INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

2006年11月1日ダイヤ改正(2)

2006年11月01日 |   ┣ ダイヤ改正2006
(つづき)
また、井尻地区のバス停の名称変更も行われ、46番「竹下線」が通る「井尻口」が「井尻駅入口」に改称される。
「井尻駅入口」とは言っても、このバス停付近には駅前通りや駅への案内表示などはなく、初めての人はこのバス停から駅までどうやって行けばよいか、おそらくわからないと思われる。
このバス停が駅への乗り換え停留所であることをアピールして、そこまで効果があるのだろうかというのが正直なところで、何のための改称なのかよくわからない。
それならば「井尻口」のままのほうがスッキリしていて良かったような気もする。

また、「井尻」が「井尻六ツ角」に改称される。
今までは、上記「井尻口」をはじめ、「井尻駅」「井尻一丁目」のように「井尻」の下に様々なコトバが付くバス停と、下に何も付かない「井尻」単独のバス停が混在していた。
これは、「井尻」というある程度広域的な概念と、「井尻駅」のようなピンポイントを指す概念が混在することによる弊害(「井尻経由」と書いてあるのに「井尻駅」に行かない、など)をなくす、すなわち「ピントを統一する」ための措置といえよう。
これにならえば、「原」「野芥」「小笹」「板付」「橋本」「大手門」など、改称したほうがよいと思われるバス停もたくさんある。
ただ、「小笹」のように、その下に何も付かないバス停はその地域の代表的な位置にあるバス停(多くの場合、主要な街路が交わる交差点)であり、「小笹中央公園前」のように下にコトバが付くバス停とは「格」が異なるという、ぼんやりとしたコンセンサスが、利用者の間でできている面も否定できないため、なんでもかんでも機械的に改称するのは無用な混乱のもとなのかもしれない。
(つづくかも)
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2006年11月1日ダイヤ改正(1)

2006年10月31日 |   ┣ ダイヤ改正2006
今回のダイヤ改正は、昭和バス路線の一部廃止に伴う代替路線の新設や、停車停留所の追加などがメインとなっている。

10月13日に、「11月以降、今宿~生の松原付近の海岸沿いの道路を走るバスはなくなってしまうようだ。」と書いたが、今宿野外活動センター~姪浜駅間を走る乗り合いタクシー&マイクロバスがこの区間を走るため、完全になくなってしまうという訳ではないみたいだ。

その他の地区でも、微妙に変更が行われる。

まず、45番「諸岡線」の井尻駅付近の経路が変更となる。
西鉄天神大牟田線の線路と並行する道路を通らなくなり、新道(高木1丁目交差点から外環状道路へ抜けるルートで、一部供用開始している)を経由することになるらしい。
ということは、以前取り上げたときに紹介した「折り返し場での方向転換」はもう見られなくなってしまうのか…。
最後に一度乗っておきたかったが、そんな時間もなかった…。
大きく利便性が損なわれる訳ではないので、より危険の少ないルートに変更することは仕方ないといえるかもしれないが、路線バスの「味」がまたひとつなくなるようで寂しい限りだ。
(つづく)
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2006年6月3日ダイヤ改正

2006年06月03日 |   ┣ ダイヤ改正2006
本日より宇美地区にローカル線の2番が新設される。
【上宇美~志免~ダイヤモンドシティ】というルートで、土日のみ運行されるものだ。

これまで同施設に乗り入れる路線は、福岡空港や博多駅方面を意識したものが多く、地元にはやや冷たい感があったので、少しだけ前進といったところか。
31番の粕屋町役場行き、74番の坪見行き、太宰府からの4番、桜ヶ丘~志免役場線など、今後乗り入れの余地もないことはなさそうだが、土日の周辺の渋滞を見ていると、なかなか難しいのかもしれない。

車の渋滞を減らすことが期待される公共交通機関が、車の渋滞懸念を理由に運行できないというのは何か矛盾しているような感じもする。
ただ、そもそも郊外の大規模商業施設は自家用車での来客を前提に造られているので、バスは二の次なのは確かなのだけど。
しかし二の次とはいっても、自家用車で来ることができない人にも気を配るのが社会的使命のような気もする…。
なかなか難しいところだ。

ちなみに2番の先代は原田橋と空港を結ぶ路線であったが、あまり長続きはしなかった。
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2006年4月1日ダイヤ改正(3)

2006年03月31日 |   ┣ ダイヤ改正2006
(つづき)
先日取り上げた「古賀駅~グリーンパーク古賀線」や、新宮町コミュニティバス「山らいず線」なども近くを走っているので、減便となってもそれなりに代替手段はありそうだ。
しかしもともとは、福岡市の中心部まで乗り入れていた路線なので、その行く末がいずれ廃止なのかと考えるとなんだか哀れである。

