(つづき)
「山田西」。
那珂川市コミュニティバス「かわせみ」の郊外部の拠点となることを期待して新たに設けられたコンビニ脇のバス乗り場だが、
市の瀬から来た西鉄「62番」の寄り道ポイントにもなっている(市の瀬行きはこの乗り場には停車せず)。
「かわせみ」が那珂川営業所に全便停車していた時期も長くは続かず、利用状況に応じて合理化・効率化が進む。
西鉄バスが廃止されてもコミュニティバスが手厚く代替してくれるから大丈夫…という時代でもなくなってきており、状況は刻々と移り変わっている。
ただ、「かわせみ」の郊外の拠点は敢えてここでなくて市役所でよいのでは?という気も。
西鉄のバス路線が廃止となってコミュニティバスに移管されることにより、路線バスのネットワークが崩壊していくということを十年以上にわたり書いてきたが、沿線自治体からも既に公式に発表されているように、そのネットワークの最後の砦と言っても過言ではなかった「75番」(赤間営業所~高六~グローバルアリーナ~高六~猿田峠~くらじの郷~新北~五反田~直方)が、9月末でついに廃止となる。
受け皿になりそうだった鞍手町のコミュニティバスも、「かわせみ」同様、合理化・効率化が進んでおり、その役割はあまり期待できない。
まあでも、21世紀に入って20年が経とうかという現在まで「75番」が存続したことに対してまずは敬意を表するべきなのかもしれません。
おまけ。
(つづく)