スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

銀河戦&2014年9月の通院

2014-10-04 19:04:13 | 将棋
 9月30日に放映された第22回銀河戦決勝。対局日は8月11日。その時点での対戦成績は渡辺明二冠が5勝,松尾歩七段が3勝。
 振駒で先手となった松尾七段の中飛車。渡辺二冠が向飛車にし,2筋を伸ばしたところで先手が飛車を2筋に戻しました。結果的に先手が居飛車,後手が向飛車の相穴熊という戦型に。ただ,先手が5筋,後手が2筋に位を張っているのは通常の対抗形との大きな違い。僕には先手が損な指し方と思えるのですが,どうなのでしょうか。
                         
 ここで先手が▲8六角と上がったのが疑問手で,これ以降はずっと後手がリードを保ったまま終局したというのが,感想戦の結論になったように僕には思えました。▲9六歩△9四歩▲1六歩のように指すべきだったという見解が示されましたが,それは一局としかいいようがありません。
 ▲8六角に後手は△5五角と歩を取れますが,先に△3六歩と突きました。▲同歩△5五角もあり得ないわけではないようですが,普通は先手がひどいでしょうから▲5八飛。飛車が動いたので後手は△2六歩と突きました。
                         
 ここで▲5四歩から攻めていきましたが,それが迫力不足で,先手は明らかに苦しくしました。▲6八角と引く手があり,正確に対応すればそれでも後手がよいようですが,実戦よりは難しい展開になったものと思われます。▲5四歩としたため後手の角筋が通ったのが大きく,後に角を引くことができなくなってしまいました。実戦も途中で先手が飛車角両取りを掛けたとき,後手が△8八角成と切っていく手が出現しています。
                         
 渡辺二冠の優勝。第13回に初優勝した後,15回19回も優勝していて,3年ぶり4度目の銀河戦優勝です。

 HbA1cは6.4%になっていました。7月にぎりぎりで6%台に突入したものが,さらに下がっていたことになります。何度もいっているように,僕の血糖値は暑い時期が最もよく統御できていて,それは今年の夏も同様でした。ですから数値の幅はともかく,下がっていることは予想通りでした。K先生は,低血糖の有無を尋ねてきました。これはサマリーに示してあるので,直前に受け取ったそれを見せました。発症がありましたので,K先生はランタスの注射量を元に戻すことも示唆しました。ただ,これからは気温は低くなってきますので,減らせば6%台を維持するのは困難だと僕には思えました。最も恐れなければならないのは深夜の低血糖なのですが,それは発症していませんでしたので,これまでの注射量は維持することになりました。目覚めているときには体調に異変を感じますから,すぐに対策を施すことができるからです。それでも症状が出た記録が残っているのは,実際に低血糖状態になっているかを確認するために,血糖値の計測を行った場合の記録も残っているからなのです。
 ほかにふたつの異常がありました。
 ひとつがナトリウム。これが135mEq/ℓで,正常値の下限を1mEq/ℓだけ下回っていました。2012年の10月から,1度だけ除いてこの検査はずっと行われていましたが,異常値であったのは初めて。ただ,そんなに大きな異常ではありませんでしたし,K先生からの話もありませんでした。正常値の上限が147mEq/ℓですが,僕は高くても140というのがこれまでの最高で,下限の136ということも何度かありました。体質的には低い方なのだと思われます。
 もうひとつはカリウム。こちらは5.3mEq/ℓで上限を0.3オーバーしていました。これは2013年12月以来の異常。そのときが5.2だったので,過去最高です。ただ,これは直前に何を食べたかによっても影響を受けるようです。また,ナトリウムと同じように検査されていますが,下限値の3.6に対し,3.9という結果が1度あっただけで,4mEq/ℓ台の後半が多く,こちらも体質的に高い方なのでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする