(つづき)
「連節バス」の循環運行が始まっています。
「
中央ふ頭・博多港国際ターミナル」を起点とした、
内回りと外回りの2ルート。
「天神コア前」の乗り場。
天神から博多駅に「連節バス」で行くためには、この乗り場から乗るしかないが、やや目立たない感もあり。
色は似ていますが、これは「連節バス」ではありません(笑)。
渡辺通一丁目交差点の左折。
市内電車もここを曲がっていたように、「連節バス」も曲がりやすい角度。
産経新聞にこんな記事がありました。
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福岡市長、西鉄に注文「都心のバス削減の覚悟を」
福岡市の高島宗一郎市長は25日の記者会見で、同日に西日本鉄道が運行を始めた「連節バス」について「バスの総量が変わらなければ渋滞緩和につながらない。西鉄は都心部に入るバスを削減する覚悟を持ってもらいたい」と注文を付けた。
連節バスは、既存のバスを2台つなげたような形で、定員は130人と高い輸送能力を持つ。
西鉄は博多港と博多駅、天神地区を循環するルートで運行を始めた。
西鉄と市は、市中心部の渋滞緩和に向け、連節バスも含めたバス高速輸送システム(BRT)構築を目指している。
高島氏の発言は、既存のバス輸送網の再構築を求めるものだ。
西鉄は「都心部のバス減便は、すでに着手している。今後、BRTを構築していくなかで、さらなる効率化に向けた検討を進める」とコメントした。
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早くも不協和音?…ということではないのかもしれないが、西鉄に「都心部に入るバスを削減する覚悟を」と言うのなら、
専用レーンや駐車場を設ける覚悟、
違法駐車を一掃する覚悟、
乗り換えを嫌がらない覚悟、
車で都心に行きにくくなるのを受容する覚悟…
などなど、
いろんな人がいろんな覚悟を持たないといけないはずである。
記事になっているのが発言の一部で、記者会見ではちゃんと触れられていたのかもしれませんが。
(つづく)