(つづき)
「愛をください(14)」で取り上げた一頭目のイノシシ、「もっと愛をください(10)」で取り上げた二頭目のイノシシに引き続き、福岡県鞍手町に居る三頭目のイノシシ。
北九州市八幡東区の「猪倉」とはまた別の「猪倉」。
筑鉄中間に行く「69番」は廃止となり、全てが遠賀川駅まで。
反対側、直方方面。
バスはすぐ先の「猪倉」の交差点を右折して、鞍手役場前、鞍手町立病院方面へ。
福岡の「36番」的なルート設定が絶妙。
(つづく)
「愛をください(14)」で取り上げた一頭目のイノシシ、「もっと愛をください(10)」で取り上げた二頭目のイノシシに引き続き、福岡県鞍手町に居る三頭目のイノシシ。
北九州市八幡東区の「猪倉」とはまた別の「猪倉」。
筑鉄中間に行く「69番」は廃止となり、全てが遠賀川駅まで。
反対側、直方方面。
バスはすぐ先の「猪倉」の交差点を右折して、鞍手役場前、鞍手町立病院方面へ。
福岡の「36番」的なルート設定が絶妙。
(つづく)
おかげさまで、「INSIDE SORAMAME」は本日で9周年を迎え、ついに10年目に突入である。
「愛をください」「シューテングスター」「近い遺産」など、バスに関するシリーズものの記事を軸として、ダイヤ改正の時期には関連記事を集中的に…という日常の流れがほぼ固まっているが、読む側にとっては、ダイヤ改正がメインでその他がおまけ…という感じかもしれません。
シリーズものの記事の中には、番号が100を超えるものもちらほら表れてきており、我ながら、ここまでよく続いたなという感慨もあったりする。
シリーズものの記事についていえば、ダイヤ改正関連を除いては「同じシリーズを2回続けない(もし続けるときは3回以上続ける)」「連続する記事間では、できるだけ地理的に離れた場所を取り上げる」というルールを自分の中で勝手に適用している(ただし、例外も多く、あくまで“できるだけ”ですが)。
“「キリン」「鶴」「熊」「馬」…に引き続き…”とか“「colors(3)」で取り上げた一色目の「青」、「couleurs(17)」で取り上げた二色目の「青」に引き続き…”のように、記事によっては冒頭の言い回しが非常にくどくなっていることは十分自覚しているのだが、あまりお気になさらぬよう(冒頭の言い回しは、往年の上岡龍太郎氏が司会の各テレビ番組冒頭の“前口上”をイメージしております…って、こんな情報、誰の得にもなりませんが)。
また、シリーズものの記事冒頭の(つづき)と、末尾の(つづく)の文字は、初期の頃の慣習が惰性で続いているだけで、特に意味や必要性はないので、これもあまりお気になさらぬよう。
ブログを始めた頃は「画像を載せる」ということに特にこだわりがなく、画像なしの記事も多かった。
そして、2011年3月頃時点においても、“一つの記事に画像は一つ”というスタイルだったのだが、その後、現在に至るまで“一つの記事に複数の画像を用いる”スタイルに変わっている。
早くから写真をもっと撮ってもっと載せておけば、「資料」としての価値も高かったのになぁ…と、今になって後悔している。
記事中に貼り巡らせたリンクをたどって過去記事を読み返していくと、全く忘れている事実も最近は結構あり、「記憶から消えてしまいそうな事象を記憶が消える前に書き残す」という、私にとってのブログの本来の目的はそれなりに達成できている感じがしている。
過去の積み重ねの一つひとつが新たな記事の「素材」になっており、その意味では“続けることの大切さ”は体感している。
ただ、「これからもずっとブログを続けていきたい!」という強い意志を持って日々過ごしているわけでもないので、今後、どうなっていくかは私にもわかりません。
ひとまず、今後ともどうぞよろしくお願い致します。
10年目ということで、福岡県春日市の「上白水十丁目」バス停。
かつては「中白水」という名称だった。
以前の記事で、
“北海道などでは特に珍しいことではないのかもしれないが、福岡県で「丁目」が二桁に達するケースはあまりないと思う。
他に思い浮かぶ例としては水巻町の猪熊、那珂川町の片縄、春日市の上白水や紅葉ヶ丘東くらいだろうか(ちゃんと調べたら他にもあるかもしれません。なお、大野城市の南ケ丘も、かつては「丁目」が二桁に達していた)”
と書いたように、十丁目というのは福岡では比較的珍しいケース。
南西行き乗り場。
「42番」「49番」が停車し、全て2つ先の博多南駅が終点。
この交差点を斜めに右折してすぐのところにバス停はあるのだが、かつての「46番」は交差点を直進していた(そのまま線を延ばすと、「下中原」の記事で取り上げた「中原4丁目」交差点の階段へとつながる)。
北東行き乗り場。
「42番」は昇町、井尻経由で、「49番」は弥永団地、新幹線通り経由で、いずれも西鉄大橋駅方面へ。
「愛をください」「シューテングスター」「近い遺産」など、バスに関するシリーズものの記事を軸として、ダイヤ改正の時期には関連記事を集中的に…という日常の流れがほぼ固まっているが、読む側にとっては、ダイヤ改正がメインでその他がおまけ…という感じかもしれません。
シリーズものの記事の中には、番号が100を超えるものもちらほら表れてきており、我ながら、ここまでよく続いたなという感慨もあったりする。