・九州道上の「直方パーキングエリア」に上り下りとも停車する。

現在は、北九州方面に向かうバスは「直方パーキングエリア」に、福岡方面に向かうバスは「鞍手パーキングエリア」に停車し、上りと下りが約1.5kmほど離れた場所に停車している。
上りと下りが離れた場所にある状態が今まで続いてきたことのほうがむしろニュースなのかもしれない。
おそらく多くの利用者にとっては、上りと下りがかなり離れた場所にあるというのは、この上なく使いにくかったのではないだろうか。
車での送迎やタクシー利用を考えなくてよい分、利便性は向上するものと思われる。
廃止される側の自治体の反発が強かったとも聞くが、実際のところどうだったのだろうか。
(つづくかも)
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2006年4月1日ダイヤ改正(2)

2006年03月30日 |   ┣ ダイヤ改正2006
(つづき)
個人的には74番は好きな路線のひとつである。
都心へもっと早く行けるルートや、より広い道はいくつもあるのに、昔ながらのルートをのどかに走り続ける「わが道を行く」感じがとてもよい…。

それにしても今回廃止となる区間のそばを通る土曜日一本だけの免許維持路線「土井営業所→上脇田線」は、今回もしぶとく生き延びた。
沿線にトリアス久山もあるし、今後「もしものときのため」の備えなのだろうか…。

.東部ローカル線「2番」が大幅に減便となる。

この路線は先日も取り上げた。
ダイヤ改正で、現在の平日9往復から4往復へと大幅に減る。
土曜日は3往復、日曜日はたったの2往復となってしまう。
このバスが走っている青柳四角~青柳構口跡付近は、旧街道っぽさが今も残っており、自動車ではなく「人が行き交うサイズ」の道路と町並みをバスが走っていく様子はとても風情がある。
(つづく)
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2006年4月1日ダイヤ改正(1)

2006年03月28日 |   ┣ ダイヤ改正2006
3月18日に続き、4月1日にもまた西鉄バスのダイヤ改正が行われる。
今回は、JRのダイヤ改正への対応や廃止・減便がメインで、前回ほど大きな動きはなさそうだが、その中でも気になる話題をいくつか。

・結局、都市高速堤ランプ経由の新路線はできず…。

過去2度ほど()新路線を予想してみたのだが、見事にはずれた。
というより、路線自体がひとつもできなかったので、「当たりはずれ」を言うのもおこがましいのかもしれない(笑)。
「ランプ開通→路線新設」という図式が自分の中で勝手にできあがっていたのだが、そう単純ではないということを思い知った。

・74番の谷蟹(たにがに)~東鉄工団地間が廃止となる。

おそらく西鉄は、この74番をゆくゆくは廃止したい意向があるのではないだろうか。
以前、途中の「坪見」から先の部分へ向かう便の日中の運行を取りやめて、朝夕のみに限定したこともあったし(評判が悪かったのか、数ヶ月後に日中も運行を再開したが)。
310番、筑豊急行、JR香椎線など、沿線に代替となる交通手段が全くないという訳ではないので、今回の一部区間廃止は、74番自体を廃止する伏線なのかもしれない。

74番が廃止されるとしたら、
 現在の62番の九大前行きあたりを「坪見」まで延長して、その先を廃止。
 救済策として、310番の物流センター前~長戸間に「江辻」を新設。
みたいな感じになるのかな。
(つづく)
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2006年3月18日ダイヤ改正(4)

2006年03月20日 |   ┣ ダイヤ改正2006
(つづき)
ダイヤ改正の話題を3つほど。

画像は留学生会館前バス停に掲示されていた、月曜から運行を開始する「直行」の告知。
「直行」とはいっても既存のルートを少しいじっただけなので、それなりの利用は見込めそうだ。
平日の朝だけでなく、日中や休日に拡大する可能性もあるかもしれない。

天神福ビル前に、140番と18番の金山団地ルートの強化のチラシがあった。
そこには
【駅をおりて歩くのが…とお考えのあなた!バスなら家の近くのバス停までやってきます】
と書いてあった。
なかなか挑戦的だ…。

「新設」された80番の博多駅→天神間に乗ってみた(厳密には全くの新設という訳ではなく、下りとオリジナル区間の新設ということになるのだが)。
運行の主旨を慮ると、博多駅発の便は、100円循環バス外回りと同じく、キャナルシティ内(ワシントンホテル横のバス停)に乗り入れたほうがよさそうだが、現行以上の乗り入れはさらなる渋滞を引き起こすから難しいのかな…。
ちなみに80番のルートは、大昔の69番を博多埠頭発着から中央埠頭発着に変えただけである(筑肥線代替をルーツとする現在の69番、69-1番とは異なる)。
(つづくかも)
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2006年3月18日ダイヤ改正(3)

