10月からFBS「
めんたいワイド」の放送開始時刻が58分早まり、14時52分となった(今週は特別編成のため14時前から放送中)。
これにあわせ、ライバルのRKB「今日感テレビ」も現在より5分早めて、14時55分開始となっている。
今から12年前、当時RKBで17時ジャストから放送していた
中村基樹がメインを務める情報番組「夕方放送局・きょうもやっぱり基樹です」に対抗し、FBSが「めんたいワイド455」を16時55分から開始したことに端を発する
両局の争いであるが、年を追うごとにお互い開始時刻を早めあい、この秋の日本テレビ・読売テレビ系列の「ザ・ワイド」終了もあり、ついに14時台にまで来てしまった。
「夕方ワイド戦争」などとも言われていたが、もはや「夕方」ではなくなった。
TNCも一年前から、金曜のみ「情報レシピ ニジ☆ゴジ」(14時5分開始)をスタートさせているが、早いとこ逃げ出したい気持ちなのではないだろうか。
昼間テレビを見られる環境にはないので番組の内容はチェックしていないが、各局の体力がもつのだろうか、共倒れにならないのだろうか、と余計な心配をしてしまう…。
かつては「00分」に始まる番組が多かったので、新聞のテレビ欄には適度に「横線」が入り、比較的見やすかった。
そんな中で長時間の番組があると、「横線」がない部分ができ、そこに目が行くという効果があったと思う。
それが最近は、長時間番組の量産と
フライング編成(58分、55分開始など)により、テレビ欄の「横線」が減ってしまい、ずいぶんと見にくくなってしまった感がある…。