年末の押し迫った時期というのに、西鉄バスのダイヤ改正が行われる。
現在わかっている情報をいくつか。
1.「22番」「29番」の経路変更
「22番」と「29番」のうち、香椎浜海岸通経由西鉄香椎行きの、香椎浜中央~御幸町間の経路が、これまでの「香椎浜四丁目、御幸公園前経由」から、「留学生会館前、香椎浜営業所経由」に変更になる。
といっても、今年の3月26日に経路が変更される前の状態に、わずか9ヶ月で再び戻るだけである。
そもそもなんで経路を変更し、そして、なんでまた元に戻すことになったのか、よくわからない…あとになって振り返ると「幻の9ヶ月間」となりそうだ。
なお、バスが通らなくなる区間(当該区間上にバス停はない)については、土曜の夜に「22番」の上りが、免許維持路線として走るもようである。
2.「39番」の快速の増便
「39番」には以下の2種類の「快速」がある。
・博多駅~千代町間が快速の吉塚営業所系統
・福岡空港~豊2丁目間で空港通りを経由し、大井町と二又瀬を通過するもの
このうち後者が、現在の朝のみの運行から、日中、そして土日にも拡大するとのこと。
大井町と二又瀬の利用者は普段から少なそうなので、妥当といえば妥当といえそうだ。
「快速」を掲げて運行する区間を両者で限定するなど、配慮はなされているようではあるが、同じ番号に2種類の「快速」があるというのはややわかりにくい気がする。
(つづくかも)
現在わかっている情報をいくつか。
1.「22番」「29番」の経路変更
「22番」と「29番」のうち、香椎浜海岸通経由西鉄香椎行きの、香椎浜中央~御幸町間の経路が、これまでの「香椎浜四丁目、御幸公園前経由」から、「留学生会館前、香椎浜営業所経由」に変更になる。
といっても、今年の3月26日に経路が変更される前の状態に、わずか9ヶ月で再び戻るだけである。
そもそもなんで経路を変更し、そして、なんでまた元に戻すことになったのか、よくわからない…あとになって振り返ると「幻の9ヶ月間」となりそうだ。
なお、バスが通らなくなる区間(当該区間上にバス停はない)については、土曜の夜に「22番」の上りが、免許維持路線として走るもようである。
2.「39番」の快速の増便
「39番」には以下の2種類の「快速」がある。
・博多駅~千代町間が快速の吉塚営業所系統
・福岡空港~豊2丁目間で空港通りを経由し、大井町と二又瀬を通過するもの
このうち後者が、現在の朝のみの運行から、日中、そして土日にも拡大するとのこと。
大井町と二又瀬の利用者は普段から少なそうなので、妥当といえば妥当といえそうだ。
「快速」を掲げて運行する区間を両者で限定するなど、配慮はなされているようではあるが、同じ番号に2種類の「快速」があるというのはややわかりにくい気がする。
(つづくかも)
(つづき)
話は逸れるが、通学客をターゲットとした路線というのはほかにもいろいろとある。
・天神→六本松→堤→早良高校
・六本松→福大前→早良高校
・那珂川営業所←→柏原営業所
・城浜団地←→下原
・中→月隈
…などなど。
用途の特殊性故に運行時間や運行ルートも偏っているため、沿線の学校の生徒以外はほとんど乗る機会がないし、バス自体をみるチャンスも少ない。
これらも広い意味では「エコルライナー」と言えるだろう。
10月1日は昭和バスでもダイヤ改正が行われている。
その中で、休日に2往復だけ残っていた「博多駅~天神~マリノアシティ線」がひっそりと廃止になった。
もともとマリノアシティ福岡に乗り入れるバスは昭和バスの独壇場であった。
それが、休日限定で西鉄バスが福岡市中心部(博多駅、天神)から乗り入れるようになり(303番)、それが平日に拡大し、さらに六本松や西新地区からも乗り入れるようになり(9番)、昭和バスの影は徐々に薄れていった。
現在は、姪浜駅とマリノアシティを結ぶ路線を「最後の砦」として死守している状況である。
(つづくかも)
話は逸れるが、通学客をターゲットとした路線というのはほかにもいろいろとある。
・天神→六本松→堤→早良高校
・六本松→福大前→早良高校
・那珂川営業所←→柏原営業所
・城浜団地←→下原
・中→月隈
…などなど。
用途の特殊性故に運行時間や運行ルートも偏っているため、沿線の学校の生徒以外はほとんど乗る機会がないし、バス自体をみるチャンスも少ない。
これらも広い意味では「エコルライナー」と言えるだろう。
10月1日は昭和バスでもダイヤ改正が行われている。
その中で、休日に2往復だけ残っていた「博多駅~天神~マリノアシティ線」がひっそりと廃止になった。
もともとマリノアシティ福岡に乗り入れるバスは昭和バスの独壇場であった。
それが、休日限定で西鉄バスが福岡市中心部(博多駅、天神)から乗り入れるようになり(303番)、それが平日に拡大し、さらに六本松や西新地区からも乗り入れるようになり(9番)、昭和バスの影は徐々に薄れていった。
現在は、姪浜駅とマリノアシティを結ぶ路線を「最後の砦」として死守している状況である。
(つづくかも)
今回の福岡地区の西鉄バスのダイヤ改正は、百道浜地区の路線(主に300番台)がメインのようだ。
まず、「312番」の博多駅行きの一部が、博多駅三井ビル前から博多駅前Aのりばに停車バス停が変更になる。
3月26日に「3番」、8月1日に「56番」「113番」で行われたのと同様の措置である。
次に、福岡市中心部(博多駅、天神)から西南中高前に向かう「エコルライナー」が新設される。
【博多駅→渡辺通一丁目→天神→(天神北ランプ)→都市高速→(西公園ランプ)→領事館前→西南中高前】
というルートで、300番、301番と同じ経路だが、西公園ランプを降りてからは、「領事館前」と終点の「西南中高前」のみに停車するとのこと。
「エコルライナー」は、福大線(ベースは12番、16番)、茶山線(18番)、福重線(205番)に続いて5例目と思われる(18番のエコルライナーは既に廃止)。
(つづく)
まず、「312番」の博多駅行きの一部が、博多駅三井ビル前から博多駅前Aのりばに停車バス停が変更になる。
3月26日に「3番」、8月1日に「56番」「113番」で行われたのと同様の措置である。
次に、福岡市中心部(博多駅、天神)から西南中高前に向かう「エコルライナー」が新設される。
【博多駅→渡辺通一丁目→天神→(天神北ランプ)→都市高速→(西公園ランプ)→領事館前→西南中高前】
というルートで、300番、301番と同じ経路だが、西公園ランプを降りてからは、「領事館前」と終点の「西南中高前」のみに停車するとのこと。
「エコルライナー」は、福大線(ベースは12番、16番)、茶山線(18番)、福重線(205番)に続いて5例目と思われる(18番のエコルライナーは既に廃止)。
(つづく)
9月22日に、粕屋町にある「ダイヤモンドシティ・ルクル」が「イオンモール福岡ルクル」に名称が変更されるのにあわせ、停留所名も「ダイヤモンドシティ」から「イオンモール福岡ルクル」に変わるとのこと。
ネーミングライツに絡む変更などならまだしも、オープンから数年で大型商業施設の名称を自社の都合で変えてしまうというのは、各方面への影響を考えるといかがなものかという気も少しする。
6月5日に取り上げた際、「ダイヤモンドシティ」が福岡にもうひとつできたらバス停名はどうするのだろうか?とか余計な心配をしていたが、本当に余計な心配であった…。
停留所名の変更に合わせてダイヤ改正も行われるようだが、これについては現時点ではよくわからない。
かつて、「31番の粕屋町役場行き、74番の坪見行き、太宰府からの4番、桜ヶ丘~志免役場線など、今後乗り入れの余地もないことはなさそうだ」と書いたことがあるが、今回の改正ではそのような新規路線は登場しないもようである。
停留所名変更により、バスの行先表示はどうなるのだろうか。
「ダイヤモンドシティ」のLEDの行先表示は、字数が多いためかなり窮屈そうであるが、変更後はさらに長くなるので、「福岡ルクル」とかに省略されるのかな?
