スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

帝王賞&渇きの検証

2009-06-24 21:20:59 | 地方競馬
 上半期のダート王者決定戦,第32回帝王賞
 好発はフリオーソも外から同一厩舎のアジュディミツオーを先に行かせ,2番手。ヴァーミリアンがこの直後につけ,内をボンネビルレコードが追走。前半の1000メートルが62秒7というスローペースに。力ある馬が前にいましたので,後ろの馬は苦しくなりました。
 3コーナーを過ぎたあたりでアジュディミツオーは失速。フリオーソとヴァーミリアンが自然と前に出て,後ろを離して並んで直線に入りましたが,瞬発力の差でヴァーミリアンが突き放し,3馬身の差をつけて優勝。フリオーソが2着でさらに5馬身差の3着がボンネビルレコード。
 優勝したヴァーミリアンは昨年11月のJBCクラシック以来の勝利で大レース7勝目。不思議なことに日本では大レース7勝は何頭かいますが8勝はいません。その記録にチャレンジする権利を有したことになります。ここは休み明けでしたが,明らかにこのレースを狙ってきていましたのでそれは問題なし。4歳世代の不在には助けられたかもしれませんが,今日のメンバーでは順当な勝利でしょう。父はエルコンドルパサー,日本の母系祖先はスカーレットインク
 鞍上の武豊騎手安田記念に続く今月の大レース2勝目。帝王賞は2005年以来の2勝目。管理する石坂正調教師は昨年のマイルチャンピオンシップ以来の大レース優勝で帝王賞初制覇です。

 渇きの仮説の場合にも,実際にはそれが正しいのかどうかを知るためには,検証が必要でした。それは眼鏡が曇ることの具体的検証と,方法としては同じであるということになります。つまり僕はマスクを外せばよかったわけです。マスクを外すことによって口内の渇きが治まるのであれば,確かにそれはマスクの着用が原因であったということになるでしょう。しかし実際には僕はこの検証を怠りました。もしやっていれば,それでも口内の渇きは治まらなかった筈で,真の原因が何であるかはわからなかったでしょうが,少なくともマスクを着用したことがその原因ではないということは,当時の僕も知ることができたろうと思います。
 僕がこの検証をしなかったことに理由を求めるなら,ふたつのことがあげられます。ひとつは,確かにこの渇きは,眼鏡が曇ることに比べれば軽くは流すことができないものではありましたが,少なくともこの症状が出始めたときには,口の中を潤せば,つまり何か飲み物を飲めば,それで解決できましたので,最初からそんなに深刻なことであると感じられたわけではないからです。そしてもうひとつは,マスクは風邪の予防にもなっているわけで,それを外すリスクを犯したくなかったのです。つまりこの時点での僕は,口の中の渇きの問題よりも,風邪をひいてしまうことの方をより強く恐れていたということになります。このことからも,少なくともこの初期の時点においての口内の渇きが,僕にとってそれほど深刻には感じられていなかったということがお分かりいただけるのではないかと思います。
 なお,僕は口の中を潤すときには水はまず飲みません。缶やペットボトルの飲料だとミルクティーとかカフェオレのようなものが好みで,それ以前にもよく飲んでいたのですが,この時期はその本数がそれまでよりも少し増えていたと思います。
コメント
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