28日の夜に大井競馬場で争われたサンタアニタトロフィーは,実績馬に上昇馬が入り混じってなかなかの好メンバーでした。
先手を奪ったのはサザンクロスラリー。ディアーウィッシュとクレイアートビュン,シャレーストーンがこれを追い,トーセンアーチャー,ボンネビルレコード,カキツバタロイヤルは固まった中団馬群の中。ルースリンドは後方集団の前。前半の800mは48秒0で,ややハイペースといったところ。
直線に入ると外に持ち出したカキツバタロイヤルが一気に先頭に。直線半ばではセーフティーリードかと思いましたが,馬群をさばいたボンネビルレコードが内から一気に伸びて猛追。しかしぎりぎりのところでこれを凌いだカキツバタロイヤルの優勝。ボンネビルレコードが2着で3着はディアーウィッシュ。
優勝したカキツバタロイヤルは名前からも連想できるように東海デビュー。当地の重賞も含めて5勝した後,昨年11月に船橋に転入。下級条件からのスタートとなったこともあり,南関東では9戦6勝3着3回という好成績でここに挑戦していました。斤量差の利があったことは確かですが,いきなりこれだけのメンバーを相手に結果を出しましたので,今後の南関東重賞でも目の離せない存在だといえるでしょう。父は重賞2勝のロイヤルタッチ。
騎乗した船橋の本多正賢[まさかた]騎手はデビュー10年目で南関東重賞初制覇。管理している船橋の函館一昭調教師は,厩舎開業28年目でやはり南関東重賞初制覇。日本競馬史を語る上で欠かせない函館一族の末裔です。
I歯科での具体的な治療内容を記述していく前に,ひとつだけ説明しておきたいことがあります。
僕はこの頃,というか今年に入ってからといっていいでしょうが,ときに歯の痛みを感じていました。それは虫歯あるからではあったのですが,正確にいえば,この痛みの原因はただ虫歯があるからというだけではなく,もっと別の要因があるからだと自分では思っていました。といいますのも,それまでに感じたことがある虫歯の痛みとは,痛みの質というものがやや異なっていると感じられたからです。それが歯槽膿漏なのか歯肉炎なのか,あるいはもっと別のものなのかまではもちろん自分では分かりませんでしたが,単に虫歯があるというだけではなくて,何らかの歯周病が発生している,ないしは発生しつつあると思っていたのです。
実は,この歯周病というのが,糖尿病と大いに関係しています。一般的に糖尿病患者は歯周病を発症しやすくなります。これは身体の抵抗力というものが糖尿病の場合には低下するからというのがその理由なのですが,糖尿病と歯周病との間には,ただそれだけにはとどまらないような関係があるのです。
たとえば,ヘモグロビンA1cの値が高い人間,要するに糖尿病患者ですが,この人間が何らかの歯周病を発症したとしましょう。そしてその糖尿病患者に糖尿病に関する何らかの治療を施すことにより,ヘモグロビンA1cの値が改善しますと,歯の治療は一切行わなかったとしても,歯周病の方も改善することがあるという統計が出ています。さらにこれは逆もあって,ヘモグロビンA1cの値が高い糖尿病の患者が,同時に歯周病を発症している場合,歯周病の方を治療して糖尿病に関しては何らの治療も行わなかった,あるいは治療はしていても,それまでの治療以上のことは何もしなかった場合でも,歯周病の方が治癒する,あるいは改善するだけで,ヘモグロビンA1cの値も改善する場合があるということも統計的に出ているのです。
僕はこのような相関関係が糖尿病と歯周病との間にあるということを知っていました。そしてこの時期は血糖値が安定していなかった時期でもありますので,単に歯が痛いときがあり,さらに時間的にもやや余裕があったということだけが,僕が歯を治療するということを決断した理由ではなかったのです。
先手を奪ったのはサザンクロスラリー。ディアーウィッシュとクレイアートビュン,シャレーストーンがこれを追い,トーセンアーチャー,ボンネビルレコード,カキツバタロイヤルは固まった中団馬群の中。ルースリンドは後方集団の前。前半の800mは48秒0で,ややハイペースといったところ。
直線に入ると外に持ち出したカキツバタロイヤルが一気に先頭に。直線半ばではセーフティーリードかと思いましたが,馬群をさばいたボンネビルレコードが内から一気に伸びて猛追。しかしぎりぎりのところでこれを凌いだカキツバタロイヤルの優勝。ボンネビルレコードが2着で3着はディアーウィッシュ。
優勝したカキツバタロイヤルは名前からも連想できるように東海デビュー。当地の重賞も含めて5勝した後,昨年11月に船橋に転入。下級条件からのスタートとなったこともあり,南関東では9戦6勝3着3回という好成績でここに挑戦していました。斤量差の利があったことは確かですが,いきなりこれだけのメンバーを相手に結果を出しましたので,今後の南関東重賞でも目の離せない存在だといえるでしょう。父は重賞2勝のロイヤルタッチ。
騎乗した船橋の本多正賢[まさかた]騎手はデビュー10年目で南関東重賞初制覇。管理している船橋の函館一昭調教師は,厩舎開業28年目でやはり南関東重賞初制覇。日本競馬史を語る上で欠かせない函館一族の末裔です。
I歯科での具体的な治療内容を記述していく前に,ひとつだけ説明しておきたいことがあります。
僕はこの頃,というか今年に入ってからといっていいでしょうが,ときに歯の痛みを感じていました。それは虫歯あるからではあったのですが,正確にいえば,この痛みの原因はただ虫歯があるからというだけではなく,もっと別の要因があるからだと自分では思っていました。といいますのも,それまでに感じたことがある虫歯の痛みとは,痛みの質というものがやや異なっていると感じられたからです。それが歯槽膿漏なのか歯肉炎なのか,あるいはもっと別のものなのかまではもちろん自分では分かりませんでしたが,単に虫歯があるというだけではなくて,何らかの歯周病が発生している,ないしは発生しつつあると思っていたのです。
実は,この歯周病というのが,糖尿病と大いに関係しています。一般的に糖尿病患者は歯周病を発症しやすくなります。これは身体の抵抗力というものが糖尿病の場合には低下するからというのがその理由なのですが,糖尿病と歯周病との間には,ただそれだけにはとどまらないような関係があるのです。
たとえば,ヘモグロビンA1cの値が高い人間,要するに糖尿病患者ですが,この人間が何らかの歯周病を発症したとしましょう。そしてその糖尿病患者に糖尿病に関する何らかの治療を施すことにより,ヘモグロビンA1cの値が改善しますと,歯の治療は一切行わなかったとしても,歯周病の方も改善することがあるという統計が出ています。さらにこれは逆もあって,ヘモグロビンA1cの値が高い糖尿病の患者が,同時に歯周病を発症している場合,歯周病の方を治療して糖尿病に関しては何らの治療も行わなかった,あるいは治療はしていても,それまでの治療以上のことは何もしなかった場合でも,歯周病の方が治癒する,あるいは改善するだけで,ヘモグロビンA1cの値も改善する場合があるということも統計的に出ているのです。
僕はこのような相関関係が糖尿病と歯周病との間にあるということを知っていました。そしてこの時期は血糖値が安定していなかった時期でもありますので,単に歯が痛いときがあり,さらに時間的にもやや余裕があったということだけが,僕が歯を治療するということを決断した理由ではなかったのです。