変更直後はいろいろと混乱が起きそうだ。
(つづくかも)
ネーミングライツに絡む変更などならまだしも、オープンから数年で大型商業施設の名称を自社の都合で変えてしまうというのは、各方面への影響を考えるといかがなものかという気も少しする。
6月5日に取り上げた際、「ダイヤモンドシティ」が福岡にもうひとつできたらバス停名はどうするのだろうか?とか余計な心配をしていたが、本当に余計な心配であった…。
停留所名の変更に合わせてダイヤ改正も行われるようだが、これについては現時点ではよくわからない。
かつて、「31番の粕屋町役場行き、74番の坪見行き、太宰府からの4番、桜ヶ丘~志免役場線など、今後乗り入れの余地もないことはなさそうだ」と書いたことがあるが、今回の改正ではそのような新規路線は登場しないもようである。
停留所名変更により、バスの行先表示はどうなるのだろうか。
「ダイヤモンドシティ」のLEDの行先表示は、字数が多いためかなり窮屈そうであるが、変更後はさらに長くなるので、「福岡ルクル」とかに省略されるのかな?
変更直後はいろいろと混乱が起きそうだ。
(つづくかも)
(つづき)
春の改正で「3番」の博多駅行きのうちの1本でも同様の変更が行われている。
三井ビル前の到着バスの“数珠つなぎ”状態の緩和と、博多駅での折り返しスペース&タイムの節約が目的と思われ、今後も「56、57番」と「58番」、「114、140番」と「18番」などの間でも同様の変更が行われる可能性がある。
話は逸れるが、バスの側面のLED表示で天神や博多駅など中心部の停車地を詳しく表示したものを見かける。
終着地に「博多駅三井ビル前」と出ているバスがあるが、アナウンスにもバス停にも「三井ビル前」とは出てこないため、なんか違和感がある。
また、「55番」で終点が「天神北」なのに側面LEDの終着地に「天神ソラリアステージ前」と出ているものがあり、これも変だ。
一方で、単に「天神」「博多駅」とだけ書かれたものもたくさんある。
LED表示に関して「表示自体の巧拙よりも、いろんな表示が混在している現状のほうがむしろ混乱を招く元であり問題である」と以前書いたことがあるが、側面の表示についてもスタンスを統一してほしいものである。
ちなみに、8月1日スタートのAのりば停車便の行先は「博多駅前」と表示されるそうだ。
他にも改正の動きがあれば逐次お知らせするつもりである。
(つづくかも)
春の改正で「3番」の博多駅行きのうちの1本でも同様の変更が行われている。
三井ビル前の到着バスの“数珠つなぎ”状態の緩和と、博多駅での折り返しスペース&タイムの節約が目的と思われ、今後も「56、57番」と「58番」、「114、140番」と「18番」などの間でも同様の変更が行われる可能性がある。
話は逸れるが、バスの側面のLED表示で天神や博多駅など中心部の停車地を詳しく表示したものを見かける。
終着地に「博多駅三井ビル前」と出ているバスがあるが、アナウンスにもバス停にも「三井ビル前」とは出てこないため、なんか違和感がある。
また、「55番」で終点が「天神北」なのに側面LEDの終着地に「天神ソラリアステージ前」と出ているものがあり、これも変だ。
一方で、単に「天神」「博多駅」とだけ書かれたものもたくさんある。
LED表示に関して「表示自体の巧拙よりも、いろんな表示が混在している現状のほうがむしろ混乱を招く元であり問題である」と以前書いたことがあるが、側面の表示についてもスタンスを統一してほしいものである。
ちなみに、8月1日スタートのAのりば停車便の行先は「博多駅前」と表示されるそうだ。
他にも改正の動きがあれば逐次お知らせするつもりである。
(つづくかも)
8月1日に福岡地区の西鉄バスのダイヤ改正が行われ、「113番」の朝の博多駅行きの一部が、博多駅三井ビル前から博多駅前Aのりばに停車バス停が変更になるとのこと。
Aのりばで番号を変えて、そのまま城南線方面に向かうと思われる。
(つづく)
Aのりばで番号を変えて、そのまま城南線方面に向かうと思われる。
(つづく)
(つづき)
10.補足など
新しくなった「63番」の宣伝チラシ。
これまで博多駅方面にしか出られなかった塩原地区、天神まで遠回りをしないといけなかった美野島地区のそれぞれから、天神へのアクセスが向上したことをアピールしている。
それにしても、この「63番」という番号がやはりしっくりこない。
前にも書いたが「48-1番」とかのほうがよかったような気がする。
都市高速路線との対応や、既存路線のわかりやすさ向上のためにも、この機会に、現在の「62番」のうち「博多南駅経由那珂川ハイツ行き」を「63番」として独立させたほうがよかったのではないだろうか?
