菊花賞を勝ったソングオブウインドの母系を以前に紹介しましたが,今日はこの馬の父・エルコンドルパサー(スペイン語でコンドルは飛んでゆく)のご紹介。
1995年にアメリカで産まれ,日本に輸入された馬です。2歳11月の新馬,3歳1月の下級条件をダートで連勝すると,2月に降雪の影響で芝からダートに変更となった共同通信杯(G外)で重賞初制覇。当時,外国産まれの馬はダービー等のクラシックに出走できなかったので,ニュージーランドトロフィーGⅡに出走し,初芝をものともせずに快勝,さらにNHKマイルカップGⅠまで5連勝しました。
秋は古馬相手の毎日王冠GⅡから始動,ここで2着と初黒星を喫しました。天皇賞にも出走できなかったのでジャパンカップGⅠに進み,これを勝ちました。日本の3歳馬がこのレースを勝ったのはこれが初めてでした。
4歳時はフランスに渡ってキャンペーン。初戦のイスパーン賞GⅠは2着に負けましたが続くサンクルー大賞GⅠで海外GⅠ初制覇。これはフランス版のキングジョージといった格のレースですからなかなかのもの。ヨーロッパの2000メートル級のGⅠを日本の馬が制したのはこれが初めて(現在までこれきり)でした。秋はフォア賞GⅡ(今年はShiroccoが勝った前哨戦)を逃げ切って凱旋門賞GⅠへ。ここも逃げたものの惜しくも2着に破れ,引退しました。
その後,種牡馬になったのですが,残念ながら早逝。現3歳世代がラストクロップで,今までGⅠ勝ち馬が出ていなかったのですが,ソングオブウインドが第1号となりました。なお,ジャパンカップダートを勝ったアロンダイトもエルコンドルパサー産駒です。
明日は阪神ジュベナイルフィリーズです。このレースは,人気で好走すれば翌年のクラシックに直結し,人気薄で勝つと一発屋で終るという傾向。無難にいくならアストンマーチャン▲ですが,クラシック級とは思っていないので少し狙いを下げてみます。クラウンプリンセス◎を抜擢。前走は?ですが,その前は牡馬の強いところ相手にいい競馬をしています。それから素質高そうなウオッカ○。あとはイクスキューズ△とハロースピード△。
第二部定理七が一般に思惟の属性Cogitationis attributumとそれ以外の属性との間の原因causaと結果effectusの秩序ordoと連結connexioの同一性を意味し、かつこれが実在的な意味をもつなら,神Deusの無限知性intellectus infinitus,infinitus intellectusのうちにある属性Xの観念ideaがあるとき,形相的にformaliter考えられる場合のこの属性Xの秩序と連結は,その無限知性のうちにある属性Xの観念と秩序と連結が同一であるということになります。したがって属性Xは,神の無限知性のうちに客観的にobjectiveあるのと同様の仕方で,いい換えれば,神がその属性Xの観念を有する(認識するcognoscere)のとまったく同一の秩序と連結で,形相的にあるということになるでしょう。これが僕が,認識論(観念論)的に書かれている第二部定理七を,実在的に考えて構わないと考える理由になります。つまり(神の無限)知性が,実体substantiaの本性natura,essentiaを構成すると認識するような何かは,確かに形相的にもその実体の本性を構成するだろうと考えるわけです。
なお,第一部定義三やこここでテーマとしている第一部定理五は名目的であると考えているのに対し,僕は第一部定義四については必ずしも名目的な定義Definitioであるとは考えませんが,実体というのが実在的に考えられようと名目的に考えられようと,第一部定義四の内容は同様に妥当すると思いますので,この点は何ら問題にならないであろうと思います。
1995年にアメリカで産まれ,日本に輸入された馬です。2歳11月の新馬,3歳1月の下級条件をダートで連勝すると,2月に降雪の影響で芝からダートに変更となった共同通信杯(G外)で重賞初制覇。当時,外国産まれの馬はダービー等のクラシックに出走できなかったので,ニュージーランドトロフィーGⅡに出走し,初芝をものともせずに快勝,さらにNHKマイルカップGⅠまで5連勝しました。
秋は古馬相手の毎日王冠GⅡから始動,ここで2着と初黒星を喫しました。天皇賞にも出走できなかったのでジャパンカップGⅠに進み,これを勝ちました。日本の3歳馬がこのレースを勝ったのはこれが初めてでした。
4歳時はフランスに渡ってキャンペーン。初戦のイスパーン賞GⅠは2着に負けましたが続くサンクルー大賞GⅠで海外GⅠ初制覇。これはフランス版のキングジョージといった格のレースですからなかなかのもの。ヨーロッパの2000メートル級のGⅠを日本の馬が制したのはこれが初めて(現在までこれきり)でした。秋はフォア賞GⅡ(今年はShiroccoが勝った前哨戦)を逃げ切って凱旋門賞GⅠへ。ここも逃げたものの惜しくも2着に破れ,引退しました。
その後,種牡馬になったのですが,残念ながら早逝。現3歳世代がラストクロップで,今までGⅠ勝ち馬が出ていなかったのですが,ソングオブウインドが第1号となりました。なお,ジャパンカップダートを勝ったアロンダイトもエルコンドルパサー産駒です。
明日は阪神ジュベナイルフィリーズです。このレースは,人気で好走すれば翌年のクラシックに直結し,人気薄で勝つと一発屋で終るという傾向。無難にいくならアストンマーチャン▲ですが,クラシック級とは思っていないので少し狙いを下げてみます。クラウンプリンセス◎を抜擢。前走は?ですが,その前は牡馬の強いところ相手にいい競馬をしています。それから素質高そうなウオッカ○。あとはイクスキューズ△とハロースピード△。
第二部定理七が一般に思惟の属性Cogitationis attributumとそれ以外の属性との間の原因causaと結果effectusの秩序ordoと連結connexioの同一性を意味し、かつこれが実在的な意味をもつなら,神Deusの無限知性intellectus infinitus,infinitus intellectusのうちにある属性Xの観念ideaがあるとき,形相的にformaliter考えられる場合のこの属性Xの秩序と連結は,その無限知性のうちにある属性Xの観念と秩序と連結が同一であるということになります。したがって属性Xは,神の無限知性のうちに客観的にobjectiveあるのと同様の仕方で,いい換えれば,神がその属性Xの観念を有する(認識するcognoscere)のとまったく同一の秩序と連結で,形相的にあるということになるでしょう。これが僕が,認識論(観念論)的に書かれている第二部定理七を,実在的に考えて構わないと考える理由になります。つまり(神の無限)知性が,実体substantiaの本性natura,essentiaを構成すると認識するような何かは,確かに形相的にもその実体の本性を構成するだろうと考えるわけです。
なお,第一部定義三やこここでテーマとしている第一部定理五は名目的であると考えているのに対し,僕は第一部定義四については必ずしも名目的な定義Definitioであるとは考えませんが,実体というのが実在的に考えられようと名目的に考えられようと,第一部定義四の内容は同様に妥当すると思いますので,この点は何ら問題にならないであろうと思います。