擬態というのは捕食者選択の結果であって 捕食される側の目的意図や戦略によって擬態ができるわけではない
遺伝的進化において どんなに頑張っても自らの遺伝子を目的意図や戦略に基づいて選択することなど構造原理的に不可能である
もし「生存戦略」という概念が正当化されるとすれば ヒトにおける先天性の疾患に対して「生存に適さない遺伝子を選択した愚か者」だと述べていることと同義である
それは優生思想に基づく障害者断種を正当化することをも意味するのである
もちろん科学論理的に鑑みても遺伝的進化に「生存戦略」などという概念は成立せず 非科学的大嘘でしかない
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