(つづく?)
10.補足など
新しくなった「63番」の宣伝チラシ。
これまで博多駅方面にしか出られなかった塩原地区、天神まで遠回りをしないといけなかった美野島地区のそれぞれから、天神へのアクセスが向上したことをアピールしている。
それにしても、この「63番」という番号がやはりしっくりこない。
前にも書いたが「48-1番」とかのほうがよかったような気がする。
都市高速路線との対応や、既存路線のわかりやすさ向上のためにも、この機会に、現在の「62番」のうち「博多南駅経由那珂川ハイツ行き」を「63番」として独立させたほうがよかったのではないだろうか?
(つづく?)
(つづき)
9.訂正など
4において、63番の「免許維持路線であった那の津通り上の「市民会館前」バス停は廃止となるようだ。」と書いたが、これは誤りで、日曜朝に1本だけ残る「扇町行き」が引き続き那の津通りを経由する。
この日曜朝の「扇町行き」は、「博多埠頭入口~那の津口」間と「美野島南公園前~沖学園前」の2つの免許維持区間を走る重要な任務(?)を負う路線となる
また、8において、「赤坂門には3つの快速が停車する」と書いたが、これも誤り。
従来の「3番特快」が本日から、日中は早良街道上が各停となるのだが、種別の表示は以下のようになる。
上り
早良高校・陽光台→西新間 …「快速3」
西新→博多駅間 …「特快3」
下り
博多駅→西新間 …「特快3」
西新→早良高校・陽光台間 …「3」(普通)
よって、赤坂門に停車するのは従来通り「特快3」ということになる。
お詫びして訂正します。
今回のダイヤ改正については、いろんな方からご意見、ご指摘、さらなる分析等をいただき、私の記事の至らない点を補足していただいた。
記事だけでなく、コメントもぜひ合わせて読んでいただけたら幸いです。
(つづく?)
9.訂正など
4において、63番の「免許維持路線であった那の津通り上の「市民会館前」バス停は廃止となるようだ。」と書いたが、これは誤りで、日曜朝に1本だけ残る「扇町行き」が引き続き那の津通りを経由する。
この日曜朝の「扇町行き」は、「博多埠頭入口~那の津口」間と「美野島南公園前~沖学園前」の2つの免許維持区間を走る重要な任務(?)を負う路線となる
また、8において、「赤坂門には3つの快速が停車する」と書いたが、これも誤り。
従来の「3番特快」が本日から、日中は早良街道上が各停となるのだが、種別の表示は以下のようになる。
上り
早良高校・陽光台→西新間 …「快速3」
西新→博多駅間 …「特快3」
下り
博多駅→西新間 …「特快3」
西新→早良高校・陽光台間 …「3」(普通)
よって、赤坂門に停車するのは従来通り「特快3」ということになる。
お詫びして訂正します。
今回のダイヤ改正については、いろんな方からご意見、ご指摘、さらなる分析等をいただき、私の記事の至らない点を補足していただいた。
記事だけでなく、コメントもぜひ合わせて読んでいただけたら幸いです。
(つづく?)
(つづき)
8.新たな「快速」「特快」の登場
4で取り上げた新「63番」の朝の上りに「快速」が新設される(住吉四丁目以降は、渡辺通一丁目、天神、天神北のみ停車)。
「39番」にも「快速」が新設(博多駅から吉塚営業所まで延長され、博多駅~千代町間は呉服町にのみ停車。大井町、二又瀬通過の従来の「快速」とは別)。
「40番」には「特快」が新設(那珂~筑紫口間ノンストップ)。
暇工作さん、Mさんからも種別のわかりにくさについてコメントをいただいた。
さらに、同じ種別の中でも停車地がバラバラという状況が生じている。
例をあげると、ダイヤ改正以降、中央区の赤坂門バス停には3つの「快速」が停車することになるが、同じ「快速」でも停車する停留所はバラバラである。
呉服町までの停車バス停をみてみると、
「3番快速」
→天神福銀本店→天神大和證券→呉服町
「12番快速」
→西鉄GH前→天神大和證券→市役所北口→東中洲→川端町→土居町→呉服町
「56番快速」
→大名2丁目→西鉄GH前→天神福銀本店→市役所北口→東中洲→川端町→土居町→呉服町
となっている。
これでは「快速」という括り方がもはや意味を持たないと言わざるを得ない。
福岡市内線について言えば、以前は
「快速は郊外部分では各駅停車。急行は郊外部分も一部通過。都心部の停車地も急行のほうが若干少なめ」
という大まかな原則が存在したと思うのだが、近頃はそうとも言えない。
いっそのこと「快速」や「特快」の表示をやめて、「エコルライナー」みたいに、「サワライナー」とか「県庁エクスプレス」とか(あくまで仮称)、すべて愛称にしてしまうのも一つの手なのではないだろうか。
(つづく?)