シリーズものの記事についていえば、ダイヤ改正関連を除いては「同じシリーズを2回続けない(もし続けるときは3回以上続ける)」「連続する記事間では、できるだけ地理的に離れた場所を取り上げる」というルールを自分の中で勝手に適用している(ただし、例外も多く、あくまで“できるだけ”ですが)。
“「キリン」「鶴」「熊」「馬」…に引き続き…”とか“「colors(3)」で取り上げた一色目の「青」、「couleurs(17)」で取り上げた二色目の「青」に引き続き…”のように、記事によっては冒頭の言い回しが非常にくどくなっていることは十分自覚しているのだが、あまりお気になさらぬよう(冒頭の言い回しは、往年の上岡龍太郎氏が司会の各テレビ番組冒頭の“前口上”をイメージしております…って、こんな情報、誰の得にもなりませんが)。
また、シリーズものの記事冒頭の(つづき)と、末尾の(つづく)の文字は、初期の頃の慣習が惰性で続いているだけで、特に意味や必要性はないので、これもあまりお気になさらぬよう。
ブログを始めた頃は「画像を載せる」ということに特にこだわりがなく、画像なしの記事も多かった。
そして、2011年3月頃時点においても、“一つの記事に画像は一つ”というスタイルだったのだが、その後、現在に至るまで“一つの記事に複数の画像を用いる”スタイルに変わっている。
早くから写真をもっと撮ってもっと載せておけば、「資料」としての価値も高かったのになぁ…と、今になって後悔している。
記事中に貼り巡らせたリンクをたどって過去記事を読み返していくと、全く忘れている事実も最近は結構あり、「記憶から消えてしまいそうな事象を記憶が消える前に書き残す」という、私にとってのブログの本来の目的はそれなりに達成できている感じがしている。
過去の積み重ねの一つひとつが新たな記事の「素材」になっており、その意味では“続けることの大切さ”は体感している。
ただ、「これからもずっとブログを続けていきたい!」という強い意志を持って日々過ごしているわけでもないので、今後、どうなっていくかは私にもわかりません。
ひとまず、今後ともどうぞよろしくお願い致します。
10年目ということで、福岡県春日市の「上白水十丁目」バス停。
かつては「中白水」という名称だった。
以前の記事で、
“北海道などでは特に珍しいことではないのかもしれないが、福岡県で「丁目」が二桁に達するケースはあまりないと思う。
他に思い浮かぶ例としては水巻町の猪熊、那珂川町の片縄、春日市の上白水や紅葉ヶ丘東くらいだろうか(ちゃんと調べたら他にもあるかもしれません。なお、大野城市の南ケ丘も、かつては「丁目」が二桁に達していた)”
と書いたように、十丁目というのは福岡では比較的珍しいケース。
南西行き乗り場。
「42番」「49番」が停車し、全て2つ先の博多南駅が終点。
この交差点を斜めに右折してすぐのところにバス停はあるのだが、かつての「46番」は交差点を直進していた(そのまま線を延ばすと、「下中原」の記事で取り上げた「中原4丁目」交差点の階段へとつながる)。
北東行き乗り場。
「42番」は昇町、井尻経由で、「49番」は弥永団地、新幹線通り経由で、いずれも西鉄大橋駅方面へ。
(つづき)
「給油センター」「葉山センター前」「NHK放送センター入口」「新門司福祉センター」「国立医療センター場内」に引き続き、福岡県久留米市の「山本コミュニティーセンター前」(西鉄のサイト上では「山本コミュニティセンター前」という名称)。
北九州市では「~公民館前」が「~市民センター前」に、宗像市では「中央公民館前」が「河東コミセン前」に…など、公共施設の名称変更に応じてバス停の名称も変わっていくが(「浮羽役場前」のように変わらないケースもあり)、ここもかつては「山本支所前」という名称だった(ということは、大昔はこの付近に山本村の役場があったのかもしれません)。
字の幅を間違ってしまった感じ。
久留米方面と草野、田主丸方面がまとめて。
並び変えたくなる衝動に駆られる時刻表。
隠されているのは、スパリゾートホテル久留米。
東(草野局前方面)と
西(久留米方面)。
南は山本小学校、そして耳納連山。
北は筑後平野。
(つづく)
「給油センター」「葉山センター前」「NHK放送センター入口」「新門司福祉センター」「国立医療センター場内」に引き続き、福岡県久留米市の「山本コミュニティーセンター前」(西鉄のサイト上では「山本コミュニティセンター前」という名称)。
北九州市では「~公民館前」が「~市民センター前」に、宗像市では「中央公民館前」が「河東コミセン前」に…など、公共施設の名称変更に応じてバス停の名称も変わっていくが(「浮羽役場前」のように変わらないケースもあり)、ここもかつては「山本支所前」という名称だった(ということは、大昔はこの付近に山本村の役場があったのかもしれません)。
字の幅を間違ってしまった感じ。
久留米方面と草野、田主丸方面がまとめて。
並び変えたくなる衝動に駆られる時刻表。
隠されているのは、スパリゾートホテル久留米。
東(草野局前方面)と
西(久留米方面)。
南は山本小学校、そして耳納連山。
北は筑後平野。
(つづく)
(つづき)
福岡県太宰府市の「太宰府」バス停。
西鉄太宰府駅のまん前、天満宮の参道入口に位置する人通りの多い場所であるにもかかわらず、これまでは停車する西鉄バスは地味なラインナップだったが、
