遅くなりましたが10日の香港の国際招待レースを回顧します。4レースあるので簡単に。
レース順にまず香港ヴァーズ。ここはウィジャボードの取消で,アドマイヤメインが1番人気,ソングオブウインドが2番人気に支持されました。ここは2頭が対照的なレースをし,アドマイヤメインが逃げてソングオブウインドは後方集団に控えました。かなりのハイペースであったためにアドマイヤメインは直線で沈んで8着。ここはオーバーペース(先行馬は総崩れ)が敗因ですが,どうも春からの成長に欠けるような感じもあります。ソングオブウインドは直線は外から来ましたが伸びが悪く4着まで。どうもレース中に右の前足を怪我してしまったようです。勝ったのはイギリスのCollier Hillでした。
続いて香港スプリント。シーイズトウショウは後方を追走しただけで10着。この路線は日本のレベルが低く,やむを得ない結果でしょう。発走で10馬身ほども出遅れたメイショウボーラーは3コーナーで競走中止。馬が走りたくなかったようで,身体には異常はありません。ここは補欠で繰り上がって出走した地元のAbsolute Championが後続に4馬身以上の差をつけレコードで圧勝。とてもフロックでできる芸当ではなく,調子を崩すことなく来日すれば,来年はこの馬にやられるでしょう。なお,テイクオーバーターゲットは取消でした。
次に香港マイル。ダンスインザムードは後方に控える競馬をしましたが,まったく伸びずに12着。事前の計量では体重が大きく減っていましたし,テンションも異常に高かったということで,発走前の段階(体調面+精神状態)で終っていたようです。ここも地元のザデューク(来日経験あり)が,きわどい差でしたが制しています。
最後にメーンの香港カップ。ここはフランスのPrideが後方からの競馬になり,アドマイヤムーンとディアデラノビアがさらに後ろの最後方から。直線でPrideが完全に抜け出すと,これを目掛けて外からアドマイヤムーンがぐいぐいと迫り,ゴールは並んで入線。勢いから勝ったのではないかと思ったのですが,わずかにPrideが残していました。とはいえ凱旋門賞ではディープインパクトに先着した馬とこれだけの競馬ですから,まだ3歳のこの馬は,来年以降の活躍が非常に楽しみといえそうです。ディアデラノビアも一瞬は伸びる格好を見せましたが,止まってしまい7着でした。
明日は広島記念が決勝を迎えます。並びは佐藤-斎藤の北日本,手島-稲村の群馬,深沢-渡辺-土屋の静岡,荒井-山田の西日本で4分戦。本線に斎藤選手◎と佐藤選手○,相手に荒井選手▲と山田選手△と考えます。
本当はそんなことはあり得ないのに,ライプニッツが実体Aの本性が属性Xと属性Yから構成され,実体Bの本性が属性Yと属性Zから構成されるということが可能であると考えるなら,あるいは同じことになりますが,そのようにいわれることで確かに複数の実体が実在的に区別されつつ同一の属性を有することが可能であると僕たちが感じるならば,そこには区別の混同があるのです。つまり,実体Aの本性を構成する属性Yと,実体Bの本性を構成する属性Yというふたつの(複数の)属性Yを,あたかも様態的に区別して考えるから,こうしたことが可能であると信じてしまうのです。しかし複数の属性は実在的に区別されなければならないのであって,様態的に区別されるということはありません。これが,スピノザに対するライプニッツの反論に対して,逆にスピノザからライプニッツに対する強力な反論になるだろうと僕は考えます。
もしも本当にライプニッツがふたつの区別(実在的区別と様態的区別)を混同しているのだとしたら,ライプニッツは,実在的に区別できない複数の属性については様態的に区別される場合もあり得るということを証明するか,そうでなければスピノザに従い,共通の属性を有する複数の実体は存在しないというかのどちらかでなければならないと思います。
レース順にまず香港ヴァーズ。ここはウィジャボードの取消で,アドマイヤメインが1番人気,ソングオブウインドが2番人気に支持されました。ここは2頭が対照的なレースをし,アドマイヤメインが逃げてソングオブウインドは後方集団に控えました。かなりのハイペースであったためにアドマイヤメインは直線で沈んで8着。ここはオーバーペース(先行馬は総崩れ)が敗因ですが,どうも春からの成長に欠けるような感じもあります。ソングオブウインドは直線は外から来ましたが伸びが悪く4着まで。どうもレース中に右の前足を怪我してしまったようです。勝ったのはイギリスのCollier Hillでした。
続いて香港スプリント。シーイズトウショウは後方を追走しただけで10着。この路線は日本のレベルが低く,やむを得ない結果でしょう。発走で10馬身ほども出遅れたメイショウボーラーは3コーナーで競走中止。馬が走りたくなかったようで,身体には異常はありません。ここは補欠で繰り上がって出走した地元のAbsolute Championが後続に4馬身以上の差をつけレコードで圧勝。とてもフロックでできる芸当ではなく,調子を崩すことなく来日すれば,来年はこの馬にやられるでしょう。なお,テイクオーバーターゲットは取消でした。
次に香港マイル。ダンスインザムードは後方に控える競馬をしましたが,まったく伸びずに12着。事前の計量では体重が大きく減っていましたし,テンションも異常に高かったということで,発走前の段階(体調面+精神状態)で終っていたようです。ここも地元のザデューク(来日経験あり)が,きわどい差でしたが制しています。
最後にメーンの香港カップ。ここはフランスのPrideが後方からの競馬になり,アドマイヤムーンとディアデラノビアがさらに後ろの最後方から。直線でPrideが完全に抜け出すと,これを目掛けて外からアドマイヤムーンがぐいぐいと迫り,ゴールは並んで入線。勢いから勝ったのではないかと思ったのですが,わずかにPrideが残していました。とはいえ凱旋門賞ではディープインパクトに先着した馬とこれだけの競馬ですから,まだ3歳のこの馬は,来年以降の活躍が非常に楽しみといえそうです。ディアデラノビアも一瞬は伸びる格好を見せましたが,止まってしまい7着でした。
明日は広島記念が決勝を迎えます。並びは佐藤-斎藤の北日本,手島-稲村の群馬,深沢-渡辺-土屋の静岡,荒井-山田の西日本で4分戦。本線に斎藤選手◎と佐藤選手○,相手に荒井選手▲と山田選手△と考えます。
本当はそんなことはあり得ないのに,ライプニッツが実体Aの本性が属性Xと属性Yから構成され,実体Bの本性が属性Yと属性Zから構成されるということが可能であると考えるなら,あるいは同じことになりますが,そのようにいわれることで確かに複数の実体が実在的に区別されつつ同一の属性を有することが可能であると僕たちが感じるならば,そこには区別の混同があるのです。つまり,実体Aの本性を構成する属性Yと,実体Bの本性を構成する属性Yというふたつの(複数の)属性Yを,あたかも様態的に区別して考えるから,こうしたことが可能であると信じてしまうのです。しかし複数の属性は実在的に区別されなければならないのであって,様態的に区別されるということはありません。これが,スピノザに対するライプニッツの反論に対して,逆にスピノザからライプニッツに対する強力な反論になるだろうと僕は考えます。
もしも本当にライプニッツがふたつの区別(実在的区別と様態的区別)を混同しているのだとしたら,ライプニッツは,実在的に区別できない複数の属性については様態的に区別される場合もあり得るということを証明するか,そうでなければスピノザに従い,共通の属性を有する複数の実体は存在しないというかのどちらかでなければならないと思います。