2006年03月14日 |   ┣ ダイヤ改正2006
(つづき)
3月18日のダイヤ改正の続報である。
西鉄のサイトでもようやく新ダイヤが検索できるようになり、またニュースリリースでもサマリーが見られる。
なので、そこには出てない情報を中心に。

・香椎浜からの「直行」が新設。
 【香椎浜営業所→海岸通り→名島ランプ→都市高速→天神北ランプ→天神→昭和通り→都市高速経由で香椎浜】というルート。
・39番に快速ができる(豊2丁目~福岡空港間ノンストップ)。

香椎浜発の「直行」は通勤には便利かも(個人的にはみどりが丘か土井団地発で西公園行きがよかったけど)。
ただ「直行」とはいっても、以前取り上げた百道ランプ経由の直行と同様に、イメージが「直行」なだけであり、実際は各停留所に停車する。

39番快速については、以前似たような路線があったような…。
たしかに、まだ空港通りがなかった頃のルート(大井町、二又瀬経由)をいつまでも守り続ける意味もあまりないよな…。
(つづく)
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2006年3月18日ダイヤ改正(2)

2006年03月12日 |   ┣ ダイヤ改正2006
(つづき)
金曜日に第一報をお伝えした来たる3月18日のダイヤ改正。
まだ新時刻の検索はできない状態だが、休日出勤の合間に少しだけバス停を見てきたので続報を。

・1番の橋本駅周辺の経路がMさんからも情報をいただいた通り【~橋本駅~戸切~戸切3丁目~藤ヶ丘団地~壱岐ヶ丘中~】に変更(昨年6月20日に続いての変更となり、なかなか安定しない…)。
 また、室見が丘地区のルートも【室見が丘入口~2丁目~3丁目~中央~】に変更。
 ついでに、姪浜~天神方面のダイヤをパターン化。
・11番快速の廃止。
・13番の片江行きが【~南町~南片江6丁目(新設)~長野町(13番用新設)~南片江~片江営業所】というルートに変更。
・18番の金山団地乗り入れ開始。140番の金山団地行きを片江まで延長。
・29番にアイランドシティ行き新設。
・80番の「新設」。【博多駅~キャナルシティ~天神~中央埠頭】で土日のみ運行。
・303番のマリノアシティ線が平日も運行を開始。
・304番が【能古渡船場~姪浜2丁目~愛宕ランプ~都市高速~天神~博多駅】というルートで、平日の通勤(帰宅)時間帯のみ運行開始。
 なお、姪浜2丁目~愛宕下間の新停留所は「愛宕2丁目」という名称。
・514番、515番は昼間の運行をとりやめ。

1番明治通りのパターン化、マリノアシティ線の平日運行、明治通りから都市高速に乗る路線新設などは、昭和バスの福岡市内からの撤退を見込んだ布石にも見える。
ちなみに昭和バスが土日に運行していた博多駅~マリノアシティ線は4月から大減便となり、事実上のバトンタッチ宣言となるようだ(姪浜駅発着の便は変更ないもよう)。
また、奇しくも先日300番台のルーツについて書いたが、当時に比べると現在の充実ぶりはめざましい。
南片江6丁目乗り入れについては、140番や18番など地下鉄七隈線との乗り継ぎをされそうな路線ではなく、反対方面に向かう13番を乗り入れるところがいかにも西鉄らしい。
都市高速堤ランプ経由の新路線もこのルートを通る予定なのかもしれない。
(つづく)
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2006年3月18日ダイヤ改正(1)

2006年03月10日 |   ┣ ダイヤ改正2006
来る3月18日に福岡地区の西鉄バスの大規模なダイヤ改正が行われる。
現時点では、西鉄のサイト上ではダイヤ改正の概要が発表されているだけで、改正後の個別の時刻表がまだ検索できない状態なので、まずは入手可能な情報をもとにわかることをまとめてみる。

・地下鉄七隈線の開通に合わせていったん減便した茶山地区の路線を再び強化しそうだ。
・「南片江6丁目」というバス停ができる(13番が通るもよう)。
・304番という路線が新設される(ルートは不明)。
・中央埠頭と博多駅を通る新路線が土日限定でできそうだ。
・東区の香椎方面で路線の再編が行われそうだ。
・大野城市の南山手団地の奥のほうまで路線が延長されそうだ。
・赤間特急が「復活」する。
・400番に新しい行先or経由地ができそうだ(九州国立博物館関係か?)。

現時点で発表されている内容が抽象的なので類推にならざるを得ないが、詳細がわかればまた触れてみたいと思う。
あと、サイトには載っていなかったが、昨日西区の明治通りを車で走っていた際、愛宕下と姪浜2丁目の間に新たなバス停ができるもようである。

それにしても、何年か前、大規模な改正は4月1日と10月1日にまとめて行うという方針を打ち出していたのだが、すぐになし崩しになってしまったな…。
(つづく)
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