。
「2番」などの金武営業所行きのバスでは、これまで、「イトーピア室見が丘 金武営」と、表示できる情報量が少ないLEDにおいて、12文字というかなりのスペースを割いて表示されていた。
これについては、営業所用地の提供と引き換えに、行先表示に「イトーピア室見が丘」という住宅団地の名前を入れるという契約があるという情報をコメントでいただいたことがある。
今回の改正で、行先部分は「(上に大文字で)四箇田団地(下に小文字で)室見が丘 金武営」となり、「イトーピア」の文字がなくなったのだが、これは、「イトーピア」の文字を入れよという契約が切れたということだろうか。
だとしたら、今回の改正における羽根戸~室見が丘地区の減便や、羽根戸地区の廃止候補リストへの搭載も、これと少なからず関係があるのかもしれない(団地名の表示だけでなく、便数の維持などの条項もあったのかも)。
今回の改正から、「2番」の室住団地・野方系統は、下りのみ「2-3番」となり枝番が付いたのだが、「2-3」を遠くから見ると「23」に見えてしまう(特に昭和通りでは)。
「-3」を少し小さく表示するとか、もう少し工夫を期待したいものである。
あえて「2番」にこだわらなくても、以前提案した番号や、また、「8番」などでもよかったのではないだろうか(現行の「8番」を「8-1番」にするなどして。余計混乱しますかね?)。
久々に明治通りに「20番」が通るようになり、少し懐かしさも覚えた。
ただ、写真のバスの天神→福岡タワー間は、かつての城南線、西新経由ではなく、大濠公園、地行経由である。
「20番」に統合された月見町系統だが、九大前経由がなくなっても経由地部分には「巴町」と表示されていた。
「巴町」という、どちらかといえばマイナーな地名が経由地名として選ばれたいきさつについては以前書いたことがあり、今回の改正で「箱崎駅東口」などに変わるかも?と思っていたのだが、それはなかった。
明治通りと福岡タワーを結ぶ路線として、「54-1番」も新設された。
ただし、この路線は天神~薬院駅~平尾~小笹~梅光園口~六本松二丁目~西新~地行…とかなりの大回りであり、明治通りから福岡タワーに行きたい人の利用を想定していないため、「小笹方面」のように、終点を表示しない方法が採られている。
ただ、「54-1番」の快速区間は、長い運行経路の中の「天神~平尾間のみ」という短い区間であるにもかかわらず、九大前や福岡タワー南口の時点で既に「快速」として走っていて、誤解を招きそうな感じであり、もう少しうまい方法を考えてほしいものである。
「54-1番」は、区間利用の需要が見込めるところをつないで一路線あたりの採算性を高めるというモデルケースにも見え、今後、このような路線が増えるのかもしれない。
そうなると、「69-1番」の減便や「54番」「59番」の廃止などの可能性もありそうな感じだ。
「54-1番」が通る梅光園一丁目~草香江間の「六本松二丁目」だが、これまでは、「96番」という、どちらかといえば独自性の強い路線だけが通っていたので「六本松二丁目」という名称でもよかったと思うのだが、「54-1番」という、他とある程度代替性がある路線も通るようになったので、「六本松二丁目」ではなく“「六本松」の中の一つののりば”という扱いに変えてしまったほうがよいのではないだろうか(例えば、福岡タワー南口や西新などで「六本松に行きますか?」と聞かれて「六本松には行きませんけど六本松二丁目なら行きますよ」と答えるのは面倒な気もするし)。
あと、バス停の時刻表が変わったのは「フォント」だけではなく、行先番号の表示形式も変わり、バスの行先表示に合わせ「都市高310」「都市高27B」などと表示されるようになった。
ただ、都市高速を既に降りて、あとは終点に向かうだけの便についても「都市高」の文字が残っているケースがみられ(都市高速を降りた便は「都市高」が外れているケースもあり、現時点では混在している)、このあたりは改善を期待したいところである。
(つづくかも)
3月27日の改正は実施され、町で新路線を目にする機会も多い。
またまた、思いつくままに書き連ねてみたい…。
博多駅から箱崎ふ頭へ向かう新路線について、改正前のバス停の掲示では「29快速」と案内されていたが、改正後は、時刻表も路線図も単に「快速」となっていたので(路線図では「リサイクルプラザ前」に網がかかっていないが、ここも一応「箱崎ふ頭地区」である…)、実際は「快速」として運行されているのかもしれない(実物を見ていないため、不確実ですが…)。
写真は博多駅交通センター1階の1番のりばのものだが、今回の改正で、隣りの2番のりばに停車するバス(昭和通り経由天神方面)がさらに減って、めっきり寂しくなってしまった感がある。
さらに隣りの3番のりばに停車するバス(明治通り経由天神方面)のうち、「100円循環バス」及び4月から走り始めるらしい「福岡都心ライナー」の2系統を2番のりばに移して、現在2番のりばに停車しているバスは1番のりばに統合するなど、のりばの再編を考えたほうがよいのではないだろうか…。
