スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

農林水産大臣賞典マイルチャンピオンシップ南部杯&最大の不名誉

2014-10-13 19:03:32 | 地方競馬
 大レースの勝ち馬が不在という,やや低調なメンバーで争われた第27回南部杯
 短距離戦で先行していたポアゾンブラックの逃げ。ベストウォーリアが2番手でマーク。その後ろは内からキョウエイアシュラ,アドマイヤロイヤル,ナムラタイタンの3頭が併走。前半の800mは47秒5でミドルペース。
 3コーナーを回るとナムラタイタンがベストウォーリアの外へ。さらにその外をコミュニティが追い上げました。ただ,この2頭は外を回った分もあり,見せ場を作ったまで。余裕をもって追走していたベストウォーリアがポアゾンブラックを差して優勝。逃げ粘ったポアゾンブラックが4馬身差で2着。内目を回ってきたアドマイヤロイヤルが1馬身差の3着。
 優勝したベストウォーリアは前走のプロキオンステークスからの連勝で重賞3勝目。大レースは初制覇。やや低調となったメンバーの中で,これまでの実績と近況を考えると最上位。大レース制覇を達成する絶好のチャンスを掴みました。最強クラスの馬たちに追いついたとはまだいえないかもしれませんが,そのクラスまでいく可能性は十分にある馬だと思います。
 騎乗した戸崎圭太騎手は昨年の阪神ジュベナイルフィリーズ以来の大レース制覇。南部杯は初勝利。管理している石坂正調教師は3月のドバイシーマクラシック以来の大レース制覇。南部杯は初勝利。

 なぜ僕がいわれなき称賛を受けた場合に,それを名誉gloriaではなくそれとは反対の意味で不名誉と感じてしまうのかといえば,この事態を俯瞰的にみた場合には,僕が嘘をついているというようにみられるであろうと考えるからです。他面からいえば,僕が称賛に値するとは思えない行為をなした結果effectusとして,その行為をある人が称賛したとするなら,第三者がこれを把握した場合に,僕が僕を称賛している人をあたかも騙しているようにみえると思うのです。
 僕は他人から軽んじられるということ,蔑まれるとか,疎まれるといったような意味において軽んじられることはほとんど気になりません。少なくとも今はそうです。むしろ相手によっては,このような意味合いで軽んじられるのを,ありがたいと感じることもあるくらいです。ですから僕はこのようなことを認識したとしても,不名誉を感じることはありません。むしろそれを名誉と感じることもあるほどです。しかし,僕は他人から嘘をついていると思われることは苦痛です。ですから嘘つきだと思われたとしたら,それは不名誉だと思ってしまうのです。つまりこのことは,別に他者の称賛があるかないかということとは関係ありません。どのような場合であっても,嘘をついていると思われること,あるいは嘘をついているのではないかと疑われることが,現在の僕にとっては最大の不名誉となっているのです。
 今回の精神的変調の一端は,僕のこのような受動感情によって担われていました。ある関係において,僕は嘘をついたということはなかったのですが,そのように疑われてもおかしくないような状況が発生していたのです。基本的に僕はそのような事態が発生しないように努力はしています。たとえば僕は文章を書くときにも,非常に回りくどい記述をするということがありますが,その理由のひとつとして,そのような努力の結果が表出されているという点があげられます。真実をそのまま記述するということは簡単ですが,どうしてもそのようにはできない場合というのが発生します。そのときに,記述内容が嘘にはならないようにするために,余計であると思われるような説明も足すのです。
コメント
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