今年4月から、博多駅行きの直行バス(行先番号は「梅」)が運行されるようになった。
利用状況は好調のようで、バス停もにわかに活気づいている。
ここ「太宰府」を出た後は、「太宰府市役所前」「大宰府政庁跡」に停車後、国道3号を通って水城ランプから半道橋ランプまで都市高速に乗り、「福岡空港国際線ターミナル」に停車した後、一般道路経由で「博多駅(博多バスターミナル)」に向かうため、「直行」というのはあくまでイメージ。
ちなみに、「市役所前」は“太宰府”で、「政庁跡」は“大宰府”が正解。
駅前のロータリーはそんなに広くないため、「梅」の待機中に、筑紫女学園の貸切スクールバスなどが後からやってくると、「梅」は一旦道路に出て場所を譲ったりしなくてはならず、あまり落ちつけない感じ。
市役所裏の折り返し場から回送で出て、「大宰府政庁跡」始発で、市役所前、太宰府、原田橋、上宇美(JR宇美駅)に停車して福岡空港、博多駅へ…みたいにすれば、折り返し場の問題もないし都市高速代もかからなくてよいのでは?とも思うのだが、それだと、裏道ばかり通る感じで、観光客に対して“ときめき”が提供できないかもしれません。
なお、「梅」開設のニュースリリースでは、「梅」の起終点のバス停が「西鉄太宰府駅」と案内されていたので、以前の記事で、
“太宰府駅の前にある西鉄のバス停は「太宰府」なのだが、「西鉄太宰府駅」に改称されるのでしょうか”
と書いたのだが、「太宰府」のままで変更はなし。
かつて、「筑豊特急」の「篠栗経由」の便を、「篠栗駅経由」と案内していたのとほぼ同じ理屈。
利用者はやはり観光客が多いようだが、学生やビジネス客など、非観光客もそこそこいるもよう。
例えば、これまで西鉄電車の定期券とエコルカードで、福岡都心部~太宰府地区を往来していた人が、電車を使わず「梅」を利用するようになると、西鉄にとってはまるまる減収になってしまうわけで、このような転換はできるだけ想定したくない、ペルソナノングラータであるという見方もできる。
現在、太宰府発の「梅」は、11時台から17時台までの毎時1本ずつだが、好調を受けて、今後運行時間帯を拡大していくと、ペルソナノングラータの率が高まってしまうリスクもあり、これからの舵取りが難しいと言えるのかも。
「まほろば号」も健在。
(つづく)
福岡県太宰府市の「太宰府」バス停。
西鉄太宰府駅のまん前、天満宮の参道入口に位置する人通りの多い場所であるにもかかわらず、これまでは停車する西鉄バスは地味なラインナップだったが、
今年4月から、博多駅行きの直行バス(行先番号は「梅」)が運行されるようになった。
利用状況は好調のようで、バス停もにわかに活気づいている。
ここ「太宰府」を出た後は、「太宰府市役所前」「大宰府政庁跡」に停車後、国道3号を通って水城ランプから半道橋ランプまで都市高速に乗り、「福岡空港国際線ターミナル」に停車した後、一般道路経由で「博多駅(博多バスターミナル)」に向かうため、「直行」というのはあくまでイメージ。
ちなみに、「市役所前」は“太宰府”で、「政庁跡」は“大宰府”が正解。
駅前のロータリーはそんなに広くないため、「梅」の待機中に、筑紫女学園の貸切スクールバスなどが後からやってくると、「梅」は一旦道路に出て場所を譲ったりしなくてはならず、あまり落ちつけない感じ。
市役所裏の折り返し場から回送で出て、「大宰府政庁跡」始発で、市役所前、太宰府、原田橋、上宇美(JR宇美駅)に停車して福岡空港、博多駅へ…みたいにすれば、折り返し場の問題もないし都市高速代もかからなくてよいのでは?とも思うのだが、それだと、裏道ばかり通る感じで、観光客に対して“ときめき”が提供できないかもしれません。
なお、「梅」開設のニュースリリースでは、「梅」の起終点のバス停が「西鉄太宰府駅」と案内されていたので、以前の記事で、
“太宰府駅の前にある西鉄のバス停は「太宰府」なのだが、「西鉄太宰府駅」に改称されるのでしょうか”
と書いたのだが、「太宰府」のままで変更はなし。
かつて、「筑豊特急」の「篠栗経由」の便を、「篠栗駅経由」と案内していたのとほぼ同じ理屈。
利用者はやはり観光客が多いようだが、学生やビジネス客など、非観光客もそこそこいるもよう。
例えば、これまで西鉄電車の定期券とエコルカードで、福岡都心部~太宰府地区を往来していた人が、電車を使わず「梅」を利用するようになると、西鉄にとってはまるまる減収になってしまうわけで、このような転換はできるだけ想定したくない、ペルソナノングラータであるという見方もできる。
現在、太宰府発の「梅」は、11時台から17時台までの毎時1本ずつだが、好調を受けて、今後運行時間帯を拡大していくと、ペルソナノングラータの率が高まってしまうリスクもあり、これからの舵取りが難しいと言えるのかも。
「まほろば号」も健在。
(つづく)
(つづき)
「橋本駅循環バス」だけでなく、「長丘~高宮循環バス」についても、6月以降も運行が継続される。
寺塚~長丘二丁目第一の間のルートが変更となり、この間に「スカイタウン寺塚前」が新設されるとのこと。
昨年5月のルート見直しにより、寺塚地区の北のほうがやや不便になってしまったので、それを補う意味があるもよう。
約2年前に運行を開始し、その後幾度かの試行期間延長を繰り返してきたが、今回は本格運行なのでしょうか?
