(つづき)
「170番」。
「70番」の頭に1を付けて「170番」。
70番台は門司(大里)地区で原町経由(90番台は社ノ木二丁目経由)、末尾の0は門司港地区で海岸経由(末尾が5なら山手経由)…という、法則(というより理念、理想といったほうが適切かもしれませんが)がまずあって、そこから出てきた「70番」と「75番」という行先番号の頭に1を付けて出てきたのが都市高速経由の「170番」と「175番」(なお、「75番」は門司港で山手地区しか通らないのに対し、「175番」は山手地区とともに少しだけ海岸地区も通ります)。
福岡地区だと、3桁の行先番号は、
① 2桁の行先番号の頭に1を付けるパターン
② 2桁の行先番号の末尾に0を付けるパターン
③ 2桁の行先番号とは特に関連がないパターン
の概ね3つのパターンが混在しているが、ここ北九州地区では、
① 2桁の行先番号の頭に1を付けるパターン
の1つのみである(やや例外の「150番」というのもありますが)…と過去にも書きました。
かつて福岡地区で「170番」を考えてみたことがありましたが、それは「17番」の末尾に0を付けたものでした。
その6年後にほぼ同じルートを走る路線が「530番」として登場しましたが、わずか1年で運行を終了しております(笑)。
末尾を0と5で分ける、というのは個人的には好きです。
(つづく)
(つづき)
「23A」。
「23A」という番号自体は過去にも存在していたことがありました。
「23+アルファベット」なので下原のほうに行きそう…と考えると失敗します。
ベースとなる行先番号「23番」自体の行先が広範囲に枝分かれしていることに起因する弊害といえば弊害(なお、「23C」では下原終点を想定しました)。
香椎照葉五丁目が「23番」でよいのなら、現行の「22B」は「23B」でもよいという考えも成り立ちそう(かといって「22B」を「23B」に改番したところで何のメリットもないのですが)。
また、「210番」のうち、三苫駅行き(「雁の巣・和白」行きではないほう)の一部を「23A」と連続運行にして、「210番」の三苫駅行きを「230番」に改番すれば行先番号の整合性もとれ、かつ、美和台地区の利便性向上にもつながりそう…と思ったのだが、じゃあ「220番」はどうするのか?という問題が出てくるし、また、美和台地区以外の場所にとっては「弊害」が拡大するだけかも。
(つづく)
(つづき)
令和を生んだ筑紫歌壇を記念して(?)「つくし号」。
旧筑紫郡の各自治体のコミュニティバス「まほろば」「やよい」「まどか」「かわせみ」の仲間のようにも見せかけて(?)いるが、互換性はなし。
こちらは「御笠自治会バス」のバス停と標識。
自治会バスというネーミングから受ける印象とは裏腹に、柚須原からカミーリヤまで結構な広範囲を運行します。
筑紫野市ではほかにも「カミーリヤバス」、そして西鉄バスが運行中。
筑紫野市に限った話ではないが、コミュニティのニーズに応じたいろんな「バス」が走り出す一方で、「バス」ごとに“ルール”があって、初めての人とか乗り継ぎをしたい人にとってのハードルが上がっていくのはやや歯がゆい。
自治を具現化したものがこれからの時代の「バス」だと考えるならば、互換性云々の話は余計なことなのかもしれない。
ただ、利用促進や資源の有効活用の観点で考えると、いろんなカタチの「バス」の連携や調整をどこかで行う必要があるように思う。
西鉄バスが県内どこにも走っているという時代はもうひと昔かふた昔前の話となっているわけなので、令和の時代は、
こことか、
こことか、
このへんをはじめとして、いろんな「バス」がうまく調和していく時代であってほしいと思います。
(つづく)