現地時間で昨日の午後4時半の発走となったロンシャン競馬場での凱旋門賞GⅠ芝2400m。今年は日本から3頭が出走しました。
出走した3頭はいずれも後方から。ジャスタウェイは後方4番手。道中で後方5・6番手まで位置を上げ,20頭立ての馬群の内目を追走。ゴールドシップとハープスターはほぼ並ぶように最後尾から。ゴールドシップの方が内枠でしたので,最初はハープスターが外でしたが,ゴールドシップが外に持ち出し,ハープスターは内に入れたので,内と外が入れ替わりました。
最後の直線に向うところではハープスターが単独で最後尾。そこから大外に持ち出して追ってきましたが,勝負に加わるというところまでは追いつかず,およそ4馬身半くらいの差の6着。道中は内で脚を溜めて直線で外に出すというのはおそらく作戦通りだったのでしょう。ただこのレース振りは相手と展開次第という面があります。自分からレースを支配しにいかれないのはこの馬の弱み。強力メンバーを相手にすると,今後もこの弱点を抱え続けることになります。脚質転換が必要になるかもしれません。
ジャスタウェイは直線も内目を捌いて進出。大きな不利はなかったと思えますが,ハープスターにやや遅れをとっての8着。画面を通して視た印象からは,状態は非常によかったように感じられました。ただいかんせん距離が長かったのではないでしょうか。少なくともこの馬の持ち味を最も発揮できる距離が2400mであるようには思えないです。凱旋門賞は日本馬が勝たなければいけないレースになっていますが,勝つ価値のある海外のレースはほかにもありますので,適性が高いそういうレースに出走してほしかったと僕は思っています。
ゴールドシップはハープスターより早めに仕掛けていきましたが,伸びきれずにジャスタウェイから2馬身半くらい遅れての14着。この馬の場合は相手関係以前に,馬が走るレースと走らないレースを選びますので,ここは馬が走ることを拒否したという結果でしょう。帰国して有馬記念に出走するようなら,また走ってくれるものと思います。
9月14日,日曜日。母と妹が美容院へ。午後1時の予約で午後3時半前に帰宅。その後,午後5時半からピアノのレッスンもありました。この日は妹の誕生日ですが,ハードな日程になってしまいました。
時系列だと少し遡りますが,8月の上旬,お盆の前あたりから,僕は精神的に変調を来していました。これは支障があるので具体的には書けません。読んでもはっきりと理解できないことをいうのは心苦しいのですが,哲学と関係するので,一般的記述に頼って,差し障りの出ない範囲で書いておきます。これは自分のためでもありますし,もしかしたらいずれは具体的な内容を示すことができるようになるかもしれません。
精神的変調を来す原因は,大きくふたつに分類できます。ひとつは自分自身,あるいは自分がなし得たと思えるような事柄によって生じる場合で,もうひとつは自分では統御できないような事象によって生じる場合です。スピノザに近付けていえば,変調の原因の表象像に何らかの形で自分が含まれるという場合が前者で,自分の表象像が含まれないという場合が後者です。
たとえば,精神的変調を契機とするような自殺の衝動というような思惟作用は,僕には前者の場合にのみ発生し,後者の場合には生じません。論理的仮説として示すなら,変調の原因となっている自分自身を消滅させたいという欲望が,前者の場合には生じ得るのに対し,後者の場合には生じ得ないからだと思います。
ただ,この種の精神的変調が僕に発生した場合には,僕はどのような方法でそれを消去し得るのか,いい換えればその変調から回復できるのかということを,概ねは心得ています。この場合の変調というのは,深さでいうならば後者の場合よりも深いように感じるのですが,長期にわたって継続するというわけではありません。少なくとも8月の上旬に発端があって,それが9月の半ばまで継続するというような類の変調ではないのです。
つまり今回の変調は後者の場合でした。もっとも,自分の統御できない事象によって悲しみを感じるということは,避けて通ることができないのであり,大概は処理できるものであることも確かです。