(つづく)
追記
「本格運行」だそうです。
「橋本駅循環バス」だけでなく、「長丘~高宮循環バス」についても、6月以降も運行が継続される。
寺塚~長丘二丁目第一の間のルートが変更となり、この間に「スカイタウン寺塚前」が新設されるとのこと。
昨年5月のルート見直しにより、寺塚地区の北のほうがやや不便になってしまったので、それを補う意味があるもよう。
約2年前に運行を開始し、その後幾度かの試行期間延長を繰り返してきたが、今回は本格運行なのでしょうか?
(つづく)
追記
「本格運行」だそうです。
(つづき)
「内浜西区役所前」からやってきて、「都橋」の次は「車両基地前」と「車両基地東」。
以前の記事で、
“西鉄のバス停名は福岡市営地下鉄の駅名には冷たくて、駅の近くのバス停でも地下鉄駅の名称を冠していないケースが多い。
数ある市営地下鉄の駅の中でも、地下鉄単独の駅で西鉄のバス停にその名称が付いているのは、「室見駅」「橋本駅」「賀茂駅」のたった3つだけである。
その一方で、地下鉄の車両基地はバス停名になっている訳で、なんだかちょっとした「意地悪」のようも見えてしまう…。
さらに、下山門通り上には、「車両基地東」のバス停もある。”
と書いたことがあった。
その後、「野芥一丁目」が「野芥駅前」に、「別府二丁目」が「別府駅前」に改称されており、「意地悪」はやや軽減している(?)。
この流れをみると、地下鉄七隈線の「野芥駅」と「別府駅」は、バスと地下鉄の乗り継ぎの新たな“拠点”の候補として位置づけられている…と考えることもできると思うのだが、いかがでしょう。
(つづく)
「内浜西区役所前」からやってきて、「都橋」の次は「車両基地前」と「車両基地東」。
以前の記事で、
“西鉄のバス停名は福岡市営地下鉄の駅名には冷たくて、駅の近くのバス停でも地下鉄駅の名称を冠していないケースが多い。
数ある市営地下鉄の駅の中でも、地下鉄単独の駅で西鉄のバス停にその名称が付いているのは、「室見駅」「橋本駅」「賀茂駅」のたった3つだけである。
その一方で、地下鉄の車両基地はバス停名になっている訳で、なんだかちょっとした「意地悪」のようも見えてしまう…。
さらに、下山門通り上には、「車両基地東」のバス停もある。”
と書いたことがあった。
その後、「野芥一丁目」が「野芥駅前」に、「別府二丁目」が「別府駅前」に改称されており、「意地悪」はやや軽減している(?)。
この流れをみると、地下鉄七隈線の「野芥駅」と「別府駅」は、バスと地下鉄の乗り継ぎの新たな“拠点”の候補として位置づけられている…と考えることもできると思うのだが、いかがでしょう。
(つづく)
(つづき)
福岡市東区の「土井営業所」バス停。
営業所最寄りのバス停に「営業所」が入っており、「新宮緑ケ浜」「桜丘第四」「野方」「四箇田団地」「早良高校前」などとは違うパターン。
英字表記は、「DOI EIGYOSHO」で、宇美営業所や雑餉隈営業所と同じ感じ。
土井営業所の所在地は「多々良」、土井団地は「青葉」であり、いずれも「土井」にはないが、JR九州バスの「筑前土井」バス停は「土井」にある。
営業所の脇に乗り場。
路線のバリエーションはそこそこ多いが、
一日一本だけとか二本だけという系統も多く、
「24C」を除くと、かなりスカスカになってしまいそう。
毎週日曜日の昼間に一本だけ「無番」の上脇田行きがここから出ていた時代もありました。
「4番」の前身は「24番」。
このブログを始めてまもなく9年になるが、この10年足らずの間にも、記憶をたどれないほどいろんな変化があった路線。
「240番」「24N」など、派生路線もいろいろとできたが、ちゃんと生き残っているのは「24C」のみ。
「土井営業所~千早駅」の区間便も「4番」で、「千早駅~天神・タワー」も「4番」。
今後もし、「タワー~昭和通り~天神」という区間便ができてそれも「4番」になれば、かつて「1番」に「野方~姪浜駅」と「博多駅~板付七丁目」が併存していたのと同じような状況になる。
ひとつ隣りのバス停も「土井営業所」となっているのは誤りではなく、
この先の、「土井(桃田)」の交差点の先に、「土井営業所(千鳥すし前)」というもう一つの乗り場があるため。
建物や県道を隔てるため、「土井営業所(千鳥すし前)」からは営業所の存在になかなか気付きづらい。
対面側の乗り場。
都心行きが夕方以降にしか停車せず、通学や都心への通勤に全く使えない理由は「西鉄多々良」と同じ。
(つづく)
福岡市東区の「土井営業所」バス停。
営業所最寄りのバス停に「営業所」が入っており、「新宮緑ケ浜」「桜丘第四」「野方」「四箇田団地」「早良高校前」などとは違うパターン。
英字表記は、「DOI EIGYOSHO」で、宇美営業所や雑餉隈営業所と同じ感じ。