今回の改正では、バスの行先表示(LED)の表示方法もいろいろと変わっている。
新設された「24N」は、前面の経由地部分に「(上)名島ランプ(下)城浜団地」、行先部分に「(上に大文字で)海岸通・香椎参道(下に小文字で)土井営」という表示であり、工夫が感じられる。
「61番」の那珂川営業所行きは、これまで行先部分が「(上に小文字で)今立or現人橋(下に大文字で)那珂川営」だったが、上の小文字部分に新たに「屋形原」も加わった。
「47番」「48番」の経由地の順番が無茶苦茶な件にも改善がみられ、「博多駅」を四角で囲んで強調することなどにより、実際の運行経路の順番と整合するようになった。
一方で、「7番」の順番は相変わらず無茶苦茶であった。
「2番」などの金武営業所行きのバスでは、これまで、「イトーピア室見が丘 金武営」と、表示できる情報量が少ないLEDにおいて、12文字というかなりのスペースを割いて表示されていた。
これについては、営業所用地の提供と引き換えに、行先表示に「イトーピア室見が丘」という住宅団地の名前を入れるという契約があるという情報をコメントでいただいたことがある。
今回の改正で、行先部分は「(上に大文字で)四箇田団地(下に小文字で)室見が丘 金武営」となり、「イトーピア」の文字がなくなったのだが、これは、「イトーピア」の文字を入れよという契約が切れたということだろうか。
だとしたら、今回の改正における羽根戸~室見が丘地区の減便や、羽根戸地区の廃止候補リストへの搭載も、これと少なからず関係があるのかもしれない(団地名の表示だけでなく、便数の維持などの条項もあったのかも)。
今回の改正から、「2番」の室住団地・野方系統は、下りのみ「2-3番」となり枝番が付いたのだが、「2-3」を遠くから見ると「23」に見えてしまう(特に昭和通りでは)。
「-3」を少し小さく表示するとか、もう少し工夫を期待したいものである。
あえて「2番」にこだわらなくても、以前提案した番号や、また、「8番」などでもよかったのではないだろうか(現行の「8番」を「8-1番」にするなどして。余計混乱しますかね?)。
久々に明治通りに「20番」が通るようになり、少し懐かしさも覚えた。
ただ、写真のバスの天神→福岡タワー間は、かつての城南線、西新経由ではなく、大濠公園、地行経由である。
「20番」に統合された月見町系統だが、九大前経由がなくなっても経由地部分には「巴町」と表示されていた。
「巴町」という、どちらかといえばマイナーな地名が経由地名として選ばれたいきさつについては以前書いたことがあり、今回の改正で「箱崎駅東口」などに変わるかも?と思っていたのだが、それはなかった。
明治通りと福岡タワーを結ぶ路線として、「54-1番」も新設された。
ただし、この路線は天神~薬院駅~平尾~小笹~梅光園口~六本松二丁目~西新~地行…とかなりの大回りであり、明治通りから福岡タワーに行きたい人の利用を想定していないため、「小笹方面」のように、終点を表示しない方法が採られている。
ただ、「54-1番」の快速区間は、長い運行経路の中の「天神~平尾間のみ」という短い区間であるにもかかわらず、九大前や福岡タワー南口の時点で既に「快速」として走っていて、誤解を招きそうな感じであり、もう少しうまい方法を考えてほしいものである。
「54-1番」は、区間利用の需要が見込めるところをつないで一路線あたりの採算性を高めるというモデルケースにも見え、今後、このような路線が増えるのかもしれない。
そうなると、「69-1番」の減便や「54番」「59番」の廃止などの可能性もありそうな感じだ。
「54-1番」が通る梅光園一丁目~草香江間の「六本松二丁目」だが、これまでは、「96番」という、どちらかといえば独自性の強い路線だけが通っていたので「六本松二丁目」という名称でもよかったと思うのだが、「54-1番」という、他とある程度代替性がある路線も通るようになったので、「六本松二丁目」ではなく“「六本松」の中の一つののりば”という扱いに変えてしまったほうがよいのではないだろうか(例えば、福岡タワー南口や西新などで「六本松に行きますか?」と聞かれて「六本松には行きませんけど六本松二丁目なら行きますよ」と答えるのは面倒な気もするし)。
あと、バス停の時刻表が変わったのは「フォント」だけではなく、行先番号の表示形式も変わり、バスの行先表示に合わせ「都市高310」「都市高27B」などと表示されるようになった。
ただ、都市高速を既に降りて、あとは終点に向かうだけの便についても「都市高」の文字が残っているケースがみられ(都市高速を降りた便は「都市高」が外れているケースもあり、現時点では混在している)、このあたりは改善を期待したいところである。
(つづくかも)