8.新たな「快速」「特快」の登場
4で取り上げた新「63番」の朝の上りに「快速」が新設される(住吉四丁目以降は、渡辺通一丁目、天神、天神北のみ停車)。
「39番」にも「快速」が新設(博多駅から吉塚営業所まで延長され、博多駅~千代町間は呉服町にのみ停車。大井町、二又瀬通過の従来の「快速」とは別)。
「40番」には「特快」が新設(那珂~筑紫口間ノンストップ)。
暇工作さん、Mさんからも種別のわかりにくさについてコメントをいただいた。
さらに、同じ種別の中でも停車地がバラバラという状況が生じている。
例をあげると、ダイヤ改正以降、中央区の赤坂門バス停には3つの「快速」が停車することになるが、同じ「快速」でも停車する停留所はバラバラである。
呉服町までの停車バス停をみてみると、
「3番快速」
→天神福銀本店→天神大和證券→呉服町
「12番快速」
→西鉄GH前→天神大和證券→市役所北口→東中洲→川端町→土居町→呉服町
「56番快速」
→大名2丁目→西鉄GH前→天神福銀本店→市役所北口→東中洲→川端町→土居町→呉服町
となっている。
これでは「快速」という括り方がもはや意味を持たないと言わざるを得ない。
福岡市内線について言えば、以前は
「快速は郊外部分では各駅停車。急行は郊外部分も一部通過。都心部の停車地も急行のほうが若干少なめ」
という大まかな原則が存在したと思うのだが、近頃はそうとも言えない。
いっそのこと「快速」や「特快」の表示をやめて、「エコルライナー」みたいに、「サワライナー」とか「県庁エクスプレス」とか(あくまで仮称)、すべて愛称にしてしまうのも一つの手なのではないだろうか。
(つづく?)
(つづき)
6.大橋ローカル「6番」の新設
柏原営業所を起終点とする大橋ローカル「区3番」を廃止して、福大病院を起終点とする「6番」が新設される(途中のルートはそのまま)。
一方で、この6番と清水町~福大病院間で経路が重複する「61番」の福大病院行きは減らされ、効率化が図られるもよう。
「区3番」の一部変更とみることもできるので、「区3番」のままでもよさそうだが、ダイヤ改正で廃止となる福大病院発着の「3番」との混同を避けるために新たな番号を付けたということだろうか。
福大病院から乗り換えなしで大橋駅まで行けるというのはなかなか画期的だ(時間はかなりかかるが)。
既存の「無番 福大病院~四箇田団地線」、「5番 大橋駅~板付7丁目線」をつないで、「南部横断線」みたいな路線を作って、ヨコの軸を充実させてもらいたいものである。
7.博多駅→シーサイドももち地区への直行便新設
今回の改正で、博多駅交通センターから医師会館前までノンストップの便が新設される。
以前にも書いたが、これまでの「直行」はイメージだけで、実際には各停留所に停車していたのだが、ようやく「本当の直行」が誕生することとなる。
(つづく?)
6.大橋ローカル「6番」の新設
柏原営業所を起終点とする大橋ローカル「区3番」を廃止して、福大病院を起終点とする「6番」が新設される(途中のルートはそのまま)。
一方で、この6番と清水町~福大病院間で経路が重複する「61番」の福大病院行きは減らされ、効率化が図られるもよう。
「区3番」の一部変更とみることもできるので、「区3番」のままでもよさそうだが、ダイヤ改正で廃止となる福大病院発着の「3番」との混同を避けるために新たな番号を付けたということだろうか。
福大病院から乗り換えなしで大橋駅まで行けるというのはなかなか画期的だ(時間はかなりかかるが)。
既存の「無番 福大病院~四箇田団地線」、「5番 大橋駅~板付7丁目線」をつないで、「南部横断線」みたいな路線を作って、ヨコの軸を充実させてもらいたいものである。
7.博多駅→シーサイドももち地区への直行便新設
今回の改正で、博多駅交通センターから医師会館前までノンストップの便が新設される。
以前にも書いたが、これまでの「直行」はイメージだけで、実際には各停留所に停車していたのだが、ようやく「本当の直行」が誕生することとなる。
(つづく?)