土井営業所の所在地は「多々良」、土井団地は「青葉」であり、いずれも「土井」にはないが、JR九州バスの「筑前土井」バス停は「土井」にある。
営業所の脇に乗り場。
路線のバリエーションはそこそこ多いが、
一日一本だけとか二本だけという系統も多く、
「24C」を除くと、かなりスカスカになってしまいそう。
毎週日曜日の昼間に一本だけ「無番」の上脇田行きがここから出ていた時代もありました。
「4番」の前身は「24番」。
このブログを始めてまもなく9年になるが、この10年足らずの間にも、記憶をたどれないほどいろんな変化があった路線。
「240番」「24N」など、派生路線もいろいろとできたが、ちゃんと生き残っているのは「24C」のみ。
「土井営業所~千早駅」の区間便も「4番」で、「千早駅~天神・タワー」も「4番」。
今後もし、「タワー~昭和通り~天神」という区間便ができてそれも「4番」になれば、かつて「1番」に「野方~姪浜駅」と「博多駅~板付七丁目」が併存していたのと同じような状況になる。
ひとつ隣りのバス停も「土井営業所」となっているのは誤りではなく、
この先の、「土井(桃田)」の交差点の先に、「土井営業所(千鳥すし前)」というもう一つの乗り場があるため。
建物や県道を隔てるため、「土井営業所(千鳥すし前)」からは営業所の存在になかなか気付きづらい。
対面側の乗り場。
都心行きが夕方以降にしか停車せず、通学や都心への通勤に全く使えない理由は「西鉄多々良」と同じ。
(つづく)
(つづき)
「キャナルシティ博多前」のワシントンホテル前の乗り場に掲示されている乗り場案内図。
以前の記事で
“利便性を考えて、「南新地」など周辺のバス停も含めた案内をしているのはよいと思うのだが、利用が低迷しているらしい福岡シティループバス「ぐりーん」についての案内が全くない(「ぐりーん」の乗り場は、上記「6番」「6-1番」の郊外行きなどが停車する乗り場の隣りに建っている)。
観光客が目にする確率が高いと思われるこういう場所にこそ、ちゃんと案内を掲示すべきではないのだろうか…。”
と書いたことがあったのだが、現在は「南新地」や「ぐりーん」の案内も記載されている。
この乗り場に停車するのは「100円循環バス」の外回り(土日祝日は天神ライナーも)のみ。
国際色豊か。
こちらは、冒頭の案内図ではスルーされている「キャナルイーストビル前」の博多駅方面行き乗り場。
英字表記は“CANAL EAST BUILDING MAE”。
ちなみに、他にもスルーされている乗り場はいくつかあり、この案内図は、“全ての乗り場についての案内図”ではなく、“福岡市中心部を移動する観光客にとって優先順位が高い乗り場のみを示した案内図”という位置付けのようだ。
以前の別の記事で、
“キャナルシティ博多に一番近いワシントンホテル前の乗り場と、一番遠い「かろのうろん」前の乗り場が同じ「キャナルシティ博多前」で、その中間のはかた駅前通り上の乗り場だけが、「キャナルイーストビル前」に改称というのは、なんかちぐはぐな感じもする。”
と書いたのだが、現在も変化なし。
「南新地」も含め、この付近のバス停名が一斉に変わる日が、いつかやってきたりするかもしれません。
(つづく)
「キャナルシティ博多前」のワシントンホテル前の乗り場に掲示されている乗り場案内図。
以前の記事で
“利便性を考えて、「南新地」など周辺のバス停も含めた案内をしているのはよいと思うのだが、利用が低迷しているらしい福岡シティループバス「ぐりーん」についての案内が全くない(「ぐりーん」の乗り場は、上記「6番」「6-1番」の郊外行きなどが停車する乗り場の隣りに建っている)。
観光客が目にする確率が高いと思われるこういう場所にこそ、ちゃんと案内を掲示すべきではないのだろうか…。”
と書いたことがあったのだが、現在は「南新地」や「ぐりーん」の案内も記載されている。
この乗り場に停車するのは「100円循環バス」の外回り(土日祝日は天神ライナーも)のみ。
国際色豊か。
こちらは、冒頭の案内図ではスルーされている「キャナルイーストビル前」の博多駅方面行き乗り場。
英字表記は“CANAL EAST BUILDING MAE”。
ちなみに、他にもスルーされている乗り場はいくつかあり、この案内図は、“全ての乗り場についての案内図”ではなく、“福岡市中心部を移動する観光客にとって優先順位が高い乗り場のみを示した案内図”という位置付けのようだ。
以前の別の記事で、
“キャナルシティ博多に一番近いワシントンホテル前の乗り場と、一番遠い「かろのうろん」前の乗り場が同じ「キャナルシティ博多前」で、その中間のはかた駅前通り上の乗り場だけが、「キャナルイーストビル前」に改称というのは、なんかちぐはぐな感じもする。”