出走した3頭はいずれも後方から。ジャスタウェイは後方4番手。道中で後方5・6番手まで位置を上げ,20頭立ての馬群の内目を追走。ゴールドシップとハープスターはほぼ並ぶように最後尾から。ゴールドシップの方が内枠でしたので,最初はハープスターが外でしたが,ゴールドシップが外に持ち出し,ハープスターは内に入れたので,内と外が入れ替わりました。
最後の直線に向うところではハープスターが単独で最後尾。そこから大外に持ち出して追ってきましたが,勝負に加わるというところまでは追いつかず,およそ4馬身半くらいの差の6着。道中は内で脚を溜めて直線で外に出すというのはおそらく作戦通りだったのでしょう。ただこのレース振りは相手と展開次第という面があります。自分からレースを支配しにいかれないのはこの馬の弱み。強力メンバーを相手にすると,今後もこの弱点を抱え続けることになります。脚質転換が必要になるかもしれません。
ジャスタウェイは直線も内目を捌いて進出。大きな不利はなかったと思えますが,ハープスターにやや遅れをとっての8着。画面を通して視た印象からは,状態は非常によかったように感じられました。ただいかんせん距離が長かったのではないでしょうか。少なくともこの馬の持ち味を最も発揮できる距離が2400mであるようには思えないです。凱旋門賞は日本馬が勝たなければいけないレースになっていますが,勝つ価値のある海外のレースはほかにもありますので,適性が高いそういうレースに出走してほしかったと僕は思っています。
ゴールドシップはハープスターより早めに仕掛けていきましたが,伸びきれずにジャスタウェイから2馬身半くらい遅れての14着。この馬の場合は相手関係以前に,馬が走るレースと走らないレースを選びますので,ここは馬が走ることを拒否したという結果でしょう。帰国して有馬記念に出走するようなら,また走ってくれるものと思います。
9月14日,日曜日。母と妹が美容院へ。午後1時の予約で午後3時半前に帰宅。その後,午後5時半からピアノのレッスンもありました。この日は妹の誕生日ですが,ハードな日程になってしまいました。
時系列だと少し遡りますが,8月の上旬,お盆の前あたりから,僕は精神的に変調を来していました。これは支障があるので具体的には書けません。読んでもはっきりと理解できないことをいうのは心苦しいのですが,哲学と関係するので,一般的記述に頼って,差し障りの出ない範囲で書いておきます。これは自分のためでもありますし,もしかしたらいずれは具体的な内容を示すことができるようになるかもしれません。
精神的変調を来す原因は,大きくふたつに分類できます。ひとつは自分自身,あるいは自分がなし得たと思えるような事柄によって生じる場合で,もうひとつは自分では統御できないような事象によって生じる場合です。スピノザに近付けていえば,変調の原因の表象像に何らかの形で自分が含まれるという場合が前者で,自分の表象像が含まれないという場合が後者です。
たとえば,精神的変調を契機とするような自殺の衝動というような思惟作用は,僕には前者の場合にのみ発生し,後者の場合には生じません。論理的仮説として示すなら,変調の原因となっている自分自身を消滅させたいという欲望が,前者の場合には生じ得るのに対し,後者の場合には生じ得ないからだと思います。
ただ,この種の精神的変調が僕に発生した場合には,僕はどのような方法でそれを消去し得るのか,いい換えればその変調から回復できるのかということを,概ねは心得ています。この場合の変調というのは,深さでいうならば後者の場合よりも深いように感じるのですが,長期にわたって継続するというわけではありません。少なくとも8月の上旬に発端があって,それが9月の半ばまで継続するというような類の変調ではないのです。
つまり今回の変調は後者の場合でした。もっとも,自分の統御できない事象によって悲しみを感じるということは,避けて通ることができないのであり,大概は処理できるものであることも確かです。