(つづき)
4.「63番」の経路変更
従来の扇町発着から西鉄大橋駅発着に変更になり、また、博多駅・キャナルシティ経由だったのが、住吉・渡辺通1丁目経由に変更になる(扇町行きは日曜朝1本のみ残る)。
以前、63番は廃止や他との統合があり得ると書いていたが、廃止とはいかないまでも、ほとんど原型をとどめないものとなってしまった(博多駅・キャナルシティ経由になる前は百年橋・那の川経由であり、変化が著しい)。
この際いっそのこと「48-1番」とかに変えてしまったほうがよかったのではないだろうか。
ちなみに、免許維持路線であった那の津通り上の「市民会館前」バス停は廃止となるようだ。
5.「3番」の福大病院行き運行休止
地下鉄七隈線開通時に新設された「椎原・曲渕~早良営業所~干隈1丁目~福大病院」線の、早良営業所以北が休止となる。
以前取り上げた西南分校前を含む干隈1丁目~菊池ヶ丘間は、現行の「3番」福大前行きが平日2~3本だけという状態になってしまう。
このように、多くのバスが通る2つの道路に挟まれた地域(他にも、大池通りの長住3丁目以西、野芥2丁目、小笹中央公園前~笹丘1丁目間など)は、相対的に本数が減る傾向にある。
多くのバスが通る道路まで歩けばよいのだから、そのバス停単独でみると利便性の低下は限定的なのかもしれない。
ただ、本来は、タテとヨコの軸が連携して「ネットワーク」が生まれるのであり、タテばかり充実してヨコがスカスカとなってしまっては、「本数の割りに使い勝手が悪い」という状況が進んでしまい、効率は良くないと言える。
(つづく)
4.「63番」の経路変更
従来の扇町発着から西鉄大橋駅発着に変更になり、また、博多駅・キャナルシティ経由だったのが、住吉・渡辺通1丁目経由に変更になる(扇町行きは日曜朝1本のみ残る)。
以前、63番は廃止や他との統合があり得ると書いていたが、廃止とはいかないまでも、ほとんど原型をとどめないものとなってしまった(博多駅・キャナルシティ経由になる前は百年橋・那の川経由であり、変化が著しい)。
この際いっそのこと「48-1番」とかに変えてしまったほうがよかったのではないだろうか。
ちなみに、免許維持路線であった那の津通り上の「市民会館前」バス停は廃止となるようだ。
5.「3番」の福大病院行き運行休止
地下鉄七隈線開通時に新設された「椎原・曲渕~早良営業所~干隈1丁目~福大病院」線の、早良営業所以北が休止となる。
以前取り上げた西南分校前を含む干隈1丁目~菊池ヶ丘間は、現行の「3番」福大前行きが平日2~3本だけという状態になってしまう。
このように、多くのバスが通る2つの道路に挟まれた地域(他にも、大池通りの長住3丁目以西、野芥2丁目、小笹中央公園前~笹丘1丁目間など)は、相対的に本数が減る傾向にある。
多くのバスが通る道路まで歩けばよいのだから、そのバス停単独でみると利便性の低下は限定的なのかもしれない。
ただ、本来は、タテとヨコの軸が連携して「ネットワーク」が生まれるのであり、タテばかり充実してヨコがスカスカとなってしまっては、「本数の割りに使い勝手が悪い」という状況が進んでしまい、効率は良くないと言える。
(つづく)
(つづき)
3.「3番特快」の大幅削減
3番に「特快」ができたときは衝撃的だったが(当時は赤坂門、呉服町にも停車しなかった)、徐々にトーンダウンして、今回の改正ではついに「特快」は平日朝のみとなり、日中は早良街道間は各停の「快速」となる。
以前にも書いたが、もともとこの路線は、バスカードによる「乗り継ぎ割引」の導入により、ローカル線の中心部への乗り入れを減らし、郊外の拠点で乗り継ぐという習慣を定着させるためにスタートした路線であったのだが、この導入時の理念は実質的に崩壊することとなった。
一方で、地下鉄七隈線野芥駅を通過するという事態は解消されることとなる。