と書いたのだが、現在も変化なし。
「南新地」も含め、この付近のバス停名が一斉に変わる日が、いつかやってきたりするかもしれません。
(つづく)
(つづき)
福岡県久留米市の「草野局前」バス停。
「○○局前」「○○校前」という名は、古くからのバス停であるケースが多い。
ただ、同じく久留米市の「ショッピングセンター」は、最近「青峰校前」に変わったようで、例外もあり。
久留米と田主丸を草野経由で結ぶ「25番」のルートであり、
久留米方面乗り場と、
田主丸方面乗り場が
ほぼ正対。
日田街道山辺道の草野の町並み。
草野歴史資料館は、明治時代に建てられた草野銀行本店の建物とのこと。
「46番」の線路下のガードや井尻の一方通行路、「23番」の西鉄香椎~香椎小学校前、旧「63番」の踏切、「45番」のかつての方向転換、「7番」のかつての昭代三丁目→弥生二丁目、「17番」などの別府橋→六本松(城南線)、旧「22番」の青柳四角や構口跡、「27B」などの香椎宮の鳥居、「1番」などのバス専用道路、「55番」や「57番」の山越え、「2-9番」の原往環~原八丁目…などのように、路線によってそれぞれの「クライマックス」というものがあると思うのだが(あくまで個人の感想です)、
久留米の「25番」の「クライマックス」はやはりこの鈎型道路。
素敵です。
「草野局」は、鈎型道路から国道210号方面に少しだけ入ったところにあり、
その向こうには筑後平野が広がる。
(つづく)
福岡県久留米市の「草野局前」バス停。
「○○局前」「○○校前」という名は、古くからのバス停であるケースが多い。
ただ、同じく久留米市の「ショッピングセンター」は、最近「青峰校前」に変わったようで、例外もあり。
久留米と田主丸を草野経由で結ぶ「25番」のルートであり、
久留米方面乗り場と、
田主丸方面乗り場が
ほぼ正対。
日田街道山辺道の草野の町並み。
草野歴史資料館は、明治時代に建てられた草野銀行本店の建物とのこと。
「46番」の線路下のガードや井尻の一方通行路、「23番」の西鉄香椎~香椎小学校前、旧「63番」の踏切、「45番」のかつての方向転換、「7番」のかつての昭代三丁目→弥生二丁目、「17番」などの別府橋→六本松(城南線)、旧「22番」の青柳四角や構口跡、「27B」などの香椎宮の鳥居、「1番」などのバス専用道路、「55番」や「57番」の山越え、「2-9番」の原往環~原八丁目…などのように、路線によってそれぞれの「クライマックス」というものがあると思うのだが(あくまで個人の感想です)、
久留米の「25番」の「クライマックス」はやはりこの鈎型道路。
素敵です。
「草野局」は、鈎型道路から国道210号方面に少しだけ入ったところにあり、
その向こうには筑後平野が広がる。
(つづく)
(つづき)
4月1日から運行が始まった「526番」。
野方を発車する時点では、姪浜駅や福岡都心部への足というよりは、生松台、ウエストヒルズあたりまでの利用を想定した表示。
そして、生松台、ウエストヒルズ、宮の前団地と進むにつれ、姪浜駅への足、都心部への足という役割を帯びてくるという、多面性を持った路線である。
過去の記事で、桜丘地区(記事の当時は「桜ヶ丘」)の路線の変遷について、
“この間の変遷をみていると、
・郊外~福岡空港駅
・郊外~福岡市中心部
という二つの需要に、それぞれ単独で応えようと試みたけれど(前者はローカル線「1~5番」、後者は「39B番」や「390番」)、なかなか採算が取れないということがわかり、「郊外~福岡空港駅」「郊外~(福岡空港を通らず)~福岡市中心部」という路線は縮小し、結果的に、この2つの需要に同時に応える「郊外~福岡空港駅~福岡市中心部」を運行する路線(=「39番」)の割合が相対的に高まった、という見方ができるのかもしれない。
そして、その「39番」についても、二又瀬を通らない「快速」を復活させるなどして、都心部までの足としての競争力をなんとか維持しようと努力している、ということなのかもしれない”
と書いたことがあった。
今後さらに減便、合理化の流れが進んでいけば、“「最寄駅」と「都心部」の2つの需要に同時に応える路線”というものが、日中を中心にさらに増えていくのかもしれない。
かつての「500番台」は、姪浜駅をわざわざ避けるようなルート設定が基本だったのだが、ずいぶんと状況が変わったものだ。
「赤間急行」の日中の一部の便が赤間駅南口を複乗するようになったり、「24C」の一部が千早駅経由になったり、「630番」の一部が博多南駅経由になったり…とか、「利便性の面からはあまり歓迎はできないが、バス路線がなくなるよりはまだまし」という状況を甘受せざるを得ない局面がやってくるのかも。
