書き逃げアンドロイド。

副交感神経が優位になるような写真が好き。

○Sigma 400㎜f5.6 APOの曇り除去。

2017年03月11日 23時37分26秒 | 日記
シグマAPO 400㎜ f5.6の光学系の一部に激しくクモりが出てしまったので

分解清掃しようかと思ってググってみたら

↓こういうブログがあった

Sigma AF-APO400mm F5.6を分解 ごっさん居眠り中

どうも吸盤オープナーとかレンズサッカーといった専用器具がないと分解出来ないようで

前玉を見るとリングネジ的なもので締め込まれているようなのだけど

このリングには引っ掛かりが全くなく レンズごと回して締め込んであるらしい

吸盤オープナーもレンズサッカーも代用はできるらしい

ちなみにマウント側からは分解不可能じゃないかと思う



実写ページ

D60(630万画素モデル)ならソコソコ良く写るらしいんだが

EOS M10(1800万画素モデル)ではお金をかけてまで使う価値はないかもしれない



吸盤オープナー



レンズサッカー




 ◇続き

その後前述と別のこちら↓のサイトで同レンズの曇り除去を試行しているんだけど

PenPenさんちのジャンクヤード

メラミンスポンジやコンパウンドを駆使しても曇りは取れなかったそうな



レンズが曇る原因というのはいくつかあるらしいんだけど

ガラス材料自体から成分が析出して曇ることもあるそうで

その場合研磨し直しても再び曇るんだそうな



他にもレンズが曇る原因としては

家具の木材に使われている防腐剤や 衣類防虫剤の成分が

レンズのガラス材料の成分と反応して結合してしまうこともあるらしい



どちらにしても光学系の中の特定のレンズエレメントだけがやたらと曇ることになるようです



一般的に「使っているレンズは曇らない」と言われるのは

防虫剤や防腐剤に暴露され続けていないのが理由の一つかもしれない



おいらのキヤノンNew FDレンズは全て食品密閉容器に封入しておいたためか

30年近く死蔵していたけど今のところ曇りは出ていない



これらを踏まえてレンズの曇り対策を考えると

窓を開けて充分に換気をしながら食品密閉容器に封入しておくのが良いのかも



別に保証は出来ないけど


 ◇さらに続き

吸盤オープナー代わりにPETボトルの底を切り出したり

ダンボールで筒をこさえたり

UCCの缶コーヒーの底を利用したりして

クッションテープを貼付けて代用してみた

Fig:

カニレンチ的なものも今回限りのために買うのも何なので

2㎜厚の塩化ビニール板に金属板をネジ留めして専用工具の代用にしてみた

鏡筒の前部分を外した後に出てくるフォーカス系レンズ群は

1枚目が幅39㎜で

背景が白いので白いPVC板が見づらいけど

右側のステンレス板はT-50のアクセサリーシューの裏板


2枚目は幅33.5㎜(周囲に余裕があるので34㎜でもよかったと思う)

 ◇追記:ちなみにフォーカス系2枚目は ネジ部分よかレンズの中央が凸出しているので注意が必要



前述のPenPenさんの400㎜は曇りが取れなかったそうなんだけど

おいらの400㎜はレンズペーパーで拭いただけで曇りがスッキリ除去できた

曇りが出てからの経過時間が短かったからかも知れない

Before


After


曇っていたのはフォーカス系の2枚目だけだった

同じ空間にある1枚目にも3枚目にも曇りがなかったので

曇り癖のあるガラスというのがやっぱりあるらしい



とまあ曇り除去をしてみたもののEOS M10で使うためにはEFマウントへのアダプターが必要となる

ごっさんさんの実写を見る限り6メガピクセルでも解像度が既に足りないらしいので

この際プラスチック製のボディキャップやレンズダストキャップを利用して

簡易的なマウントアダプターをこさえてしまおうかと



多分こさえても ほとんど使わない気はするが

640㎜相当の超望遠レンズというのは一回くらいは使ってみたい気もする






Ende;
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