乗り継ぎ促進の観点からは歓迎されるべきことなのだが、その一方で行われるべき地下鉄駅までのルートの拡充は特になされない。
すなわち今回は、「地下鉄に客を流す」ことのみをやっている訳で、中途半端な感は否めない。
「西鉄にとって本当にこれでいいの?」と聞きたくなってしまう。
なお、今回の改正で、板付7丁目と博多駅方面を結ぶ「40番」にも「特快」が設定される。
「快速」と「特快」、それに「急行」、「直行」の線引きがかなりわかりにくい状態になってしまっており、早急に整理する必要があるのではないかと思われる。
(つづく)
3.「3番特快」の大幅削減
3番に「特快」ができたときは衝撃的だったが(当時は赤坂門、呉服町にも停車しなかった)、徐々にトーンダウンして、今回の改正ではついに「特快」は平日朝のみとなり、日中は早良街道間は各停の「快速」となる。
以前にも書いたが、もともとこの路線は、バスカードによる「乗り継ぎ割引」の導入により、ローカル線の中心部への乗り入れを減らし、郊外の拠点で乗り継ぐという習慣を定着させるためにスタートした路線であったのだが、この導入時の理念は実質的に崩壊することとなった。
一方で、地下鉄七隈線野芥駅を通過するという事態は解消されることとなる。
乗り継ぎ促進の観点からは歓迎されるべきことなのだが、その一方で行われるべき地下鉄駅までのルートの拡充は特になされない。
すなわち今回は、「地下鉄に客を流す」ことのみをやっている訳で、中途半端な感は否めない。
「西鉄にとって本当にこれでいいの?」と聞きたくなってしまう。
なお、今回の改正で、板付7丁目と博多駅方面を結ぶ「40番」にも「特快」が設定される。
「快速」と「特快」、それに「急行」、「直行」の線引きがかなりわかりにくい状態になってしまっており、早急に整理する必要があるのではないかと思われる。
(つづく)
西鉄バスのダイヤ改正時恒例(?)の、勝手に解説を書き連ねるシリーズ。
年度末の忙しさでまだ全貌はつかんでいないが、とりあえずわかるところから…。
1.「4番」が千早駅に乗り入れ
「3号線~千早駅前~若宮田方面」というルートで、福岡タワーからの「4番」が新たに千早駅に乗り入れる(平日で25本程度)。
一方で香椎参道経由の「24番」は減便されるもよう。
千早駅への乗り入れの少なさについてはこれまで何度も書いてきたが、これでいくぶん改善されることになる。
路線開拓の余地はまだまだあると思うが、この「4番」がその成否を握っているのかもしれない。
2.香椎浜からの「直行」が終日運行に
香椎浜から天神北ランプ経由で天神に向かう「直行」便が、これまでの朝だけでなく、昼間も運行される。
この路線ができた際に、日中や休日にも拡大される可能性があるかもと書いていたが、日中のほうは現実となった。
実際には「直行」ではないのだが、今後も「直行」という表示のままなのだろうか…
(つづく)
年度末の忙しさでまだ全貌はつかんでいないが、とりあえずわかるところから…。
1.「4番」が千早駅に乗り入れ
「3号線~千早駅前~若宮田方面」というルートで、福岡タワーからの「4番」が新たに千早駅に乗り入れる(平日で25本程度)。
一方で香椎参道経由の「24番」は減便されるもよう。
千早駅への乗り入れの少なさについてはこれまで何度も書いてきたが、これでいくぶん改善されることになる。
路線開拓の余地はまだまだあると思うが、この「4番」がその成否を握っているのかもしれない。
2.香椎浜からの「直行」が終日運行に
香椎浜から天神北ランプ経由で天神に向かう「直行」便が、これまでの朝だけでなく、昼間も運行される。
この路線ができた際に、日中や休日にも拡大される可能性があるかもと書いていたが、日中のほうは現実となった。
実際には「直行」ではないのだが、今後も「直行」という表示のままなのだろうか…
(つづく)