「石丸新町(都市高速下)」から「内浜ウエストコート東」のほうに曲がる路線は初登場のため、注意喚起が。
野方地区~姪浜駅への足として見た場合、「526番」は、運行時間帯や本数からみると従来の「1-2番」の代替という位置付けなのだが、「1-2番」とはつつじケ丘団地~石丸新町間のルートが異なり(「1-2番」は福重、新室見経由で、「526番」は中村、白十字病院経由)、これまでになかったルートということになる。
直通で行けそうで行けないところをつないでいくという意味では、現在の「65番」のようなイメージでしょうか。
今後もし、「526番」のルートで姪浜駅南口止めや九州医療センター行きの便ができることになれば、その番号は「1-6番」になりそうだが、こうなってくると、番号が「散らかり過ぎ」の感が否めなくなる。
姪浜駅南口での表示。
ここから先は「507番」と全く同じルート(「快速105番」も健在)。
反対方向の時刻表。
この経由地、行先の表示では、どこを通ってどこに行くのかなかなかわかりません。
赤が「526番」のルート。
(つづく)
4月1日から運行が始まった「526番」。
野方を発車する時点では、姪浜駅や福岡都心部への足というよりは、生松台、ウエストヒルズあたりまでの利用を想定した表示。
そして、生松台、ウエストヒルズ、宮の前団地と進むにつれ、姪浜駅への足、都心部への足という役割を帯びてくるという、多面性を持った路線である。
過去の記事で、桜丘地区(記事の当時は「桜ヶ丘」)の路線の変遷について、
“この間の変遷をみていると、
・郊外~福岡空港駅
・郊外~福岡市中心部
という二つの需要に、それぞれ単独で応えようと試みたけれど(前者はローカル線「1~5番」、後者は「39B番」や「390番」)、なかなか採算が取れないということがわかり、「郊外~福岡空港駅」「郊外~(福岡空港を通らず)~福岡市中心部」という路線は縮小し、結果的に、この2つの需要に同時に応える「郊外~福岡空港駅~福岡市中心部」を運行する路線(=「39番」)の割合が相対的に高まった、という見方ができるのかもしれない。
そして、その「39番」についても、二又瀬を通らない「快速」を復活させるなどして、都心部までの足としての競争力をなんとか維持しようと努力している、ということなのかもしれない”
と書いたことがあった。
今後さらに減便、合理化の流れが進んでいけば、“「最寄駅」と「都心部」の2つの需要に同時に応える路線”というものが、日中を中心にさらに増えていくのかもしれない。
かつての「500番台」は、姪浜駅をわざわざ避けるようなルート設定が基本だったのだが、ずいぶんと状況が変わったものだ。
「赤間急行」の日中の一部の便が赤間駅南口を複乗するようになったり、「24C」の一部が千早駅経由になったり、「630番」の一部が博多南駅経由になったり…とか、「利便性の面からはあまり歓迎はできないが、バス路線がなくなるよりはまだまし」という状況を甘受せざるを得ない局面がやってくるのかも。
「石丸新町(都市高速下)」から「内浜ウエストコート東」のほうに曲がる路線は初登場のため、注意喚起が。
野方地区~姪浜駅への足として見た場合、「526番」は、運行時間帯や本数からみると従来の「1-2番」の代替という位置付けなのだが、「1-2番」とはつつじケ丘団地~石丸新町間のルートが異なり(「1-2番」は福重、新室見経由で、「526番」は中村、白十字病院経由)、これまでになかったルートということになる。
直通で行けそうで行けないところをつないでいくという意味では、現在の「65番」のようなイメージでしょうか。
今後もし、「526番」のルートで姪浜駅南口止めや九州医療センター行きの便ができることになれば、その番号は「1-6番」になりそうだが、こうなってくると、番号が「散らかり過ぎ」の感が否めなくなる。
姪浜駅南口での表示。
ここから先は「507番」と全く同じルート(「快速105番」も健在)。
反対方向の時刻表。
この経由地、行先の表示では、どこを通ってどこに行くのかなかなかわかりません。
赤が「526番」のルート。
(つづく)
(つづき)
福岡県小郡市の「イオン小郡ショッピングセンター」バス停。
店内でもバスターミナルの存在が告知され、
西鉄のバス停が立ち、
折り返し場には西鉄バスが待機しているが、
乗り入れるのは、西鉄小郡駅との間で運行されるシャトルバスのみであり、
もともと3月末までの予定だったものが「しばらくの間」延長して運行されているだけというかなり不安定な状況。
4月から小郡市のコミュニティバスが乗り入れる予定だったのだが、「諸般の事情」により実施が延期となっており、現時点でもその去就に関するアナウンスはなし。
“諸般の事情により増便します”とか“諸般の事情により期間を延長します”などとは普通は言わないため、「諸般の事情」というのは、“あまり良くない理由があるんだけど、それは大々的には言えないから、どうか聞かないでやってください”的なニュアンスがあると思うのだが、どんな「諸般の事情」があったのだろうか。
地元の商業者の団体などから「中心商業地の衰退に拍車をかけるようなことに行政が手を貸すことはやめよ!」と、反対意見が出た…みたいな感じかと推測するのですがいかがでしょう。
ただ、現状の小郡市コミュニティバスがイオンに乗り入れたところで、市内の商業構造に大きな影響を与えることはなさそうですが。
以前の記事で、「大型商業施設」と「路線バスのネットワーク」の関係性について、
“「イオンモール福岡ルクル」(開業当初は「ダイヤモンドシティ福岡ルクル」)には、西側から「32番」(現在は「30番」)「空港~ルクルの無番」が、東側から「36番」が乗り入れることにより、バス路線がつながった。
「イオンモール直方」には、北九州市側から「53番」、直方市側から「直方バスセンター~イオンモールのシャトルバス」などが乗り入れることにより、ここでもバス路線がつながった(ルクルのほうは、のりばがかなり離れてますけど)。
「野芥交差点~田隈小学校前交差点」「干隈交差点~東七隈交差点」「東比恵交差点~瑞穂交差点」「中津口交差点~三萩野交差点」…など、路線の廃止や大幅な減便により、路線やバス停単体ではなく、それらを総合体としてみた場合の「使い勝手」が悪くなるという事態(このブログではしばしば「ネットワークの崩壊」という言葉で説明している)が進む中、「イオンモール」のような大型商業施設は、逆に、ネットワークを構築する作用をもたらすといえ、バスが今後生き残っていくための頼みの綱(ネットなので“頼みの網”でしょうか)といえるのかもしれない。”
と書いたのだが、ここ小郡では今のところそのような気配はなし。
鳥栖の「15番」、筑紫野の「17番」、久留米の「22番」あたりが、ここ「イオン小郡」で結節…みたいな話は夢物語でしょうか。
(つづく)
福岡県小郡市の「イオン小郡ショッピングセンター」バス停。
店内でもバスターミナルの存在が告知され、
西鉄のバス停が立ち、
折り返し場には西鉄バスが待機しているが、
乗り入れるのは、西鉄小郡駅との間で運行されるシャトルバスのみであり、
もともと3月末までの予定だったものが「しばらくの間」延長して運行されているだけというかなり不安定な状況。
4月から小郡市のコミュニティバスが乗り入れる予定だったのだが、「諸般の事情」により実施が延期となっており、現時点でもその去就に関するアナウンスはなし。
“諸般の事情により増便します”とか“諸般の事情により期間を延長します”などとは普通は言わないため、「諸般の事情」というのは、“あまり良くない理由があるんだけど、それは大々的には言えないから、どうか聞かないでやってください”的なニュアンスがあると思うのだが、どんな「諸般の事情」があったのだろうか。
地元の商業者の団体などから「中心商業地の衰退に拍車をかけるようなことに行政が手を貸すことはやめよ!」と、反対意見が出た…みたいな感じかと推測するのですがいかがでしょう。
ただ、現状の小郡市コミュニティバスがイオンに乗り入れたところで、市内の商業構造に大きな影響を与えることはなさそうですが。
以前の記事で、「大型商業施設」と「路線バスのネットワーク」の関係性について、
“「イオンモール福岡ルクル」(開業当初は「ダイヤモンドシティ福岡ルクル」)には、西側から「32番」(現在は「30番」)「空港~ルクルの無番」が、東側から「36番」が乗り入れることにより、バス路線がつながった。
「イオンモール直方」には、北九州市側から「53番」、直方市側から「直方バスセンター~イオンモールのシャトルバス」などが乗り入れることにより、ここでもバス路線がつながった(ルクルのほうは、のりばがかなり離れてますけど)。
「野芥交差点~田隈小学校前交差点」「干隈交差点~東七隈交差点」「東比恵交差点~瑞穂交差点」「中津口交差点~三萩野交差点」…など、路線の廃止や大幅な減便により、路線やバス停単体ではなく、それらを総合体としてみた場合の「使い勝手」が悪くなるという事態(このブログではしばしば「ネットワークの崩壊」という言葉で説明している)が進む中、「イオンモール」のような大型商業施設は、逆に、ネットワークを構築する作用をもたらすといえ、バスが今後生き残っていくための頼みの綱(ネットなので“頼みの網”でしょうか)といえるのかもしれない。”
と書いたのだが、ここ小郡では今のところそのような気配はなし。
鳥栖の「15番」、筑紫野の「17番」、久留米の「22番」あたりが、ここ「イオン小郡」で結節…みたいな話は夢物語でしょうか。
(つづく)